タカラ塗料のブログ
2025年11月27日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 車刷毛塗り全塗装
タカラ塗料の大野です。
今回は、意外と記事にしてなかったんや・・・と思った2023のモーターショー用に作った「でっかい刷毛」制作のお話です。
前回の大阪モーターショー2023に初出展したときに、
「展示する車の上に刷毛で塗ったってわかるようにでっかい刷毛を作って、レッドブルの缶が乗った車みたいにしたらどう?」
ってな話を会議の時に発案しました。
まあ思い付きで発言し、その思い付きを実現するのは結局自分。。
当時造形に詳しいスタッフもいたので手伝ってもらおうと軽く考えて制作をすることにしました。まあすべてのことに言えますが「思ってたより大変」でした。
まずは設計。
もとになる刷毛の撮影。こちらの刷毛はタカラ塗料のオリジナル40ミリの刷毛です。
caDIY3Dというソフトで画像を取り込み、設計。
芯はベニヤで作り、周りにスタイロフォームを貼り、造形する作戦。
めちゃくちゃ大きくするけど、結局は軽自動車で運べないと意味がないので、分割式にすることに。
机上では簡単なのですよ。これを実行していくのが大変。
こういう造形物を本職の方に頼むとなるとおそらく何十万からの作業になるでしょう。一応塗料屋なのとホームセンターが近くにあるので材料はすべてそろう。あとはやる気と時間だけ。
材料の買い出し。
こちらがでっかい刷毛を作るための材料です。
到底刷毛を作るようには見えない材料たち。
つづく
TAGS:大阪モーターショー2025 特大でっかい刷毛の制作
2025年11月26日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 車刷毛塗り全塗装
タカラ塗料の大野です。
今年の大阪モーターショー2025のタカラ塗料のブースでは2023の倍の大きさのブースを借りました。
それにより車も2台置けるようになったので、僕の通勤で使っている光岡ユーガも展示することになりました。
こちらのユーガですが、光岡初期の車で珍しく、あまり台数がありません。
だからか前回のモーターショーで出展社の停められる駐車スペースに車を停めていたらいつの間にか撮影され、Wikipediaに掲載されておりました。
こちらの写真はブルーの時代で、現在は上の写真のグリーンです。
この車は純正のシルバー→赤→ブルー→グリーンと3回塗り替えられてる個体になりまして、それだけ塗り替えられたらどうなるか?というのも間近に見ていただけるチャンスとなっております。
それにしても皆さんピカピカのデモカーを展示されているのですが、こんな20万キロ以上走行した通勤車を展示していいのかと最近不安ですが、ちょっとはきれいにして持っていく予定ですのでお楽しみに!
TAGS:大阪モーターショー2025
2025年11月26日 | CATEGORY:How to paint, news, Photo Design Board, TAKARATORYO Original Paint Shop, タカラ塗料京都高島屋S.C.店, 床塗り.shop, 調色屋, 調色屋カラーセレクト館, 調色屋ラッカースプレー館, 車刷毛塗り全塗装
まことに勝手ながら、下記のとおり冬季休業とさせていただきますので、お知らせいたします。
お客様にはご不便とご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解ご了承のほどお願いいたします。
大阪本社 休業期間:2025年12月26日(金)~2026年1月4日(日)
※この期間は出荷業務を停止させていただきます。また、電話やメールのお問い合わせにもお答えできません。
※休業期間中にいただきましたご注文やお問い合わせ等に関しましては、1月5日以降より順次対応いたします。
京都高島屋S.C.[T8]店 休業期間:2026年1月1日(木)、1月2日(金)
※京都髙島屋S.C.[T8]店の年末年始営業日詳細は以下のとおりです。
・~2025年12月30日(火) :通常営業
・2025年12月31日(水) :18:00閉店
・2026年1月1日(木)、1月2日(金) :休業
・2026年1月3日(土)~: 通常営業
※店頭在庫が無いの商品の受け渡しは、大阪本社の休業明け以降のご対応となります。
2025年11月25日 | CATEGORY:news, イベント
2025年11月22日(土)・23日(日)、大阪市西成区の天下茶屋駅周辺で、行政・民間企業・地域の方々が協力して行うまちづくりイベント「てんがちゃーん」が開催されました。
このイベントは西成区が主催しているもので、当社は長年参加している「しごと博物館」でのご縁からお声がけをいただき、会場となる天下茶屋小学校の壁や塀をペンキで塗るプログラムに協力しました。
■「てんがちゃーん」の開催目的
天下茶屋駅周辺は、交通の便がよく、人情味あふれる人々や商店街など、魅力のあるエリアです。一方で、「駅利用者の多くが通過するだけで、まちに回遊しにくい」「特区民泊の急増」「少子高齢化に伴う地域活動の担い手不足や地域間のつながりの希薄化」といった課題もあります。
そこで本イベントでは、まちの魅力(人、お店など)に触れていただくきっかけとして、飲食・ワークショップ・展示など、多彩な催しが駅周辺で同時開催されました。
■タカラ塗料のブース:ペンキ塗り体験
2日間にわたり天下茶屋小学校の塀や壁を地域の参加者のみなさんと一緒に塗る体験を実施しました。
▼1日目:校内のブロック塀にお絵描き
1日目は、小学校の校内にあるブロック塀に、赤・青・黄色の塗料を使ってお絵描き体験をしてもらいました。
今回はただ塗るだけでなく、天下茶屋小学校の生徒さんの投票で選ばれた言葉「翔 未来へ!!」を壁面にペイントしました。
この塀は、学校の外からも見える場所のため、通りすがりの方からは「明るくなったね!」「雰囲気がガラッと変わった」といった声をたくさんいただきました。
▼Before
▼After
▼2日目:外側の塀に「てんちゃっこ」の文字アート
2日目は、学校外周の塀に文字を描く体験です。
天下茶屋小学校では、子どもたちのことを「てんちゃっこ」と呼ぶ文化があります。その呼び名をモチーフにした「TENCHAKKO」のデザインを、西成区のイベント担当の方が考えてくださいました。
マスキングテープで文字の枠をつくり、その中を塗っていくスタイル。
乾燥後にテープを剥がすと、くっきりした文字が現れ、参加者からは歓声が上がっていました。
▼After
どちらの壁も、もともと年季が入り、色あせた状態でしたが、ペンキで塗り替えるだけで、明るく、さわやかな印象に変わりました。
参加した子どもたちは、「めっちゃきれいになった!」「もっと塗りたい!」と笑顔で話してくれ、保護者の方々も、夢中で塗るお子さんの姿を写真に収めながら、とても嬉しそうに見守っていました。
今回塗った2つの塀は、どちらもこの1年以内に取り壊しが予定されています。形としては消えてしまいますが、塗った瞬間の記憶はずっと残ると思っています。
タカラ塗料はこれからも、地域の皆さんとのつながりを大切にしながら、塗料の魅力を広めていきます。