タカラ塗料のブログ

約20年塗り替えていない実家の塀の塗り替えリポート・・・下地処理編

タカラ塗料の大野です。
約20年塗り替えていない実家の塀の塗り替えリポート、下地処理編です。

はがれかけている塗料に新しい塗料を塗るのは砂漠の上に家を建てるようなもの

手で触る程度で剥がれてしまうような古い塗料の膜はできるだけはがす必要があります。全部はがすのは物理的に難しいのでとりあえずヘラではがせるような塗膜をできるだけはがしました。

今回の日程は古い塗膜はがしと高圧洗浄で半日、1週間後に塗装で半日ちょいの予定を組んでいます。
半日+半日ちょいなら一日で終わらせたらいいやん、って思われるかと思いますが、洗浄すると乾燥させないといけないので日にちを開ける必要があるのです。

はがしていくと何層かの色味と、下地のモルタル?が劣化したような砂っぽい層が見えてきます。
ヘラとこの後の高圧洗浄で落とせないようなものは落とさない方向でいきます。

高圧洗浄中。今回の作業は僕と妹で行っています。親父はちょっとだけ触ってるだけ。

高圧洗浄後のお肌。いろんな色が見えています。
おそらく先代が塗った色や別の色やらモルタルの色ですね。

とりあえず強力に汚れを落として完了。

ちなみに今回の塗装はDIYで40代兄妹が実家の塀を塗るって感じなので、皆様でも行っていただけるメニューとなっております。

つづく

約20年塗り替えていない実家の塀の塗り替えリポート・・・現場調査編

タカラ塗料の大野です。

正月の話、父親から
「実家の塀を塗ってくれ。おじいちゃん(タカラ塗料先代)が死んでから誰も塗ってくれない。」
といわれました。

父親はタカラ塗料を継いでいないため、塗料に関しては全くよくわからず、おじいちゃんが元気な時はよく塗ってくれたがもうボロボロだ、とのことです。

先代が亡くなってから約20年。ということはそれ以上塗り替えされていない塀はこちら。

あえてこの状態をさらします。めっちゃボロボロ。。

この塀の良くないところ

こちらの塀は見た感じこんな問題点があります。

旧塗膜(前の塗料)がはがれまくってる

手で触るとボロボロ落ちるほど、古い塗膜はぼろぼろになっています。

■何を塗ったか定かではない

おそらく先代は適当に余った塗料をグレーにして、上から上から塗っていったと思われます。

■下から水が上がってきて剥がれたり、上から水が回ってはがれたり。。

今回の塗装メニュー

今回の塗装はこんな感じで行こうと決定。

・下地調整(剥がれる塗膜ははがして高圧洗浄をかける)

・全体に含浸シーラーを塗って固める

・雨が当たる上部は防水使用の塗装(ライトプルーフウレタン)

・塀の部分は通湿性のあるヨウヘキコート

とします。

つづく。

タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、 「こんな塗料が欲しい!」 「あんな商品があったらいいな」 というご意見を多数お聞きします。 それを叶えるために、色々とお調べしまして既製品を探すのですが、存在しないことも多々あります。 無いなら作ってしまえ!ということで、他のお店には無いオリジナル商品が多数あります。 そんな商品をご紹介します。

  • セメント風塗料材

  • チョークボードペイント

  • エイジング塗料のコンガリー

  • サビ風塗料