2025年6月9日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
万博関係の塗料のご注文とご相談はうちもたくさんいただきました。
店頭でお話しながらご注文いただく分はなんとなくわかるのですが、ネットショップでお買い上げ分はわかりません。それでも店頭スタッフから聞いた分が使われてるのがどこか、探しに行きました。
JR西日本のショップ
こちらの天井やら引出しのこの色はきっとタカラ塗料で調色させてもらったものです。
やや難しい色だったので色見本を作成させていただきました。
西ゲート近くなのでぜひ見てみてください。
N-30を探せ
万博関連としてN-30(かなり濃いめのグレー)をいただいたのですが、これがどこかわからない。。
フランス館にもそれっぽいところがあったのですが、確証はありません。
とにかく映像系のパビリオンが多くN-30あたりの色はいろんなところで使われているのでわかない。。
コンクリートエフェクトペイントを探せ!
これもどこに使われているかわからないのですがコンクリートエフェクトペイントもご注文いただいたようです。
韓国館のこれかなぁ。
ゴールドも使われている??
ゴールドもご注文いただいたとかいただいてないとか。これがそれかもわかりませんが、耐候性のいいうちのゴールドかなぁ。ちょっと色味が違う気がするなぁ。
結局わからないけど探す楽しみ
とまあタカラ塗料のものが使われている!という確証のあるものはJR西日本のショップだけなんですけど、塗料オタクは塗料を見ながら歩く、というのも実は楽しいのです。
また万博に行った際は他にも測ろうと思います。
TAGS:塗料屋がいく大阪万博2025
2025年6月6日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
塗料オタクともなると塗っている塗料も気になるのです。
気が付いた塗料をちょっとピックアップします。僕のスマホのアルバムは他人が見るとわけがわからないものが映っています。
フランス館の手すりがもうベタベタする
ルイヴィトンの白い箱がぐるぐる回ってる展示の前の手すりですが、もうベタベタしています。
これは皮脂軟化と言って塗料の膜が少しずつ人の皮脂の油を吸って柔らかくなっていくという現象です。
1液型の塗料を塗ると良くなるのですが、開業すぐになってるとなるとちょっと早いかな。
まあたくさんの人が触るし仕方ないかな。おそらく10月まで持てばいいって感じだと思います。
まあ今から皮脂軟化を防ぐにはグレーを塗った上に硬めの塗料を塗ると良いかと思います。
うちがおすすめするならさっと塗るならフレッシュアクアかなぁ。でもそれでもやっぱり軟化は早そうなので、できたら2液型の水性塗料かなあ。なんて考えてました。
白い一輪車の塊
これはとても存在感がありました。一輪車を真っ白に塗って固めて展示しています。
もともと黒いところに塗ってると思うのですが、ちょっと隠蔽してなかったり、タイヤなどに塗料が付きにくいので割れてきてりもしてそう。
うちがすすめるならターナーのラバーペイントかなぁ。割れにくいし。。
まあでも10月まで持てばいいのならなんの塗料でもいいかな。
次はタカラ塗料探し編です。
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2025年6月5日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
先日話題の大阪万博に行ってきました。
スタッフが何人も言った、楽しかった、みたいな話をしているのでずっと行きたかったのですがようやくいけました。
さてどこがおすすめか!みたいな話は他の方々にお任せして、今回は塗料オタクの塗料屋のおっさん視点で色や塗装を見ながら書き綴っていこうと思います。
今回は色編です。
塗料オタクともなると旅のお供は色が測れるカラーミューズを持ち歩いています。
これでいろんな色を測りながら万博を見てまいります。
ミャクミャクの壁画の色
まずは入り口のトイレの横のミャクミャクっぽい壁画。
このようにカラーミューズで測ると手持ちの色見本でどれが一番近いのかを教えてくれます。
一番色が近ければエクセレントマッチってでるんですけど、これらは近い色なかなかなさそうですね。
でもまあ近い色があるので家にミャクミャクの壁画が描きたい人はご参考までに。
ちなみに赤色は透けやすいのか下地にオレンジっぽい白い色で下塗りをしているみたいです。
ルイヴィトンの箱のベルトの茶色
続いてはフランス館のルイヴィトンの箱のベルトの色。
こちらもあまり近い色は無いけど、って感じです。ただブラウンって色としては奥深いので、これはこれで面白い結果に。
フランス館の庭の赤紫
続いてはこちらもフランス館のお庭なのですが、ちょっとこちらは感動しました。
この赤紫のような色と庭を合わせる感性が日本人にはないですよね。
そしてこの中央のオリーブは樹齢3000年とからしいです。
もちろんこの赤紫も測りました。
この画像で見るとすごいくすんだ感じですが、たぶんあってるでしょう。
ベトナム館の棚の奥の赤
続いてはベトナム館の棚の奥の赤。
中国館のブラウン
続きまして中国館の木目のパネルに合わせたベージュ。
中国館の潜水艇の白
つづきまして同じく中国館の潜水艇の色。
とまあ色を測っていたのですが、個人的にはフランス館の赤紫を超える感動がなく、他はあまり測っていません。もっと測るべきところ有りそうやのに。。
次回行く機会があったらリベンジします。
番外で測りたかったけど測れなかったもの
測りたかったけど測れなかった色。ガンダムの白!これが測りたかった。。
このガンダムが最初に作られた時、メイキング映像を見たときにアニメの白に合わせるために調色をたくさんして決めた、みたいな話を見たので、是非とも大阪にいる間に色を測りたかったのです。
しかしこちらに近づくにはこのパビリオンに入って最後の出口のところで接近できる模様。
知らない子供がこの出口から入ろうとして止められていたので、大人がするわけにもいかず。。
次行くときはしっかり並んで左足に接近できれば、と思います。
カラーミューズはこちら>>
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