タカラ塗料のブログ
2025年8月28日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
塗料がよく引っ付いているかというのは結構分かりにくいもの。
ちょっと塗っただけでは引っ付いているように見えてもそうでもなかったりするのですが、それをカッターとガムテープで行うことができます。
JISの試験では結構細かく試験方法が決められているのですが、社内向けに簡単によく行います。
それがこちら。
左がブリキ板に足付けなしで塗ったもの。右が足付けして塗ったもの。
やり方は、カッターナイフで素地までカットしながら碁盤目状にカットして、ガムテープを貼り、一気に引きはがすのです。
塗料は連続性があるので一部ひっついてなくてもすぐには剥がれません。この方法なら引っ付いていないところをはがしてしまうことができるのです。
本当な1ミリ間隔で行ったりするものなのですが、この数ミリ空いた間隔でも十分に引っ付いている、引っ付いていないの目安になります。
引っ付くかどうかの実験がしたいとき、是非やってみてください。
TAGS:塗料のうんちく 塗料実験
2025年8月25日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
スタッフも書いていますが、
大阪・梅田エリアで働く人や訪れる人に向けて放送しているコミュニティFM局「ウメダFM」の番組『おもじょぶ+(プラス)』
に出演しました。
だいぶんパーソナリティの大谷邦郎さんに助けていただきましたが、それでもやはりやや緊張しました。。
途中台本からやや離れたときに何をしゃべっているのわからなくなってしまいましたが、それも助けていただき。。
つられるようにお話していましたが本当にプロの語りは上手だなと隣で聞いてて思いました。
つかれた。。
2025年8月25日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
塗料販売店としての認識として、遮熱塗料って各社販売していますけど、どれも似たり寄ったりの性能のイメージです。
というのもカタログを見ても、どれも実験結果はまちまちですし方法もまちまちです。
ですので画期的な遮熱断熱リフレクトサーモができるまではそんなに気にしてなかったのですが、いざ他社の塗料も含めて実験した結果、やはり従来製品はどれも・・・という結果になったのでご報告します。
遮熱塗料性能テスト実験方法
写真のような装置で100Wのハロゲンランプで加熱して板の裏の温度を測ります。
板はすべて鋼板に塗ります。
無塗装鋼板の色は白っぽい色、その板にサーモアイ、アレスクール、クールサーム、ガイナ、そしてタカラ塗料リフレクトサーモの色はそれぞれ原色の白を塗っています。
そしてそれぞれ10分測りました。
ちなみにこの実験の右側はグレーの見本板です。90℃を超えてますね。
遮熱塗料比較実験結果!
だいぶデータは端折ってます。
(そのほかのデータについても後日書きます)
(実はここのグラフにはあまりに遮熱効果がなかった遮熱塗料は省きました)
やっぱりイメージであった「既存遮熱塗料はどれも大差ない」があってた!
この実験結果グラフを見たときに一番に思ったのが、
やっぱり既存遮熱塗料は大差なかった!
でした。
リフレクトサーモ以外の遮熱塗料の10分後の温度差は高いものと低いもので6.2℃です。まあ6℃違うとだいぶん違うといえば違いますし、逆に言うと6℃ぐらいなら大差なく見えてしまいます。
やはり「(既存)遮熱塗料の性能は大差ない」ようです。
圧倒的に違うリフレクトサーモ
その大差ない遮熱塗料の一番結果の良かった塗料よりさらに12℃以上温度が下がっているのがリフレクトサーモ。
もともとの無塗装鋼板と比べると28℃も差があります。
今回の実験は部屋の温度をクーラーで一定にし、熱伝導率の高い鋼板に塗った板をハロゲンランプの真下に置いたのですが、これが鋼板以外になったり実験時の気温が変わったり、機器があったまってたりすると微妙に結果は変わってきます。それだけシビアな差なので、6℃の差に収まった既存遮熱塗料群の実験結果は些細なことで入れ替わってしまいます。
それに比べてリフレクトサーモは圧倒的な差なのでそれでは入れ替わることはなく、いつも実験では一番の結果がでています。
リフレクトサーモはこちら>>
TAGS:遮熱断熱リフレクトサーモ
2025年8月21日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
めっちゃ久しぶりの社長ブログになります。
昨日は会社を全社お休みさせていただいて、全社員で会社の方向性をかたる指針発表会でした。
実はこれの準備やら新製品のなんやらでバタバタしておりましてブログを休んで(さぼって)おりました。
あまりタカラ塗料の理念というものを公開していないのですが、社内ではこう言っています。
Spread some paint!
です。塗料を広めて国民の資産を守るぞ!って言っています。
われわれがWEBサイトで塗料をわかりやすく説明したり、店頭で、電話で説明したりするのはすべてこのためです。社員の皆さんこれをしっかり共感していただいて、日々会社を運営していただいております。
徐々に広まってるかなーと思うのですが、まだまだ「塗料?自分で塗るの?」とか通りすがりの方に言われますので頑張らないとなと社員一同誓いを新たにしたのでした。
本日より通常営業しております。みなさまよろしくお願いします。
2025年7月28日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
よく京都店で
「皮用の塗料はありませんか」
と聞かれます。本当によく聞かれまして京都では皮に何かを書くというのが流行っているのかと思うほどに。
今のところないと答えているのですが、お客様がどのようなものに塗りたいのかというのもあいまいでよくわからないところも多いのです。
というのも皮といっても、本革なのかビニールレザーなのか、本革にしてもエナメルっぽいのから艶のないものもあります。そしてカバンなのか革ジャンなのか靴なのかキーホルダーなのか財布なのか車のシートなのかベルトなのか、ちょっと絵を描きたいのかサインを書きたいのか全面塗り替えたいのか補修(リペア)に使いたいのか、ごく少量でいいのか、まあまあ量がまとまるのか、などによって考えられる用途が変わってきます。
で、今回ハンズマンで買いました皮の端切れ詰め合わせのものに、Amazonの奥地で見つけてきたり、百貨店で見つけたり、お勧めされたりした皮にぬれるよっていう塗料をすべて試してみました。
皮によってはひっついてたり、はがれてしまったり、傷が付きやすかったりとどれも「塗料の基準で」みると合格点のものはありませんでした。
これぐらいの性能でも「皮用」って言って売ってもいいのかな。。それならなんぼでも作れそうやけども。。
TAGS:塗料のうんちく 塗料実験