タカラ塗料のブログ
2025年11月1日 | CATEGORY:news, メディア掲載
11/8(土)放送のテレビ大阪の街ブラ番組「大阪おっさんぽ」で、私たちタカラ塗料が紹介されます。
「大阪おっさんぽ」は、メッセンジャーの黒田さんとゲストのお二人が大阪の街をぶらり散策しながら、地元の人や場所の魅力を発見していく人気番組。「クセが強く、忖度なしで言いたい放題!」のキャッチコピーどおり、関西ならではの軽快なトークとおっさん3人の掛け合いも見どころです。
今回の取材では、タカラ塗料自慢の調色技術や、刷毛とローラーでDIY塗装した艶消し車両などを見ていただきました。
さらに、社員自らが塗装でリノベーションしたショールームもご案内。
創業の歴史や、代表・大野の祖父であり当社の生みの親でもある初代社長のエピソードなど、普段はあまり語られないタカラ塗料の裏側まで取材していただきました。
出演者の皆さんは、調色師の技術や作業服に染みついた塗料汚れなどにも興味津々。
どのように放送されるのか、私たちも今から楽しみです。
関西地方にお住まいの方は、2025年11月8日(土)午後6時58分~の放送をぜひご覧ください。
関西以外にお住まいの方は、TVerでの見逃し配信でもご覧いただけます。
■放送情報
番組名:大阪おっさんぽ
放送日時:2025年11月8日(土)午後6時58分~
放送局:テレビ大阪(関西ローカル)
※TVerでの見逃し配信あり
▼番組公式サイト▼
https://www.tv-osaka.co.jp/ip4/ossampo
▼見逃し配信(TVer)はこちら▼
https://tver.jp/series/sr8p2y7g9m
2025年10月29日 | CATEGORY:お客様の声
こんにちは、タカラ塗料 大阪本社の店頭スタッフです。
今回は、心斎橋で飲食店を経営されているお客様から、「メルカリで購入したキッチンカーのボディに合わせて調色してほしい」というご相談をいただきました。
ロゴを消して、自分のお店仕様にしたい
お客様が購入されたキッチンカーは、もともとオーガニック食品を販売するために使用されていた車両で、ボンネットには大きく「organic」という文字が入っていました。
この車をご自身のお店用として使用するため、
「ボンネットをボディと同じ色で塗ってロゴを消したい」というご希望です。
車体そのものを見本にすることはできないため、部品での調色をご案内
お客様は実際にキッチンカーでご来店され、
「この車の色に合わせて塗料を作ってほしい」とお話しくださいました。
しかし、店頭では車体全体を直接見本として調色することはできません。
そこで、外せる部品や小さなサンプルをお持ちいただければ、
その部分をもとに調色できることをご案内しました。
▼色見本(日塗工色見本帳)を使い、わずかな色の違いを確認しながら調色している様子
お客様は外せるパーツとして、ボディと同じ色で塗られたチェーンをご持参。
小さな部品でしたが、見本としてお預かりし、できる限り近い色を再現する「近似色」での調色になる旨をお伝えしました。
お客様からは「チェーンでも近い色を作ってもらえるなら、とても助かります」とお声をいただき、ご了承のうえで調色を進めました。
希望の色があれば店頭でまずご相談を
今回のように、バンパーやミラー、カバーなどの外せる部品や、
お手持ちの色見本をお持ち込みいただければ、実物をもとに調色可能です。
車全体を塗り替えるほどではないけれど、一部を補修したい方にもおすすめの方法です。
午前中にご注文が確定すれば、最短で当日16時頃にお引き取りいただけます。
純正色や既存塗装にできるだけ近い色で部分補修したい場合も、
ぜひ店頭でご相談ください。
タカラ塗料 大阪本社(塗料専門店)
〒557-0063 大阪府大阪市西成区南津守4-3-17
TEL:06-6659-2321
営業時間:平日 9:00〜17:00
定休日:土・日・祝
👉 [店舗情報ページはこちら]
2025年10月27日 | CATEGORY:イベント, ワークショップ
2025年11月1日、大阪府住宅供給公社様主催で、大阪府寝屋川市にあるDIY可能な賃貸団地「香里三井B団地」にて、DIYイベントを開催します。
タカラ塗料が担当するのは、団地の一室を使って実際に壁塗り体験ができるワークショップ。
タカラ塗料のスタッフが、壁の塗装に必要な道具や、塗料のうすめ方、刷毛やローラーを使ってきれいに塗るポイントなどをレクチャーしながら、参加者のみなさまと一緒に壁の塗装を仕上げていきます。
「壁を自分で塗装する」と聞くと難しく感じるかもしれません。
でも、理想の部屋の雰囲気にしたいときや、壁の汚れをきれいにしたいとき、DIYで部屋作りを楽しみたいときに、壁のDIYペイントは手軽に取り組める最適な方法なんです。
