2025年2月5日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
今日はモルクラフトのワークショップでした。
そこでお客様とのお話の中で、
「日本人はやっと白以外の壁を使うようになってきたが、それでもまだまだグレーが多い」
って話になりました。
確かに。。。と思ったのですが、モルクラフトの色もグレーが基本。
モールテックスの色味もグレーが人気だそうです。
またワンポイントに塗料を壁に塗るよ、って言ってもグレー系の色が多いのです。
それらは欧米のインテリアのカラー事情を知るお客様にとってはまだまだ色味が少ないって話をされていました。
全くの同感です。
そう考えると去年から新色でグレー系しか出してないのでもっと色味の提案をしていかなくてはな、と反省をしました。
そんなインテリアのカラーを考えるセミナーが2/23にグランフロントであります。
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2025年1月28日 | CATEGORY:ワークショップ
2025年1月23日、タカラ塗料大阪本店にてマイクロセメント「モルクラフト」のワークショップを行いました。昨年末に開催して以来、好評につき第3回目の開催です。
マイクロセメント「モルクラフト」とは
マイクロセメントとは、樹脂と細かな石や砂を混ぜ合わせたモルタル系の左官材のこと。 天然材料を基調とする漆喰とは異なり、樹脂を含んでいるのでうすく塗ってもひびが入り難く、カーブなどの曲線にも追従して施工できる点が注目されています。
同じようにマイクロセメントの左官材では、ベルギー製の「モールテックス」の名前をご存じの方もいらっしゃると思います。
タカラ塗料のマイクロセメント「モルクラフト」はモールテックスに比べると知名度はまだ低いのですが、防水性に優れ、施工のしやすさや扱いやすさ、材料単価の安さなどからお問い合わせが増えているところです。「モルクラフトを店舗施工に提案したい」「色を実際に見てみたい」「興味があるので話を聞いてみたい」といったお声から、ワークショップの開催に至りました。
「モルクラフト」ワークショップの様子をご紹介
まずはスライドや実際の制作物をご覧いただき、モルクラフトの説明を行いました。美しいコテ模様のつく原理や施工の工程など、皆さん真剣な表情で聞かれていました。
コテを使って、A3サイズの板にモルクラフトを実際に施工。日頃からコテを使い慣れていらっしゃる左官職人の方のコテさばきに見惚れる時間も。磨いて目を詰める工程に最適なイタリア製のコテが使いやすい、というご感想をいただきました。
トップコートを塗って乾燥させた後、マスキングテープを剥がしてきます。
施工する方によって千差万別の個性ある美しい模様が完成しました。
第3回「モルクラフト」ワークショップにご参加された方のご感想
参加されたのは左官職人の方や、店舗デザイン設計、リノベーションに携わる方。ご意見ご感想をいただきました。
・興味のある製品だったので、ワークショップ大満足です。すぐ仕事に導入したい。
・2時間という短い時間で集中して受講できたので、業務調整して気軽に参加することができて良かった。
・安心して店舗施工を検討中のお客様に提案できます。
ワークショップ後に、塗料塗装を含めた個別相談の時間も大変盛況でした。
ただ今「モルクラフト」ワークショップ2月開催分のお申し込み受付中
現在、2月開催分のお申込み受付中です(※定員満了の際は、受付を締め切らせていただきますことご了承ください)。モルクラフトワークショップの詳細・お申込みはこちらからご覧ください。
2025年1月21日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
マイクロセメント「モルクラフト」で作るスツールづくり。今回はやっと完成です。
まあ長々と引っ張りましたが、工程としては組み立て、パテ盛りで1日、ベース塗りで1日、主材2回塗りで1日、トップで1日で、4日で完成しています。
作業時間はそんなに長くなくって乾燥時間が長い感じですね。
トップは2液硬化型で塗ると固くなるので研磨で形を整えないといけないところは最後に整えておきます。このスツールでは地面に接するところが水平になってほしいのではみ出したモルクラフトを手研磨で削り落としておきました。
2液型のトップの硬化剤を比率通りに混ぜてコテでしみこませるように押し込みながら塗ります。
このトップをしみこませることで耐水性や強度がでて、強くなります。
ただちなみにこちらはスツールで耐水性とかはそんなに必要ないかなと思い、天板だけ2回塗りして完成させました。
いい感じにできました。
次は何に塗ろうかと考えています!
今回のシリーズはこちらから>>