タカラ塗料のブログ

RGBから塗料の色を作れるのか?

タカラ塗料の大野です。

本日社内で
「RGBから塗料の色は作れないですよね?」
って話になりました。

結論から申し上げますと「RGBから塗料の色は作れません」
そのことについては調色屋のページにも書いているのですが、RGBは光の三原色を示した色のレシピで、リアルにある実際の色を示したものでありません。

ですのでCMYK(印刷のレシピ)も含めてRGBの色は印刷した紙を送ってください、という風に案内しています。

ですが昨今ではどういうロジックかわかりませんが、RGBをマンセル値に変換してくれるサイトがあります。

こういったサイトがあり、RGBの色番号をマンセル値にしてくれるのですが、僕の肌感では「だいだい」です。

ただ先のほどの調色屋のページにもあるのですが、印刷して持ってきていただけたら調色する、という話でしたがそれも「だいたい」になります。印刷はプリンターのインクの色にも左右されるので結局「だいたい」です。

そしてこのRGBをマンセル値に変換するWEBサイト。こちらのほうで変換してみると・・・

このようになります。

こちらは205 213 201というRGBを変換してもらったものです。

近い色からだとマンセル値を見ると、N8と2.5G8/2 が近い!みたいな感じになっているのですが、この2つは我々からする全然違う色になります。

ですのでこのようなサイトもありますが、ほどほどに信じてもらえればと思います!

水性塗料を塗った後、乾燥前に凍結したらどうなるか?

タカラ塗料の大野です。

大阪ではずいぶんな夏日で、暑い暑い日になんですが、今日は真冬に水性塗料を塗装したらどうなるか?という話です。
真冬に遮熱断熱塗料の話をしても興味を持たれなかったのに真夏に凍結の話をします。

というのも最近写真を整理していたら2020年に実験した塗り板の写真が出てきたのでこんな話題なのです。

水性の塗料を塗って、すぐに冷凍庫に入れた実験です。
水性塗料は凍らせてはいけない、といいますが、凍らすとどうなるか、です。
結果は写真のように塗膜がもろもろになってしまいます。

寒冷地では真冬に水性塗料の塗装は仕事にならないのでどうしても塗らない場合は油性で塗る、という話を聞いたことがあります。

ですので塗ったときは大丈夫でも乾燥過程で氷点下になるような場合も水性塗料は避けたほうがよさそうですね。

真夏に真冬のお話でした。

ちょっとサビたトタンの壁を自分でどう塗るのか?

さてお散歩中に見つけた光景を勝手に塗料を塗るなら?を考えるシリーズ。
今日のテーマはこちらのトタン壁です。

大阪の住宅密集地にはよくある光景で、おそらくですが、長屋タイプで昔はこのトタン部分に隣の家が引っ付いてたんですね。
お隣が取り壊すことになり共用やった部分にトタンを貼って事を収めたっていうイメージです。

そしてそのトタンですが一度は塗ってあるのでしょうか、そのトタンがちょっとうっすらサビてきています。ここで塗料屋ならどういうおすすめをするか、です。

まずプロが塗るなら、
1、全体的にケレン(錆落とし)
2、高圧洗浄
3、錆止めを塗る
4、上塗りを2回塗る
という工程になるかなと思います。

続きまして一般の方が自分の家をはしごを使って塗るなら、
1、軽く錆落としを兼ねて全体的にやすり掛け
2、ぞうきんで粉を拭く
3、全体的にラストブロックで錆を抑える、または部分的にラストブロックを塗る
4、錆止めを塗る(全体的にラストブロック塗ってたら省く)
5、上塗りを2回塗る

そしてこちらの壁は南向き。トタンの壁はすごく熱くなるのでできたらリフレクトサーモなどの遮熱断熱塗料がおすすめ。
めっちゃ涼しくなりますしクーラーも効くようになり光熱費も下がります。

