タカラ塗料のブログ
2025年8月28日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
塗料がよく引っ付いているかというのは結構分かりにくいもの。
ちょっと塗っただけでは引っ付いているように見えてもそうでもなかったりするのですが、それをカッターとガムテープで行うことができます。
JISの試験では結構細かく試験方法が決められているのですが、社内向けに簡単によく行います。
それがこちら。
左がブリキ板に足付けなしで塗ったもの。右が足付けして塗ったもの。
やり方は、カッターナイフで素地までカットしながら碁盤目状にカットして、ガムテープを貼り、一気に引きはがすのです。
塗料は連続性があるので一部ひっついてなくてもすぐには剥がれません。この方法なら引っ付いていないところをはがしてしまうことができるのです。
本当な1ミリ間隔で行ったりするものなのですが、この数ミリ空いた間隔でも十分に引っ付いている、引っ付いていないの目安になります。
引っ付くかどうかの実験がしたいとき、是非やってみてください。
TAGS:塗料のうんちく 塗料実験
2025年8月27日 | CATEGORY:お客様の声
こんにちは。タカラ塗料 大阪本社の店頭スタッフです。
先日、「傷みや色あせが目立つ木製のタンスを、新居のホワイトを基調とした清潔感のある空間に合うよう塗り替えたい」というお客様が、大阪本社店頭にご相談にいらっしゃいました。
引っ越しに合わせて、タンスを北欧風のインテリアにリメイク
ご相談くださったのは、滋賀県から大阪への引っ越しを控えた女性のお客様。
SNSでタカラ塗料を知り、店頭に足を運んでくださいました。
長年愛用してきた木製のタンスは、表面の傷みや色あせが進み、北欧風の新居には合わないと感じて処分も検討されていたとのこと。
しかし「子どもが小さい頃から使っていて、形やサイズが暮らしに馴染んでいるため、新しい部屋でも使い続けたい」という思いから、白系に塗り替えて再び活用することを希望されました。
木製のタンスも、白く塗装できる?素材の色に縛られない選び方
お客様は当初、「木目の家具はブラウン系しか塗り替えられない」と思い込んでいました。
これは「塗り替えは元の色と同じ系統で行うのが一般的」という先入観によるものでした。
実際には適切な塗料と手順を使えば、濃い木目の家具も白く仕上げることが可能です。
「本当に白くできるんですか?」と驚かれつつも、
実際に、元の色にとらわれずお好きな色に塗り替えた家具の事例をご紹介したところ、ご納得いただけました。
その結果、ホワイトを基調とした方向性でご検討いただくことになりました。
古くなったから、あるいは部屋に合わなくなったからといって処分するのではなく、
「色を変える」ことで、新しい暮らしでも使い続けることができます。
塗装を活用すれば、「自分の暮らしに合う色」に変えられます。
これが塗装リメイクの大きな魅力の一つでもあります。
色選びは実際の部屋で確認、色見本を持ち帰って比較
ホワイト系で進める方針は決められましたが、「具体的な色味は実際のお部屋で確認したい」とのことで、
今回はホワイト系の色見本をご購入いただき、お持ち帰りいただく流れとなりました。
▼タカラ塗料オリジナルカラー色見本セット<ニュアンスホワイト>
実際の部屋の光や家具との相性を見ながら色を比較することで、納得して選ぶことができます。
このように、事前に色を確かめられることでDIYの不安も軽減されます。
初めてでも塗装できる?店頭で塗り方のポイントをサポート
色選びのご相談以外にも「塗料を使うのが初めてで不安」とのご相談をいただき、
店頭では以下のようなサポートを行いました。
・使用する道具の選び方
・塗り方の基本(厚塗りしすぎない、乾燥時間を守るなど)
・今回のようにニス仕上げのタンスに対しては下地処理が不要であること
初心者の方でも、ポイントを押さえればきれいに仕上げることができます。
お帰りの際には「自分でもできそう!」と前向きなご様子でした。
「この色、部屋に合うかな?」
「この色で塗り替えられるかな?」
「本当に自分でできるか不安…」
そんな不安や疑問に寄り添い、スタッフが一緒に色選びや塗装のコツをお伝えしています。
塗装に迷ったら、ぜひお気軽に店頭へご相談くださいね。
▼大阪本社店頭の商品ディスプレイの様子
▼ご来店・店頭相談はこちら
タカラ塗料 大阪本社(塗料専門店)
〒557-0063 大阪府大阪市西成区南津守4-3-17
TEL:06-6659-2321
営業時間:平日 9:00〜17:00
定休日:土・日・祝
[店舗情報ページはこちら]
2025年8月25日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
スタッフも書いていますが、
大阪・梅田エリアで働く人や訪れる人に向けて放送しているコミュニティFM局「ウメダFM」の番組『おもじょぶ+(プラス)』
に出演しました。
だいぶんパーソナリティの大谷邦郎さんに助けていただきましたが、それでもやはりやや緊張しました。。
途中台本からやや離れたときに何をしゃべっているのわからなくなってしまいましたが、それも助けていただき。。
つられるようにお話していましたが本当にプロの語りは上手だなと隣で聞いてて思いました。
