タカラ塗料のブログ
2026年3月10日 | CATEGORY:お客様の声
こんにちは、タカラ塗料大阪本社の店頭スタッフです。
難波で古着屋をオープン予定のお客様がご来店くださいました。
白い壁で古着が浮く?店舗内装のご相談内容
ご相談内容は、「白い壁の影響で店内が明るく見えすぎ、ブランドイメージに合わない」というもの。
並べる予定の古着は、ブラウンやカーキなど落ち着いた色味が中心とのこと。
しかし、白い壁が照明を強く反射してしまうため、洋服とのコントラストが強くなり、
「服だけが浮いて見える」ことを気にされていました。
目指されているのは、服が主役として自然になじむ空間です。
そのため、壁は目立たせるのではなく、背景として落ち着かせる必要がありました。
ブラック塗装で“背景化”する店舗づくり
店頭では、床や什器とのバランスを確認しながら一緒に考えていきました。
お店にはアンティーク調の木目やアイアン素材が使われていたため、空間に統一感を持たせるには「明るさを抑えたブラック系」が良いのではないかと、お客様と相談しながら方向性を固めていきました。
ブラックは単に暗くする色ではありません。
光の反射を抑えることで、視覚的にスッと後ろに下がり、古着の色味を引き立ててくれます。
単色では出せない奥行き|サビエイジングの重ね塗り提案
黒は古着を引き立てる良い色ですが、単色で塗ると壁が少し平坦に見え、重たい印象になりがちです。
そこで、錆(さび)の風合いを表現できる塗料「錆エイジング」を重ねる方法をご提案しました。
重ねることで自然な濃淡が生まれ、光の反射が分散されます。
その結果、単色にはない奥行きが出て、壁が主張しすぎず視線が自然と洋服へ向かいます。
この効果をお伝えしたところ、お客様からは
「暗くするためではなく、服を引き立てるための塗装なんですね」
というお言葉をいただきました。
店舗照明で確認|失敗しない色選びの進め方
ベースカラーはブラック系の中からいくつか選定しました。
いきなり本番の塗装に入るのではなく、まずは実際の店舗で確認していただきます。
名刺サイズの色見本を壁面に当て、昼と夜、それぞれの照明環境で見え方を比較していただくようお伝えしました。
▲カラーグループ【ニュアンスブラック】の名刺サイズ色見本
色は光源や明るさによって印象がガラリと変わります。
実際の光の環境で確認することで、洋服との相性や空間全体のバランスを具体的に判断できます。
錆エイジングについても、まずは目立たない一角でテスト塗装を行い、
質感や濃淡のバランスを確認してから本番へ進む予定です。
壁の色と質感は、商品の見え方に直結します。
タカラ塗料の店頭では、イメージを伺うだけでなく「実際の空間でどのように確認するか」まで含めて、一緒にお話しさせていただいています。
オープン前の内装づくりも、ぜひお気軽にご相談くださいね。
【タカラ塗料 大阪本社】— 塗料専門店 —
住所:〒557-0063 大阪府大阪市西成区南津守4-3-17
TEL:06-6659-2321
営業時間:平日 9:00〜17:00
定休日:土・日・祝
👉 [店舗情報ページはこちら]
TAGS:エイジング塗装 錆エイジング
2025年10月22日 | CATEGORY:調色屋
2025年10月16日(木)および17日(金)に開催された、株式会社ARACO様主催の特殊塗装講習【第8回「特殊塗装」すご技職人養成塾】に、見学として参加いたしました。
会場は京都府八幡市にあるARACO様の作業場で、実際の現場さながらの環境の中、実践的な講習が行われました。
「特殊塗装」すご技職人養成塾について
そもそも特殊塗装(デコラティブペイント)とは?
