タカラ塗料のブログ

オリジナルの装飾台車をつくる・・・制作編

タカラ塗料の大野です。

装飾台車を作る、制作編です。
もとになるAmazonで買った台車はこちら。こちらのキャスターを外して天板部分も含めて加工します。

まずは買ってきた板の必要部分にトリマーを当てていきます。
このようなトリマー台を作って削っていきます。

真ん中の四角の板は45度のトリマーを当てる。

なんかかっこよくなりそうな予感。

こんな感じなりました。
普通の台車と比べてみると・・・

いいですね♪

この調子でどんどん作っていきます。

こう画像で見ると早いですがこれ一個一個結構時間かかります。

直角の部分で折れてしまわないようにL型のアングルを3つ、両サイドにも金具を入れビスを打ちまくりました。

DIYのソフトで設計しているうちは楽しいんですが、実際に組み立てるとなると途端に面倒くさい。。
しかも5台。。。

オリジナルの装飾台車をつくる・・・設計編

タカラ塗料の大野です。
なんかここの僕のブログが僕の活動記録のようになってきますが、ごく一部のマニアの方に向けて書き続けることにします。

今回のテーマは3列になった一斗缶で奥の一斗缶を出すのが大変になってきた問題です。
また裏テーマとしまして店頭からみて一斗缶がたくさん見えてかっこ悪い問題もあります。

この辺の材料は調色師が使うのですが、いろいろなニーズに合わせると種類や量が増えてきてあふれかえってきてしまいます。
これらを使いやすくかっこよくするのが今回の目的です。

まず一斗缶はJIS規格で幅と奥行きが238mm、高さ349mmと決められた直方体で、大体塗料を入れて17kg前後の重さになります。それが現状奥から3列2段に置かれています。

奥の1列の下の段の塗料をとろうと思うと、手前の2列の塗料をほとんどどかさないととれないので、とても手間と体力を使います。
今回は手前の2列を台車に乗せて出しやすくしようという作戦です。しかも台車は通常の台車ではなく、扉っぽくしようと思います。
cadiy3DというDIY向けのCADソフトで作った図面はこちら。

こちらの下の赤い部分は市販のこの台車で、これを加工してこの形にしていこうと思います。

普通に耐荷重通りのキャスター買って作るだけで上記のAmazonの台車の値段を超えてしまうので、市販品を改造することにしました。

こういうイメージです。

赤い部分が台車(ちょっと切る)、黒い部分は金具、あとはMDFやらラワンランバーです。

下から見た図。

金具が出っ張ると安定が悪いので板を貼って厚みを稼いでいます。

細かな斜めに加工していく部分もあります。
作っていきます。

建築用フィラーでアート(ぽいもの)ができるか

タカラ塗料の大野です。

撮影のためにフィラー(大日本の弾性フィラー1液テクトMAX)が思いっきりあまりました。
メーカーに少量でもサンプルもらえれば助かるんですがこちらは出せないそうで。仕方がないので一斗缶で購入して撮影しましたが、使ったのはほんの6分の1程度。
余ったフィラーをなんかできないかと考えているときに、インスタで見たこんな投稿。

多分アートの人が使うメディウムとかやと思うんですが、こんな風になら使えるかも、とやってみました。
これがフィラーです。

これに赤を入れていきます。

なっかなか赤になっていかないなぁと思い赤を足し続けるとゆるくなってきます。

ゆるくなっちゃうと角が立たなくなっちゃいまして、ただちょっともっさりした塗料って感じなので、粘度を上げるために「アエロジル」というシリカの粉を混ぜます。

いつもアエロジルを脳内では「アロエ汁」と変換してしまい正式名称を忘れてしまいます。
そんなことを考えていると入れすぎました。。

ぼそぼそになっちゃいました。。
仕方がないのでまたフィラーを足します。

こうするとポットでかき混ぜるのが困難になってきたので、もう塗る予定の板にぶちまけます。

そして練って練って、完成したのはこちら。

これはアートなのでしょうか。。ただただ重く、チクチクする板ができました。
これを練ってる時の動画をインスタにあげましたので、ASMRをお楽しみください。

タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、 「こんな塗料が欲しい!」 「あんな商品があったらいいな」 というご意見を多数お聞きします。 それを叶えるために、色々とお調べしまして既製品を探すのですが、存在しないことも多々あります。 無いなら作ってしまえ!ということで、他のお店には無いオリジナル商品が多数あります。 そんな商品をご紹介します。

  • セメント風塗料材

  • チョークボードペイント

  • エイジング塗料のコンガリー

  • サビ風塗料