皮用の塗料ができないか探す
2025年7月28日 | CATEGORY:代表大野ブログ

タカラ塗料の大野です。
よく京都店で
「皮用の塗料はありませんか」
と聞かれます。本当によく聞かれまして京都では皮に何かを書くというのが流行っているのかと思うほどに。
今のところないと答えているのですが、お客様がどのようなものに塗りたいのかというのもあいまいでよくわからないところも多いのです。
というのも皮といっても、本革なのかビニールレザーなのか、本革にしてもエナメルっぽいのから艶のないものもあります。そしてカバンなのか革ジャンなのか靴なのかキーホルダーなのか財布なのか車のシートなのかベルトなのか、ちょっと絵を描きたいのかサインを書きたいのか全面塗り替えたいのか補修(リペア)に使いたいのか、ごく少量でいいのか、まあまあ量がまとまるのか、などによって考えられる用途が変わってきます。
で、今回ハンズマンで買いました皮の端切れ詰め合わせのものに、Amazonの奥地で見つけてきたり、百貨店で見つけたり、お勧めされたりした皮にぬれるよっていう塗料をすべて試してみました。
皮によってはひっついてたり、はがれてしまったり、傷が付きやすかったりとどれも「塗料の基準で」みると合格点のものはありませんでした。
これぐらいの性能でも「皮用」って言って売ってもいいのかな。。それならなんぼでも作れそうやけども。。