タカラ塗料のブログ

遮熱塗料はどれも同じ?実際に実験装置を作って実験してみた【社長ブログ】

タカラ塗料の大野です。

塗料販売店としての認識として、遮熱塗料って各社販売していますけど、どれも似たり寄ったりの性能のイメージです。
というのもカタログを見ても、どれも実験結果はまちまちですし方法もまちまちです。

ですので画期的な遮熱断熱リフレクトサーモができるまではそんなに気にしてなかったのですが、いざ他社の塗料も含めて実験した結果、やはり従来製品はどれも・・・という結果になったのでご報告します。

遮熱塗料性能テスト実験方法

写真のような装置で100Wのハロゲンランプで加熱して板の裏の温度を測ります。

板はすべて鋼板に塗ります。
無塗装鋼板の色は白っぽい色、その板にサーモアイ、アレスクール、クールサーム、ガイナ、そしてタカラ塗料リフレクトサーモの色はそれぞれ原色の白を塗っています。

そしてそれぞれ10分測りました。

ちなみにこの実験の右側はグレーの見本板です。90℃を超えてますね。

遮熱塗料比較実験結果!

だいぶデータは端折ってます。
(そのほかのデータについても後日書きます)
(実はここのグラフにはあまりに遮熱効果がなかった遮熱塗料は省きました)

やっぱりイメージであった「既存遮熱塗料はどれも大差ない」があってた!

この実験結果グラフを見たときに一番に思ったのが、
やっぱり既存遮熱塗料は大差なかった!
でした。

リフレクトサーモ以外の遮熱塗料の10分後の温度差は高いものと低いもので6.2℃です。まあ6℃違うとだいぶん違うといえば違いますし、逆に言うと6℃ぐらいなら大差なく見えてしまいます。
やはり「(既存)遮熱塗料の性能は大差ない」ようです。

圧倒的に違うリフレクトサーモ

その大差ない遮熱塗料の一番結果の良かった塗料よりさらに12℃以上温度が下がっているのがリフレクトサーモ。
もともとの無塗装鋼板と比べると28℃も差があります。

今回の実験は部屋の温度をクーラーで一定にし、熱伝導率の高い鋼板に塗った板をハロゲンランプの真下に置いたのですが、これが鋼板以外になったり実験時の気温が変わったり、機器があったまってたりすると微妙に結果は変わってきます。それだけシビアな差なので、6℃の差に収まった既存遮熱塗料群の実験結果は些細なことで入れ替わってしまいます。

それに比べてリフレクトサーモは圧倒的な差なのでそれでは入れ替わることはなく、いつも実験では一番の結果がでています。

リフレクトサーモはこちら>>

昨日はお休みいただいて指針発表会でした【社長ブログ】

タカラ塗料の大野です。
めっちゃ久しぶりの社長ブログになります。

昨日は会社を全社お休みさせていただいて、全社員で会社の方向性をかたる指針発表会でした。
実はこれの準備やら新製品のなんやらでバタバタしておりましてブログを休んで(さぼって)おりました。

あまりタカラ塗料の理念というものを公開していないのですが、社内ではこう言っています。

Spread some paint!
です。塗料を広めて国民の資産を守るぞ!って言っています。

われわれがWEBサイトで塗料をわかりやすく説明したり、店頭で、電話で説明したりするのはすべてこのためです。社員の皆さんこれをしっかり共感していただいて、日々会社を運営していただいております。

徐々に広まってるかなーと思うのですが、まだまだ「塗料?自分で塗るの?」とか通りすがりの方に言われますので頑張らないとなと社員一同誓いを新たにしたのでした。

本日より通常営業しております。みなさまよろしくお願いします。

皮用の塗料ができないか探す【社長ブログ】

タカラ塗料の大野です。

よく京都店で
「皮用の塗料はありませんか」
と聞かれます。本当によく聞かれまして京都では皮に何かを書くというのが流行っているのかと思うほどに。

今のところないと答えているのですが、お客様がどのようなものに塗りたいのかというのもあいまいでよくわからないところも多いのです。
というのも皮といっても、本革なのかビニールレザーなのか、本革にしてもエナメルっぽいのから艶のないものもあります。そしてカバンなのか革ジャンなのか靴なのかキーホルダーなのか財布なのか車のシートなのかベルトなのか、ちょっと絵を描きたいのかサインを書きたいのか全面塗り替えたいのか補修(リペア)に使いたいのか、ごく少量でいいのか、まあまあ量がまとまるのか、などによって考えられる用途が変わってきます。

で、今回ハンズマンで買いました皮の端切れ詰め合わせのものに、Amazonの奥地で見つけてきたり、百貨店で見つけたり、お勧めされたりした皮にぬれるよっていう塗料をすべて試してみました。

皮によってはひっついてたり、はがれてしまったり、傷が付きやすかったりとどれも「塗料の基準で」みると合格点のものはありませんでした。

これぐらいの性能でも「皮用」って言って売ってもいいのかな。。それならなんぼでも作れそうやけども。。

車を塗る動画のプロの編集とプロのマスキング【社長ブログ】

タカラ塗料の大野です。

先日友人の会社で車塗り大会がありまして、その様子をカメラマンの方(こちらも友人)が撮って編集した動画をシェアしてくれました。
さすがはプロの編集!という動画なのでシェアさせて頂きます。

この時の様子を刷毛・ローラーで車を全塗装しよう!のサイトのブログにも書いておりますのでこちらもどうぞ。

元板金職人さんのプロのマスキングを僕が動画にして載せているのでごらんください。

ブログはこちら>>

リフレクトサーモは2回塗りするとさらに遮熱した【社長ブログ】

タカラ塗料の大野です。

今日も屋根に上って遮熱断熱塗料リフレクトサーモを塗っておりました。
1週間データとってみてとても有用性のあるデータが取れたので暑いけど頑張る気がすごく出ています。

前回塗ったのが7/13に塗ったのですが、材料不足と僕の体力切れで1回塗りで断念しておりました。
それでも屋内の温度も数度下がり、クーラーの効きがとてもよくなりました。

これですね。これの続きです。

1回塗りでもだいぶ白かったのですが、さらに白くなりました。こちらの比較がこちら。

今回は比較のために、すでに塗られている遮熱塗料の上から非遮熱塗料のグレーを塗っての比較です。

遮熱塗料が塗られていないとこんなに赤く見え、それと比べると遮熱塗料のグレーはずいぶんと効いているのですが、リフレクトサーモを1回塗っても効いていたのに2回塗りすると当たりまえですがさらに温度が下がっています。

これ今塗っているところは本社の2F事務所の上なので、来週データが取れると思うのでまた取れたらお伝えしますね。

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。

  • タカラ塗料オリジナルカラー

    142色の美しいマットな TAKARATORYOオリジナルカラー

  • 水性ステイン

    珍しいホワイトや古材風色の 水性ステイン

  • ペインタブルテープ

    貼って塗って剥がせば原状回復 ペインタブルテープ

  • ラストブロック

    サビを完全に落す必要なしの下塗り剤 ラストブロック