「防火や内装制限があって本物の木材を使えないが、木の温もりを感じる空間を作りたい。」
そんな時、コンクリートに本物そっくりの木目を素早く描く技術があります。
それが特殊塗装の一種、通称デコラティブペイントです。
デコラティブペイントは、木目以外にもサビ・カスレといった経年変化や、大理石・岩・レンガなどの質感を塗料を使って、たった2~3色の塗料を用いて素早く表現できる技術です。弊社でお馴染みの錆エイジング塗料やコンクリート風塗装などもこれに含まれます
近年、その需要は高まりつつあり、東西の大手テーマパークや商業施設などでの採用例が増加しています。
デコラティブペイントで描かれた錆(左上)、石目(左下)、木目(右)(株)ARACO様HPより
一方で、技術的な参入障壁が高いため、多くの現場で需要があるにも関わらず、施工業者が不足している状況が指摘されています。
そこで、今大人気なのが、特殊塗装業界のレジェンドから直接学べる実践講座「特殊塗装」すご技職人養成塾です。
「特殊塗装」すご技職人養成塾とは?
デコラティブペイントの巨匠である、荒木俊成氏(株式会社ARACO 代表取締役会長)が、後継者育成を目的として半年に1回開催している塗装講座です。
本講座では、荒木氏による直接指導の下、現在現場で求められている特殊塗装(エイジング塗装、デコラティブペイント)の技術が学べます。さらに、施工技術だけでなく、経営ノウハウについても伝授されています。
荒木氏による直接指導を受けながら、実際に手を動かして技法を習得する様子
第8回の講習を見学させていただきました
この度、弊社代表の大野とスタッフ1名が、10月16日(木)に開催された1日目の講習を一部見学させていただきました。
講習は、まず荒木氏が技法を解説しながらお手本を実演し、その後、参加者が教わった方法で実技を通じて技法を習得するという流れで進められていました。少人数制のため、塗装が上手くいかない時や疑問点がある時には、気軽に質問できます。
荒木氏のお手本(左)と実際に技法を実践する参加者の様子
この日の午前中は、雲や木目(杉、チーク)、サビ鉄板を表現する技法について説明がありました。短い時間の中で、様々な塗装があっという間に完成されていました。どの模様も2~3色だけで、非常にリアルに描かれていくため、「面白い」「楽しい」といったお声があがります。
また、弊社のオリジナル商品である、デコラティブペイント専用の希釈剤「グレイズ」も講習でご使用いただいています。グレイズは作成するデザインや使用色によって混合比率が大きく異なるため、使用の難易度が高い塗料なのですが、こちらの講習では長年の現場での経験に基づいた使用方法を惜しみなくお伝えいただいています。
特殊なブラシで木目を描く技法実践している様子(左)、スポンジでサビ鉄板を描く技法を実践している様子(右)
さらに、特殊塗装で用いる道具についても詳しく紹介されています。通常の塗装ではまず使用しない専門的な道具ばかりのため、その入手方法から使い方まで、丁寧に解説されているのもこちらの講習の特長です。
木目を描くブラシについて解説している様子
参加者の声と講習の魅力
2日間の短期集中講座であり、少人数制で丁寧な指導が行われるため、塗装業だけでなく、建築関連業、補修業など、塗装初心者の様々な業種の方が参加されていました。
参加いただいた方からは、こんなお声があったようです。
- 「とても勉強になった」
- 「この日は予定には無かった革の疑似塗装について質問が出た時も、詳しく解説してもらえた」
- 「豊富な塗装見本を見ることができ、技術の幅を把握できた」
- 「今まで参加した中で一番身になる講習だった」
新しい技術を習得して、お仕事に取り入れようという熱意をもった方々と沢山お会いできました。
このような技術を持つ職人が増えることで、塗料・塗装業界がより一層注目を集めていくことが期待されます。
弊社といたしましても、特殊塗装に関わるお仕事のされる方のサポートができる塗料販売店として邁進してまいります。
講習に参加してみたい方へ
現在、第9回講座のお申込みを受付中です。すぐ満席になる大人気の講座ですので、お申込みはお早めにどうぞ。
【 概要 】
講座名
『第9回「特殊塗装」すご技職人養成塾』
日時
2026年4月16日(木) 、4月17日(金)
※参加日数を選択可能
主催・会場
株式会社ARACO
〒614-8204 京都府八幡市戸津蜻蛉尻20-2(とうづとんぼじり)ARACO 作業場
[アクセス(電車、バス、タクシー)]
- 電車最寄駅:京阪電車「石清水八幡宮駅」
- 最寄りのバス停:京阪バス「蜻蛉尻」(上奈良、西戸津)
- タクシー:京阪電車「石清水八幡宮駅」から約4キロ(約11分)
▼第9回講座の詳細・お申込みについては、下記バナーから特設サイトをチェック▼
TAGS:特殊塗装すご技職人養成塾 エイジング塗装
2025年8月12日 | CATEGORY:調色屋, news
特殊塗装の技術をお仕事に取り入れてみませんか?
