タカラ塗料のブログ
2025年6月6日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
塗料オタクともなると塗っている塗料も気になるのです。
気が付いた塗料をちょっとピックアップします。僕のスマホのアルバムは他人が見るとわけがわからないものが映っています。
フランス館の手すりがもうベタベタする
ルイヴィトンの白い箱がぐるぐる回ってる展示の前の手すりですが、もうベタベタしています。
これは皮脂軟化と言って塗料の膜が少しずつ人の皮脂の油を吸って柔らかくなっていくという現象です。
1液型の塗料を塗ると良くなるのですが、開業すぐになってるとなるとちょっと早いかな。
まあたくさんの人が触るし仕方ないかな。おそらく10月まで持てばいいって感じだと思います。
まあ今から皮脂軟化を防ぐにはグレーを塗った上に硬めの塗料を塗ると良いかと思います。
うちがおすすめするならさっと塗るならフレッシュアクアかなぁ。でもそれでもやっぱり軟化は早そうなので、できたら2液型の水性塗料かなあ。なんて考えてました。
白い一輪車の塊
これはとても存在感がありました。一輪車を真っ白に塗って固めて展示しています。
もともと黒いところに塗ってると思うのですが、ちょっと隠蔽してなかったり、タイヤなどに塗料が付きにくいので割れてきてりもしてそう。
うちがすすめるならターナーのラバーペイントかなぁ。割れにくいし。。
まあでも10月まで持てばいいのならなんの塗料でもいいかな。
次はタカラ塗料探し編です。
TAGS:塗料屋がいく大阪万博2025
2025年6月5日 | CATEGORY:お客様の声
先日、大阪本社店頭にて「自宅の木製ドアをマイクロセメント“モルクラフト”でモルタル風に仕上げたい」という、
大阪市内にお住いの男性のお客様からご相談をいただきました。
モルクラフトは、まるで一枚岩のような重厚な質感を再現できるマイクロセメント(左官材)です。
「左官材=難しい」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、
モルクラフトはDIY初心者の方でも扱うことができ、ご自宅のドアや家具、壁などをおしゃれに変身させることができます✨
☆モルクラフト(色名:シャドウ)の施工事例
今回ご来店いただいたお客様からは、次の3点のご質問をいただきました。
■鍵やドアノブ、蝶番などのパーツはいつ取り付ければいいの?
■ドアの表・裏・側面をそれぞれ別々に塗っても大丈夫?
■施工後に穴あけやビス打ちは可能?
ネットではなかなか出てこない実践的な情報にお困りだったそうで、直接ご来店いただいたとのことでした。
大阪本社店頭では、パーツの取り付けタイミングや施工順序、塗り分け方法、
施工時の注意点、施工後の加工等について、それぞれ詳細にご説明させていただきました。
お客様からは、「ネットで調べても解決できず困って焦っていたけど、店頭で直接相談し丁寧に教えてもらい安心することができました」というお言葉をいただきました😊
施工方法や塗装方法だけでなく、「こんな雰囲気に仕上げたいんだけど」「この色味は再現できる?」等、
どんな疑問にも接客スタッフが幅広い知識で丁寧にお答えします🌷
ぜひ一度、大阪本社店頭に足を運んでみてくださいね。ご来店をお待ちしております!
▼大阪本社 ‐ アクセス情報 ‐
住所 〒557-0063
大阪府大阪市西成区南津守4-3-17
TEL 06-6659-2321/FAX 06-6659-2323
営業時間 9:00~17:00
定休日 土・日・祝
詳細な店舗情報はこちら>>
2025年6月5日 | CATEGORY:お客様の声
先日、大阪本社店頭に、淡路島にある築17年の木造2階建て住宅のDIYを考えてるというご夫婦がご来店くださいました。
ご相談内容は、「劣化した外壁をDIYで綺麗でおしゃれな見た目にしたい」というものでした。
長年放置されていたことで、外壁の木材はかなり傷み、黒ずみや塩害による赤みも見られる状態とのこと…
最初は全面張り替えも検討されていたそうですが、費用や工期のことを考えると現実的ではなく、
「できるだけ自分たちの力で仕上げたい」と、店頭に足を運んでくださったとのことです。
まずはお話をじっくり伺い、現在の状態やご希望の仕上がりイメージを丁寧にヒアリング。
色味の好み、DIYのご経験、心配な点など、一つひとつを確認しながらご案内しました。
当店では、塗料の選び方だけでなく、「どんな雰囲気にしたいか」といった感覚的な部分にも寄り添う接客を大事にしています。
お客様があらかじめ調べられていたのが、「水性ステイン」という水性着色剤。
古材風アンティークやビンテージ、ナチュラルなどの風合いを簡単に表現することができる塗料です✨
サイトをご覧になり、なんとなく商品についてのイメージを持ってくださっていたようでしたが、
改めて撥水性や耐候性に優れているので、外壁への塗装にも適している点をご説明いたしました。
お客様は「サイトを見ただけの状態よりも、DIYに対しての不安が解消された気がします!」と前向きな気持ちになっていただくことができました😊
その後は、実際に大阪本社店頭にある色見本で実際にの色味をご覧いただきました。
そして、実際に外壁に塗ってみた時の色の仕上がりを確認し、最適な選択ができるようになるよう、
200gの少量サイズで試し塗りをご提案しました。
↑大阪本社店頭水性ステイン色見本