過去にご参加いただいた方からは、
「壁をペンキで塗るって、思ったよりもずっと簡単!」
「壁の塗装にはあまり前向きではなかったけれど、やってみたらイメージが変わった!」
など、嬉しいご感想をいただきました。
「賃貸住宅に住んでいるから壁を塗装するなんて無理…」と諦めている方も多いかもしれませんが、そんな方におすすめなのが、「DIY可能物件」です。
今回イベントを主催される大阪府住宅供給公社様は、DIY可能な団地物件を多数保有されています。
実際に部屋の壁を塗装できる貴重なチャンス。
DIYペイントで空間が色づく楽しさをぜひ体感してみてください。
みなさまのご参加をお待ちしております。
▼イベント概要
日にち:2025年11月1日(土)
時 間:(1部)10:00~11:00 (定員3名)/(2部) 11:30~12:30(定員に達しました)
場 所:大阪府寝屋川市 香里三井B団地
▼イベントの詳細・お申込みは、こちらから
イベント特別サイト(大阪府住宅供給公社様運営サイト)
2025年10月24日 | CATEGORY:お客様の声
こんにちは、タカラ塗料 大阪本社の店頭スタッフです。
今回は、大阪市内にお住まいの男性のお客様から、
「モルタルで作ったレンガ風の壁を塗り替えて、アンティークな雰囲気に仕上げたい」
というご相談を店頭でいただきました。
落ち着いた店舗に合う“味わいある”壁にしたい
近々、大阪市内で居酒屋をオープン予定とのことで、内装をDIYで進めておられるお客様でした。
DIY経験も豊富で、ご自宅の壁や建具も塗り替えたことがあるそうです。
ご自身でモルタルから成形し、レンガ色で仕上げた壁を施工されたものの、
店内の温かみのある落ち着いた照明の下では、壁の色が少し明るく浮いて見えるとお悩みでした。
そこで、全体を落ち着かせるために「経年したような味わいを出す塗装」を取り入れる方向で話が進みました。
サビ風エイジング塗料で“使い込んだ質感”を再現
経年変化を自然に表現できるタカラ塗料オリジナルの「サビエイジング」をご提案しました。
素材を選ばず、リアルな“サビの深み”を再現できる人気の塗料です。
店頭の色見本をご覧になったお客様からは、
「リアルなサビ感が出てすごくいいですね!」と好評。
ただ、壁の写真を拝見するとベースが赤茶系だったため、
「サビ色を重ねても差が出にくいかもしれません」とお伝えしました。
黒の陰影をプラスして奥行きを演出
そこで、別案として「黒皮アイアン風塗料」をベースに使う方法も検討しました。
ただ、同じく電球色の照明のもとでは、黒をベースにすると全体が重く沈んで見える可能性がありました。
スタッフから「黒を部分的に入れて陰影を作る方法」をご提案。
スポンジで軽く叩くように黒を重ねると、立体感が生まれ、
アンティークな雰囲気が自然に出やすくなります。
お客様も「それがいいかも!」と納得され、
「まずは手持ちの塗料で試してみます」と話されていました。
▲アンティークな雰囲気を意識して黒の陰影を加えた、パテ造形のレンガ風内壁(タカラ塗料 社長室)
塩ビパイプにも“サビ風塗装”を応用予定
さらに、「このサビエイジング、塩ビパイプにも使えますか?」とのご質問も。
お話を伺うと、店内全体を統一したいとのことで、
客席から見えるグレーの塩ビパイプが浮いて見えるのが気になっていたそうです。
店頭にある実物見本をご覧いただきながら塗り方を説明すると、
「パイプまでサビ風にすれば、空間にまとまりが出そうですね!」と
新しいアイデアを膨らませておられました。
店舗の雰囲気づくりもご相談ください
大阪本社では、実際の塗装サンプルや什器を見ながら
仕上がりのイメージを相談できるスペースをご用意しています。
「新品のような質感を少し味わい深くしたい」
「照明に合う色味を探したい」など、店舗づくりに合わせたご相談も歓迎です。
ぜひお気軽にスタッフまでお声がけください。
タカラ塗料 大阪本社(塗料専門店)
〒557-0063 大阪府大阪市西成区南津守4-3-17
TEL:06-6659-2321
営業時間:平日 9:00〜17:00
定休日:土・日・祝
[店舗情報ページはこちら]
2025年10月22日 | CATEGORY:調色屋
2025年10月16日(木)および17日(金)に開催された、株式会社ARACO様主催の特殊塗装講習【第8回「特殊塗装」すご技職人養成塾】に、見学として参加いたしました。
会場は京都府八幡市にあるARACO様の作業場で、実際の現場さながらの環境の中、実践的な講習が行われました。
「特殊塗装」すご技職人養成塾について
そもそも特殊塗装(デコラティブペイント)とは?
