タカラ塗料のブログ

なぜ車の色褪せが起こる?色褪せが起きたら? その1

タカラ塗料代表の大野です。
今回は車の色褪せがなぜ起こるのか?について書きます。

昔から「赤い車は色褪せしやすい」というのが常識でした。
よく駐車場の看板とかでも赤い文字だけ飛んでしまって、重要なところが読めない、なんてありましたよね。赤は紫外線を吸収しやすく、より退色が早いのです。

ただ現在ではマツダがイメージカラーにレッドを使うように、紫外線によって退色しにくい(色褪せしにくい)色が採用されるようになってきました。
それだけ強い色が開発されてきたのです。

ここでいう「色」とは「顔料」のことを指します。
塗料は「樹脂」と「顔料」で構成されていて、樹脂は(ほぼ)透明なものです。
顔料は2種類あり、色を出す「着色顔料」と粘度を上げるためや厚みを持たせるための「体質顔料」があります。

で、色を表す「着色顔料」にもさらに2種類あり、「無機顔料」と「有機顔料」があります。
一般に「無機顔料」は太陽光線などの紫外線に強く、「有機顔料」は弱い(色褪せしやすい)傾向があります。

そして無機顔料は白や黒、鈍い色やシルバー、パールなどで、有機顔料は赤や黄色などの鮮やかな色が多いです。

続きます

24.07.28京都髙島屋店にてライブペイントを行いました

タカラ塗料大野です。

昨日は、TAKARA TORYO 京都髙島屋S.C [T8] 店でライブペイントしてもらいました。
今回は神戸芸術工科大学の廣中ゼミ @hnkseminar_kduniversity の学生さんで、 @misogi_shikyoin さんです。

まずは事前にベースの色をエーフィの色にしてほしいとのことですので色を作りました。

エーフィをネットで拾ってきて印刷しました。こんな色を作ります。
作りながらちょっとくすましたり紫に寄せたりとしました。そして気持ち濃いめで作りました。
左上が最終。ちょっと濃いめ。
あと30分で学生さん来ちゃう!早く塗らな!の図
エーフィ色の乾き待ちの図。
エーフィ色の上に鉛筆であたりを付けてるの図
絵が好きな子は必ず立ち止まるの図

廣中ゼミでは普段から大きめの絵を描いたりされているのですが、時間制限があるなかでやるというのが難しかったそうです。ですがさすがにこなれた手つきでどんどん仕上げていき、ちょっと時間オーバーしましたが完成しました。

記念撮影の図

ちなみに現在はゲリラ的に行っていますが、これも初めて行う学生さんにプレッシャーにならないようにと考えてのことです。同じ方に2回目やってもらうときはどんどん宣伝していこうと思っていますので、また見に来ていただければと思います。

7/26 改めまして臨時休業のお知らせ

タカラ塗料代表の大野です。

かねてよりお知らせしておりましたが明日7月26日は誠に勝手ながら社員研修のため下記のとおり大阪本社を臨時休業とさせていただきますので、お知らせいたします。
お客様にはご不便とご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解ご了承のほどお願いいたします。

2024年7月26日(金)終日休業

※京都髙島屋S.C.[T8]店は、通常どおり営業いたします。
※26日は大阪本社における出荷業務を停止させていただきます。また、電話やメールのお問い合わせにもお答えできません。
※休業中にいただきましたご注文やお問い合わせ等に関しましては、7月29日以降より順次対応いたします。

申し訳ございません。

2時間塗り放題!京都髙島屋店でのイベント情報

タカラ塗料の大野です。

昨日は京都髙島屋S.C.[T8]店に行って店頭に立っていました。
初めてタカラ塗料を見たお客様と何人かお話させていただきましたが、めちゃくちゃ喜んでいたり、興奮されているお客様を見ると元気をいただけます。

昨日は「DIYしてるけどこんなにたくさんの色を見たことがない!」「お父さんに聞いてペンキを買いに来た」「結構簡単に塗料って塗れるんやね」という意見をいただきました。

