玄関タイルにマイクロセメント「モルクラフト」を塗ってみる・・・練習編
2025年5月22日 | CATEGORY:TAKARATORYO Original Paint Shop, 代表大野ブログ

タカラ塗料の大野です。
モルクラフトのような商品を初めてみたときに思ったのが、
「玄関のタイルを平らにしてモルタルのようにできるのでは?」
でした。
昭和に建てられた家の玄関って小さめのタイルが貼られてて、それがなんか古臭いですよね。それをなんとかできるんじゃないかと考えていました。
ただそう思ったのは5年以上前の話で、当時はこのような商品の屋外に塗れるタイプのものはありませんでした。
そこで出てきたモルクラフト。こちらは屋外に施工可能とのことでやってみたかったのを自社物件でやってみることにしました。
と、簡単に言いますが我々は塗料販売店。刷毛やローラーで塗装するのは慣れていますが、コテで塗る商品はちょっと自信がありません。
ちゃんとタイル目地が埋まるのか?
まっ平にできるのか?
など施工前にいろいろと気になります。
ということで、ベニヤ板やらで仮のタイル目地を作りました。

これに工程として、強力プライマー→ベース→メッシュ→ベースで伏せこみ→モルクラフト主材×2→トップ×2の順番に塗っていきます。

うまくできた!とおもってよく見てみると仕上げの部分にタイル目地がうっすら見えているという事態に。

しっかりとベース時点でタイル目地を埋めないとって施工していたのですが、おそらく乾燥過程でちょっと痩せてしまったみたいです。
ですのでもう一度初めからチャレンジ。今回メッシュをふせこんでから、もう一度ベースを塗ってしっかりと目地を消すときれいに仕上がりました。



しっかりとモルクラフトのグレー部分では目地が消えているのがわかると思います。
これでちょっと自信をつけて玄関への施工を開始しました。
つづく