タカラ塗料のブログ

マイクロセメント「モルクラフト」で店頭カウンターをモルタル調にする・・・主材塗り~完成編

タカラ塗料の大野です。

DIYで塗れるマイクロセメント「モルクラフト」で店頭カウンターのカバーを作る、の最終回です。
全員が左官初心者という状態で作れるか、というチャレンジですが今回は完成編です。

まず前回まででベースを塗りました。その上に主材を塗ります。
ベースはひび割れを防止したり、素地を強化したりの役割がありますが、主材は色と模様をつけるために塗ります。

まず全体に色を付け、完成後の模様を想像しながらやや凹凸をつけて全面に塗ります。

細かいところは刷毛で塗りました。

乾燥させます。

乾いたら主材の2回目を塗ります。

全面に塗れたらこすりながら模様を出していきます。1回目塗りの凹凸を露出されるように削りながら塗ります。

黒い部分がコテ焼けといって模様になってきています。全面にこすり終わったらこんな感じ。

雰囲気が出てきました!これを一晩しっかり乾燥させ、トップを塗ります。

しっかり乾燥させたら完成です。店頭のカウンターに設置してみます。

ビフォアと並べるとイメージが変わりました!

マイクロセメント「モルクラフト」で店頭カウンターをモルタル調にする・・・ベース塗り編

タカラ塗料の大野です。

店頭のカウンタートップのモルクラフト塗りのベース編です。

作ったカウンターカバーをやすり掛けして、ちょっとアールを作ったり、毛羽を落としています。
実はこの時全員がモルクラフト塗りの初体験のような感じで撮影をしながら塗っているのでドキドキです。

一発目のベース塗りが完成しました。・・・とはいえ今見たら薄かったり塗れてなかったり・・・。

ベニヤの継ぎ目にはメッシュテープをいれて厚みと強度を持たせています。

乾いたら研磨。下手くそなので毛羽だらけです。とりあえず研磨してごまかします。

メッシュのあとを消すようにベース塗ったら端っこだけ盛り上がっちゃったので平らにするのにベースを塗り重ねている図。

また研磨。。。

左官自体が全員ほぼ初めてで、どういう状態が正解かもよくわからず、塗り終わって完成してから粗が見つかるっていうのの繰り返しで「これは大変だ・・・」と思った記憶があります。

今考えるとそんなに難しくない作業ではあるのですが。。
次回色を付けます。

今日はモルクラフトばっかり塗りました/コテの違いについて

タカラ塗料の大野です。

連日モルクラフトばっかりですが、今日は京都店の什器のためのモルクラフト塗りでした。
だんだん左官ゴテにも慣れてきてちょっとずつうまくなってる気がする、けどまだまだ。

モルクラフトに使う左官ゴテは日本のものとは違い「ヴェネチアントロウェル」というコテだそうです。
日本のものとの違いは、
・四隅に少しアールがある
・両脇に向かってちょっとそっている
・固めのステンレス板
などの特徴があります。

磨くという作業があるモルクラフトには必須のコテになります。

タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

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当店では、お客様との距離が近い分、 「こんな塗料が欲しい!」 「あんな商品があったらいいな」 というご意見を多数お聞きします。 それを叶えるために、色々とお調べしまして既製品を探すのですが、存在しないことも多々あります。 無いなら作ってしまえ!ということで、他のお店には無いオリジナル商品が多数あります。 そんな商品をご紹介します。

  • セメント風塗料材

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  • エイジング塗料のコンガリー

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