・受注先の拡大や、施工単価アップを図りたい
・その道の成功者から技術や経営ノウハウを直接学びたい
・職人としての可能性を広げたい
という方におすすめです。
特殊塗装(デコラティブペイント)とは?
「防火や内装制限があって本物の木材を使えないが、木の温もりを感じる空間を作りたい。」
そんな時、コンクリートに本物そっくりの木目を素早く描く技術があります。
それが特殊塗装の一種、通称デコラティブペイントです。
木目以外にも、サビ・カスレといった経年変化や、大理石・岩・レンガなどの質感を塗料を使って、たった2~3色だけで素早く表現できます。当店でお馴染みの錆エイジング塗料やコンクリート風塗装もこれに含まれます。近年、その需要は高まりつつあり、東西大手テーマパークはもちろん、商業施設などにもよく採用されています。
<塗料を用いて描かれた木目(左)と石目(右)・疑似塗装(フォーフィニッシュ)>
ただ、技術的な参入障壁が高く、多くの現場で求められているにも関わらず、施工業者は少ないのが現状です。そこで、今大人気なのが、特殊塗装業界のレジェンドから直接学べる実践講座「特殊塗装」すご技職人養成塾です。
「特殊塗装」すご技職人養成塾とは
デコラティブペイントの巨匠である、荒木俊成氏(株式会社ARACO 代表取締役会長)が、後継者育成のために開催する半年に1回の塗装講座です。
荒木氏による直接指導の下、今求められている特殊塗装(エイジング塗装、デコラティブペイント)の技術が学べます。当店の塗料も講座でご使用いただいております。さらに、施工技術だけでなく経営ノウハウも惜しみなく伝授しています。
2日間の短期集中講座で、少人数制で非常に丁寧な指導が受けられるため、塗装業者だけでなく、建築関連業、補修業など、塗装初心者の様々な業種の方も参加されています。
あなたのお仕事の幅を広げる機会として、ぜひご参加ください。
毎回すぐに満席になる大人気の講座のため、お申込みはお早めにどうぞ。
第8回「特殊塗装」すご技職人養成塾へのお申込みは終了しました。沢山のご参加ありがとうございました。
現在、第9回講座へのお申込みを募集中です。
【 概要 】
講座名
『第9回「特殊塗装」すご技職人養成塾』
日時
2026年4月16日(木) 、4月17日(金)
※参加日数を選択可能
主催・会場
株式会社ARACO
〒614-8204 京都府八幡市戸津蜻蛉尻20-2(とうづとんぼじり)ARACO 作業場
[アクセス(電車、バス、タクシー)]
- 電車最寄駅:京阪電車「石清水八幡宮駅」
- 最寄りのバス停:京阪バス「蜻蛉尻」(上奈良、西戸津)
- タクシー:京阪電車「石清水八幡宮駅」から約4キロ(約11分)
▼第9回講座の詳細・お申込みについては、下記バナーから特設サイトをチェック▼
TAGS:特殊塗装すご技職人養成塾 エイジング塗装
2025年1月31日 | CATEGORY:調色屋, news
大人気の特殊塗装すご技職人養成塾の講座お申込み受付が開始しました。
今回も、初めて受けられる方と以前受けられた方それぞれに対応した内容となっております。
特殊塗装の技術を身に付けませんか?