つかれた。。
2025年8月25日 | CATEGORY:news, メディア掲載
2025年8月25日(月)、大阪・梅田エリアで働く人や訪れる人に向けて放送しているコミュニティFM局「ウメダFM」の番組『おもじょぶ+(プラス)』に出演しました。
この番組は「働くをオモロク」を合言葉に、働く人や企業を応援する内容を発信しています。タカラ塗料にとって、初のラジオ出演となりました。
出演のきっかけは、2023年に参加した「大阪市女性活躍リーディングカンパニー」認証企業向けのイベントです。そこで出会った講師の大谷邦郎さんが、今回の番組パーソナリティを務めていたご縁から、出演のお話をいただきました。
番組のリスナーは、梅田で働く方や遊びに来ている方が中心ですが、就職活動に役立つ情報も多く扱うため、就活生やその保護者にも親しまれています。
私たちは業界のことや就活経験を語る「ラジオ業界研究」というコーナーに出演しました。今回は弊社代表が登場し、タカラ塗料の特徴をお話ししました。
特にパーソナリティの大谷さんから注目されたのは、次の2点です。
1.女性社員が圧倒的に多いこと
タカラ塗料は全社員26名のうち、男性2名・女性24名という構成です。
「色が好き」「ものづくりをサポートしたい」という思いを持った方が多く集まり、結果的に女性中心の職場となりました。意図的に女性を採用してきたわけではありませんが、その流れが働き方にも良い影響を与えています。例えば、私生活を大切にできるよう残業時間を削減したり、福利厚生として塗料を無料提供し、自宅の塗装に活用してもらったりしています。こうした取り組みに大谷さんも大変驚かれていました。
2.新卒採用で内定辞退者ゼロ
2022年から始めた新卒採用では、これまで内定辞退者が一人もいません。理由のひとつは、内々定を出す6月から毎月1回、内定者と社員が交流しながら自社商品や販売サイトを知る機会を設けていることです。入社前の不安を解消する取り組みが、辞退ゼロにつながっているのではないかと考えています。
ラジオ出演を通じて、私たちにとっては当たり前になっていた取り組みも、他社から見ると大きな特徴であることに改めて気づかされました。
番組の最後には、就活生や採用に悩む中小企業の方へメッセージをお伝えしました。
来年から始まる新卒採用に向けて、今後も積極的に発信していきたいと思います。そして「この番組をきっかけに応募しました」という方が現れたら、とても嬉しいです。
ラジオ本編はYouTubeでもご視聴いただけます。ぜひご覧ください。
▼ご視聴はこちらから▼
https://www.youtube.com/watch?v=lNr0dfIQDFM&t=263s
2025年8月25日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
塗料販売店としての認識として、遮熱塗料って各社販売していますけど、どれも似たり寄ったりの性能のイメージです。
というのもカタログを見ても、どれも実験結果はまちまちですし方法もまちまちです。
ですので画期的な遮熱断熱リフレクトサーモができるまではそんなに気にしてなかったのですが、いざ他社の塗料も含めて実験した結果、やはり従来製品はどれも・・・という結果になったのでご報告します。
遮熱塗料性能テスト実験方法
写真のような装置で100Wのハロゲンランプで加熱して板の裏の温度を測ります。
板はすべて鋼板に塗ります。
無塗装鋼板の色は白っぽい色、その板にサーモアイ、アレスクール、クールサーム、ガイナ、そしてタカラ塗料リフレクトサーモの色はそれぞれ原色の白を塗っています。
そしてそれぞれ10分測りました。
ちなみにこの実験の右側はグレーの見本板です。90℃を超えてますね。
遮熱塗料比較実験結果!
だいぶデータは端折ってます。
(そのほかのデータについても後日書きます)
(実はここのグラフにはあまりに遮熱効果がなかった遮熱塗料は省きました)
やっぱりイメージであった「既存遮熱塗料はどれも大差ない」があってた!
この実験結果グラフを見たときに一番に思ったのが、
やっぱり既存遮熱塗料は大差なかった!
でした。
リフレクトサーモ以外の遮熱塗料の10分後の温度差は高いものと低いもので6.2℃です。まあ6℃違うとだいぶん違うといえば違いますし、逆に言うと6℃ぐらいなら大差なく見えてしまいます。
やはり「(既存)遮熱塗料の性能は大差ない」ようです。
圧倒的に違うリフレクトサーモ
その大差ない遮熱塗料の一番結果の良かった塗料よりさらに12℃以上温度が下がっているのがリフレクトサーモ。
もともとの無塗装鋼板と比べると28℃も差があります。
今回の実験は部屋の温度をクーラーで一定にし、熱伝導率の高い鋼板に塗った板をハロゲンランプの真下に置いたのですが、これが鋼板以外になったり実験時の気温が変わったり、機器があったまってたりすると微妙に結果は変わってきます。それだけシビアな差なので、6℃の差に収まった既存遮熱塗料群の実験結果は些細なことで入れ替わってしまいます。
それに比べてリフレクトサーモは圧倒的な差なのでそれでは入れ替わることはなく、いつも実験では一番の結果がでています。
リフレクトサーモはこちら>>
TAGS:遮熱断熱リフレクトサーモ