リフレクトサーモはこちら>>

【7/27開催】子ども向け無料お仕事体験イベント「住之江しごと博物館」へ出展します

7月27日(日)にすみのえ舞昆ホール(区役所2階)にて開催される「住之江しごと博物館」に、今年もタカラ塗料が出展いたします。

「しごと博物館」は体験を通して、地域の子どもたちに働くことの大切さや魅力を知ってもらい、地域への誇りや愛着を持ってもらうことを目的に開催されています。

西成区で長年開催されてきたこのイベントが、昨年からは住之江区でもスタート。初開催ながらも、大変多くの方にご来場いただきました。

今年は 20社の企業が出展し、全17ブースが登場。1日を通して、様々なお仕事に触れることができます。

タカラ塗料のブースでは、昨年も好評だった「ペンキ屋さん」のお仕事体験を実施。

子どもたちにペンキ屋さんになりきってもらい、ペンキで壁を塗る作業や、お客さまに塗料をおすすめする接客にも挑戦していただきます。

普段なかなか触れることのない「塗料」の楽しさを、気軽に体験していただけます。

夏休みの自由研究にもピッタリなイベントですので、お近くにお住いの方は、ぜひお気軽にお越しください。

〈ご来場特典のご案内〉

イベント当日、会場にてタカラ塗料公式LINEアカウントを友達登録していただいた方に、タカラオリジナルカラーの【お試しサイズ50g】をプレゼント!

水性塗料のタカラオリジナルカラーは、匂いが少なく、壁紙の試し塗りや、木製・プラスチック製の小物、フォトフレームなどの雑貨のリメイクにもお使いいただけます。
数量限定となっていますので、お早めにお越しくださいませ。

◆「住之江しごと博物館」開催概要

【開催日時】
7月27日(日)午前10時~午後4時

【開催場所】
すみのえ舞昆ホール(住之江区民ホール2階)
〒559-8601 大阪市住之江区御崎3-1-17

【アクセス】
・Osaka Metro四つ橋線「住之江公園」駅 徒歩10分
・南海本線「住吉大社」駅 徒歩10分
・大阪シティバス「住之江区役所前」停留所 すぐ

【対象】
住之江区や近隣に住む子どもたち(他地域の方も大歓迎!)

【参加方法】
出展企業のワークショップ参加には、整理券が必要です。
整理券の配布開始時間:
・午前の部:9時30分
・午後の部:12時30分

【注意事項】
タカラ塗料のお仕事体験では塗料を取扱います。塗料は服に付着すると取れないため、汚れてもいい服でお越しください。

▼2024年8月第1回住之江しごと博物館の様子はこちら
「2024年住之江しごと博物館」ご来場ありがとうございました

木の外壁はなぜグレーになったり色が濃くなったりしてるのか?

タカラ塗料の大野です。
決算前ということもありブログがちょっと飛んでしまいました。実は誰に言われたことではないですが、平日毎日書くぞ!というのを目標にしております。
前期の決算が終わるころに決意したので、今期は180本ぐらいの記事を書いたことになります。まあほかのサイトのブログも書いているので実際はもっと多いのですが。。

そんななかで困るのがブログのネタ探し。しかし外をちょっと散歩するとたくさんのネタの宝庫になっております。

こちらの木の壁をご覧ください。

これは同じベニヤでもなぜか上のほうは黄色みが強く、下のほうはグレーになっています。
なぜこのようになるのかというと上のほうは雨が当たらず、アクが出てきていて、下のほうはアクが雨で流れてグレーになっているのです。軒が深いとこのグレーが生まれにくくなります。

塗る場合はアクをしっかり止めて塗るか、木目を出す場合は一度漂白をして塗ったりしますね。

ブログ

タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。

  • タカラ塗料オリジナルカラー

    142色の美しいマットな TAKARATORYOオリジナルカラー

  • 水性ステイン

    珍しいホワイトや古材風色の 水性ステイン

  • ペインタブルテープ

    貼って塗って剥がせば原状回復 ペインタブルテープ

  • ラストブロック

    サビを完全に落す必要なしの下塗り剤 ラストブロック