「防火や内装制限があって本物の木材を使えないが、木の温もりを感じる空間を作りたい。」
そんな時、コンクリートに本物そっくりの木目を素早く描く技術があります。
それが特殊塗装の一種、通称デコラティブペイントです。
デコラティブペイントは、木目以外にもサビ・カスレといった経年変化や、大理石・岩・レンガなどの質感を塗料を使って、たった2~3色の塗料を用いて素早く表現できる技術です。弊社でお馴染みの錆エイジング塗料やコンクリート風塗装などもこれに含まれます
近年、その需要は高まりつつあり、東西の大手テーマパークや商業施設などでの採用例が増加しています。
デコラティブペイントで描かれた錆(左上)、石目(左下)、木目(右)(株)ARACO様HPより
一方で、技術的な参入障壁が高いため、多くの現場で需要があるにも関わらず、施工業者が不足している状況が指摘されています。
そこで、今大人気なのが、特殊塗装業界のレジェンドから直接学べる実践講座「特殊塗装」すご技職人養成塾です。
「特殊塗装」すご技職人養成塾とは?
デコラティブペイントの巨匠である、荒木俊成氏(株式会社ARACO 代表取締役会長)が、後継者育成を目的として半年に1回開催している塗装講座です。
本講座では、荒木氏による直接指導の下、現在現場で求められている特殊塗装(エイジング塗装、デコラティブペイント)の技術が学べます。さらに、施工技術だけでなく、経営ノウハウについても伝授されています。
荒木氏による直接指導を受けながら、実際に手を動かして技法を習得する様子
第8回の講習を見学させていただきました
この度、弊社代表の大野とスタッフ1名が、10月16日(木)に開催された1日目の講習を一部見学させていただきました。
講習は、まず荒木氏が技法を解説しながらお手本を実演し、その後、参加者が教わった方法で実技を通じて技法を習得するという流れで進められていました。少人数制のため、塗装が上手くいかない時や疑問点がある時には、気軽に質問できます。
荒木氏のお手本(左)と実際に技法を実践する参加者の様子
この日の午前中は、雲や木目(杉、チーク)、サビ鉄板を表現する技法について説明がありました。短い時間の中で、様々な塗装があっという間に完成されていました。どの模様も2~3色だけで、非常にリアルに描かれていくため、「面白い」「楽しい」といったお声があがります。
また、弊社のオリジナル商品である、デコラティブペイント専用の希釈剤「グレイズ」も講習でご使用いただいています。グレイズは作成するデザインや使用色によって混合比率が大きく異なるため、使用の難易度が高い塗料なのですが、こちらの講習では長年の現場での経験に基づいた使用方法を惜しみなくお伝えいただいています。
特殊なブラシで木目を描く技法実践している様子(左)、スポンジでサビ鉄板を描く技法を実践している様子(右)
さらに、特殊塗装で用いる道具についても詳しく紹介されています。通常の塗装ではまず使用しない専門的な道具ばかりのため、その入手方法から使い方まで、丁寧に解説されているのもこちらの講習の特長です。
木目を描くブラシについて解説している様子
参加者の声と講習の魅力
2日間の短期集中講座であり、少人数制で丁寧な指導が行われるため、塗装業だけでなく、建築関連業、補修業など、塗装初心者の様々な業種の方が参加されていました。
参加いただいた方からは、こんなお声があったようです。
- 「とても勉強になった」
- 「この日は予定には無かった革の疑似塗装について質問が出た時も、詳しく解説してもらえた」
- 「豊富な塗装見本を見ることができ、技術の幅を把握できた」
- 「今まで参加した中で一番身になる講習だった」
新しい技術を習得して、お仕事に取り入れようという熱意をもった方々と沢山お会いできました。
このような技術を持つ職人が増えることで、塗料・塗装業界がより一層注目を集めていくことが期待されます。
弊社といたしましても、特殊塗装に関わるお仕事のされる方のサポートができる塗料販売店として邁進してまいります。
講習に参加してみたい方へ
次回は2026年4月頃の開催予定となっております。開催日時が決定次第お知らせメールを配信しております。
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TAGS:特殊塗装すご技職人養成塾 エイジング塗装