お客様は「塗ってから後悔するのが一番怖かったので、実際に試し塗りして色が決まったら再来店します!」と、
3色(オールドキャビネット・ガーデニングチェア・ブラウンチェスト)を少量サイズでお買い上げ。
実際に色を試した結果、最も外壁の状態に馴染み、全体を落ち着いた雰囲気に整えてくれる色として、
「ブラウンチェスト」に決めたと、再び店頭に足を運んでくださいました。
塗料の量や塗装の手順についても丁寧にご案内した後、水性ステインの受注をお受けしました。
お帰りの際、お客様からいただいた一言がとても印象的でした。
「こんなに大掛かりなDIYは初めてだったので、不安だらけだったけど、
店頭で話を聞いてもらえて、色も実際に試せたことで、自信が持てました。ありがとうございました!」
このようなお言葉をいただけたことをとても嬉しく思います😌
お色味や塗装方法だけでなく、「こんな雰囲気に仕上げたいんだけど」「この色味は再現できる?」等、
どんな疑問にも接客スタッフが幅広い知識で丁寧にお答えします🌷
ぜひ一度、大阪本社店頭に足を運んでみてくださいね。ご来店をお待ちしております✨
☆外壁に水性ステインを塗装した事例
↑Before
↑After
▼大阪本社 ‐ アクセス情報 ‐
住所 〒557-0063
大阪府大阪市西成区南津守4-3-17
TEL 06-6659-2321/FAX 06-6659-2323
営業時間 9:00~17:00
定休日 土・日・祝
詳細な店舗情報はこちら>>
2025年6月5日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
先日話題の大阪万博に行ってきました。
スタッフが何人も言った、楽しかった、みたいな話をしているのでずっと行きたかったのですがようやくいけました。
さてどこがおすすめか!みたいな話は他の方々にお任せして、今回は塗料オタクの塗料屋のおっさん視点で色や塗装を見ながら書き綴っていこうと思います。
今回は色編です。
塗料オタクともなると旅のお供は色が測れるカラーミューズを持ち歩いています。
これでいろんな色を測りながら万博を見てまいります。
ミャクミャクの壁画の色
まずは入り口のトイレの横のミャクミャクっぽい壁画。
このようにカラーミューズで測ると手持ちの色見本でどれが一番近いのかを教えてくれます。
一番色が近ければエクセレントマッチってでるんですけど、これらは近い色なかなかなさそうですね。
でもまあ近い色があるので家にミャクミャクの壁画が描きたい人はご参考までに。
ちなみに赤色は透けやすいのか下地にオレンジっぽい白い色で下塗りをしているみたいです。
ルイヴィトンの箱のベルトの茶色
続いてはフランス館のルイヴィトンの箱のベルトの色。
こちらもあまり近い色は無いけど、って感じです。ただブラウンって色としては奥深いので、これはこれで面白い結果に。
フランス館の庭の赤紫
続いてはこちらもフランス館のお庭なのですが、ちょっとこちらは感動しました。
この赤紫のような色と庭を合わせる感性が日本人にはないですよね。
そしてこの中央のオリーブは樹齢3000年とからしいです。
もちろんこの赤紫も測りました。
この画像で見るとすごいくすんだ感じですが、たぶんあってるでしょう。
ベトナム館の棚の奥の赤
続いてはベトナム館の棚の奥の赤。
中国館のブラウン
続きまして中国館の木目のパネルに合わせたベージュ。
中国館の潜水艇の白
つづきまして同じく中国館の潜水艇の色。
とまあ色を測っていたのですが、個人的にはフランス館の赤紫を超える感動がなく、他はあまり測っていません。もっと測るべきところ有りそうやのに。。
次回行く機会があったらリベンジします。
番外で測りたかったけど測れなかったもの
測りたかったけど測れなかった色。ガンダムの白!これが測りたかった。。
このガンダムが最初に作られた時、メイキング映像を見たときにアニメの白に合わせるために調色をたくさんして決めた、みたいな話を見たので、是非とも大阪にいる間に色を測りたかったのです。
しかしこちらに近づくにはこのパビリオンに入って最後の出口のところで接近できる模様。
知らない子供がこの出口から入ろうとして止められていたので、大人がするわけにもいかず。。
次行くときはしっかり並んで左足に接近できれば、と思います。
カラーミューズはこちら>>
TAGS:塗料屋がいく大阪万博2025
2025年6月4日 | CATEGORY:Q&A, TAKARATORYO Original Paint Shop
タカラ塗料の大野です。
お客様からのご質問で、
「マイクロセメント「モルクラフト」を塗った後にビスは打てますか?」
と、いただきました。
確かにマイクロ「セメント」とつきますし、通常のセメントではビスは入らなさそうですよね。
下穴をしっかりあけてボルトを入れないと無理そうにも感じます。
答えは
A.ささります
このモルクラフトの板はMDFといって、安い家具によく使われている木の粉を固めて作ったような木材です。これ自体はビスが刺さります。
肝心のモルクラフトはというと固いとはいえビスは軽々と入ります。
まあ厚さ1ミリほどもないのでさほど難しくありません。
ただ注意点はあります。
それはモルクラフト=防水性があるもの、なのでビスを打つ際はその穴の部分から水が入らないように、接合部にシリコンを打つなどその際の部分をしっかりシールしておきましょう。
TAGS:マイクロセメントモルクラフト