東西大手テーマパークはもちろん、商業施設などにもよく採用されている特殊塗装(デコラティブペイント)。
その技術を業界レジェンドから直接学べる講座に参加しませんか?
・受注先の拡大や、施工単価アップをしたい
・その道の成功者から、技術や経営ノウハウを直接学びたい
・特殊塗装を習得し、職人としての可能性を広げたい
という方におすすめです。
特殊塗装(デコラティブペイント)とは
サビ・カスレといった経年変化や、木目・大理石・金属などの質感をペンキでリアルに表現する塗装技術のことです。当店でお馴染みの錆エイジング塗料やコンクリート風塗装もこれに含まれます。
<塗料を用いて描かれた木目(左)と石目(右)・疑似塗装(フォーフィニッシュ)>
<デコラティブペイントの制作風景・雲のアートペイント>
この度、特殊塗装の施工を行われている株式会社ARACOにて、特殊塗装(エイジング塗装、デコラティブペイント)の技術が学べる短期集中型講座『第7回「特殊塗装」すご技職人養成塾』が開催されます。特殊塗装のやり方を手を動かしながら学べる講座で、当店の塗料も講座でご使用いただいております。
デコラティブペイントの巨匠である、荒木俊成氏(株式会社ARACO 代表取締役会長)による直接指導の下、今求められている特殊塗装の技術を実践で身に着けられます。
さらに、特殊塗装の技術を用いた案件の進め方などの経営ノウハウも学ぶことができます。
半年に1回の貴重な講座ですので、ぜひこの機会にご参加くださいませ。
第7回「特殊塗装」すご技職人養成塾へのお申込みは終了しました。沢山のご参加ありがとうございました。
現在、第9回講座へのお申込みを募集中です。
【 概要 】
講座名
『第9回「特殊塗装」すご技職人養成塾』
日時
2026年4月16日(木) 、4月17日(金)
※参加日数を選択可能
主催・会場
株式会社ARACO
〒614-8204 京都府八幡市戸津蜻蛉尻20-2(とうづとんぼじり)ARACO 作業場
[アクセス(電車、バス、タクシー)]
- 電車最寄駅:京阪電車「石清水八幡宮駅」
- 最寄りのバス停:京阪バス「蜻蛉尻」(上奈良、西戸津)
- タクシー:京阪電車「石清水八幡宮駅」から約4キロ(約11分)
▼第9回講座の詳細・お申込みについては、下記バナーから特設サイトをチェック▼
TAGS:特殊塗装すご技職人養成塾 エイジング塗装
2024年9月13日 | CATEGORY:代表大野ブログ, TAKARATORYO Original Paint Shop
タカラ塗料の大野です。
週末に京都髙島屋店にてライブペイントをするのですが、そのライブペイントをしてくれる学生さんから壁を麻布の色のイメージであらかじめ塗っておいてほしいとリクエストいただきました。
麻布を検索して出てきたスクショの写真を送ってきてくれてたのですが、こういったリアルにある物質の色の場合は同じ物質の見本を手元において調色するほうがイメージ違いが起こりにくいので会社中麻布を探しました。
すると麻布はなかったのですが麻ひもで作った箒のオブジェがあったので、その麻ひもの色に合わせて調色しました。さあ実際にこの色を塗って麻布っぽくなるのか?!
ちなみに余談ですが、タカラ塗料には錆エイジングセットという錆を表現できる塗料セットがあります。
こちらの塗料は錆を見ながら調色して作ったので結構リアルな錆が表現できます。Amazonでも評価が高いです。
こちらの塗料を真似てある会社さんが同じような塗料を作ったのですが、「想像する錆」っぽい色でちょっと赤っぽく、「絵」っぽい色になっています。
ということでマニアの間ではタカラ塗料の錆エイジングセットは人気です。
TAGS:DIY エイジング塗装 調色