さてさて、京都髙島屋のお店では現在面白いイベントをやっています。
それは三辺合計150cm以内のサイズのものなら2時間3000円でどんな色でも塗り放題!というイベントです。これはDIY好きにはたまらない、京都髙島屋6Fにあるシェアラウンジ並みにお得なサービスです。

どんなものが塗れるか考えてみたのですが、
・スツール
・カラーボックス
・机に載るサイズのキャンバスを持ってきて絵を描く
・リメ缶50個ぐらい?全部違う色で塗る
・フォトフレーム100個ぐらい?違う色で塗る
などなど。作品を作られたりしてる方ならこのお得感がわかっていただけるかと思うのですが。。

詳しい情報は京都店のブログをご覧くださいませ!

ちなみに京都店ではLINE公式に申し込むと京都の限定色の50ℊの塗料がもらえます。

暑いときに刷毛ローラーで車を塗るときに気を付けること

タカラ塗料代表の大野です。
今回は暑い時期に刷毛とローラーで車を全塗装したい方への注意点を書きます。

夏休みの休暇で車を塗りたい方も多いと思われます。
ちなみにタカラ塗料の車を始めて塗ったのも真夏のお盆休みのことでした。日向で塗ったので相当に熱く、ボディも焼けていたのあっという間に乾きます。
それでもなんとかきれいに塗れた思い出があります。

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今回はそんな経験から、夏の休暇、特にお盆休みの時期に車をきれいに塗るためのなるべく気を付けることを書きます。

1、車を冷やす
当たり前といえば当たり前なのですが、触れないほどに暑くなった車は塗料を塗るとあっという間に乾いてしまい、刷毛ムラやローラーのムラがそのまま残ってしまいます。
ですのでできれば、塗装前の車は日陰に置き、できるだけ冷ましてください。

その際水をかけたりすると、乾くまで塗料に水が混ざったりする場合があるので、推奨しません。
水をかける場合はドアの隙間なども入念にふき取るようにしてください。マスキングテープが引っ付かなかったり、思わぬところから水が出て、特に油性系の塗料はトラブルになってしまいます。

2、日陰で塗る
もちろん塗るときもできれば日陰で塗ることをお勧めします。
屋根があるところがベストですが、建物などで陰になるようなところで塗るのもベターです。
できたら曇りの日がよいです。

3、シンナーや水で少し多めに薄める
少し薄めにすると乾燥時間をより遅らせることができます。
そしてさらに乾燥を遅くするリターダーやバランサーなどの使用も強くお勧めします。

4、塗装中も塗料の粘度が上がっていないか注意する
塗装中にバケツの中に入っている塗料も、風や日光により濃くなっている場合があります。
また表面だけ先に乾いてバケツ内の塗料に膜ができてしまうこともあるので、よくかき混ぜながら、また休憩するときは必ずラップなどで乾燥を防ぐようにしてください。

5、塗装中に塗料をたびたびかき混ぜる
塗料を薄めにすると塗料の成分(色の顔料や艶消し剤)が「沈殿」(ちんでん)してしまう場合があります。
ですのでローラーや刷毛でよくかき混ぜながら塗装するようにしましょう。

以上思いつくことを書きましたが、夏場は上記を気を付ければ問題なく塗れることができます。

ただやはり乾燥が早いのが原因でゆず肌といってぼこぼこがついてしまう場合があります。
そんなときはほぼマストでリターダーやバランサーで乾燥を遅らせるようにしてください。

ラッカーリターダーはこちら
ウレタンリターダーはこちら
水性用バランサーはこちら

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。

  • タカラ塗料オリジナルカラー

    142色の美しいマットな TAKARATORYOオリジナルカラー

  • 水性ステイン

    珍しいホワイトや古材風色の 水性ステイン

  • ペインタブルテープ

    貼って塗って剥がせば原状回復 ペインタブルテープ

  • ラストブロック

    サビを完全に落す必要なしの下塗り剤 ラストブロック