タカラ塗料のブログ
2025年4月17日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料大野です。
実家の塀塗り、今回は塗装仕上げ編です。
塗る色はアーモンドラテっていう色に決定。
当初は日塗工の色からえらぼうかなと思っていたのですが、タカラ塗料のオリジナル色の中で外壁の色を合いそうな色「アーモンドラテ」を発見。
メーカーに通湿性のあるヨウヘキコートでアーモンドラテを作ってもらいました。
まず含浸シーラーで下地を固め、乾かしてからヨウヘキコートを塗っていきます。
ちなみに今回の塗装のコンセプトはプロが塗るっていうよりも、「実家の壁を子供らが親孝行で塗る」っていうイメージで塗っています。ですので養生も簡単にして、近所の人が通ったらおしゃべりをします。
養生も全部するわけではなく、キワだけ行い、床は見ての通り段ボールを突き付けて塗っています。
普通にざーっと塗っていくとこのような塗料が塗れていない「ス」ができます。
こういうところに塗料を押し込むように塗っていきます。
あっという間1回目塗りは終了。
雨のよく当たる上部分には防水性のあるライトプルーフウレタンのグレーを塗ります。
余ってたやつなんでたっぷり塗ります。
一回目が終了。2時間ぐらい乾かします。
乾いたら2回目を塗って完了!
アフターの写真がまだ乾いてないですが、見違えるようになりました!
この日の塗装にかかった実際の時間です。
8時45分頃 含浸シーラー塗装開始
9時10分頃 含浸シーラー終了
10時00分頃 ヨウヘキコート1回目塗装開始
10時55分頃 ヨウヘキコート塗装終了
11時05分頃 上部にライトプルーフウレタン塗装開始
11時20分頃 ライトプルーフウレタン塗装終了
12時30分頃 ヨウヘキコート塗装開始
13時30分頃 すべての塗装終了
この日は寒かったのですが風があったので乾燥がはやかったです。
オリジナル色のヨウヘキコートがご入用の際はメーカー調色になりますので少々お時間がかかりますが対応できますので、お問い合わせください。
2025年4月15日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
約20年塗り替えていない実家の塀の塗り替えリポート、下地処理編です。
はがれかけている塗料に新しい塗料を塗るのは砂漠の上に家を建てるようなもの
手で触る程度で剥がれてしまうような古い塗料の膜はできるだけはがす必要があります。全部はがすのは物理的に難しいのでとりあえずヘラではがせるような塗膜をできるだけはがしました。
今回の日程は古い塗膜はがしと高圧洗浄で半日、1週間後に塗装で半日ちょいの予定を組んでいます。
半日+半日ちょいなら一日で終わらせたらいいやん、って思われるかと思いますが、洗浄すると乾燥させないといけないので日にちを開ける必要があるのです。
はがしていくと何層かの色味と、下地のモルタル?が劣化したような砂っぽい層が見えてきます。
ヘラとこの後の高圧洗浄で落とせないようなものは落とさない方向でいきます。
高圧洗浄中。今回の作業は僕と妹で行っています。親父はちょっとだけ触ってるだけ。
高圧洗浄後のお肌。いろんな色が見えています。
おそらく先代が塗った色や別の色やらモルタルの色ですね。
とりあえず強力に汚れを落として完了。
ちなみに今回の塗装はDIYで40代兄妹が実家の塀を塗るって感じなので、皆様でも行っていただけるメニューとなっております。
つづく
2025年4月14日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
正月の話、父親から
「実家の塀を塗ってくれ。おじいちゃん(タカラ塗料先代)が死んでから誰も塗ってくれない。」
といわれました。
父親はタカラ塗料を継いでいないため、塗料に関しては全くよくわからず、おじいちゃんが元気な時はよく塗ってくれたがもうボロボロだ、とのことです。
先代が亡くなってから約20年。ということはそれ以上塗り替えされていない塀はこちら。
あえてこの状態をさらします。めっちゃボロボロ。。
この塀の良くないところ
こちらの塀は見た感じこんな問題点があります。
■旧塗膜(前の塗料)がはがれまくってる
手で触るとボロボロ落ちるほど、古い塗膜はぼろぼろになっています。
■何を塗ったか定かではない
おそらく先代は適当に余った塗料をグレーにして、上から上から塗っていったと思われます。
■下から水が上がってきて剥がれたり、上から水が回ってはがれたり。。
今回の塗装メニュー
今回の塗装はこんな感じで行こうと決定。
・下地調整(剥がれる塗膜ははがして高圧洗浄をかける)
・全体に含浸シーラーを塗って固める
・雨が当たる上部は防水使用の塗装(ライトプルーフウレタン)
・塀の部分は通湿性のあるヨウヘキコート
とします。
つづく。