タカラ塗料のブログ
2016年12月4日 | CATEGORY:news, 代表大野ブログ
タカラ塗料はこのたび店舗外観を大幅リニューアルいたしました。
古い販売店のイメージを払拭し、ロンドンに昔からある格式ある塗料店というコンセプトで作り上げました。
外観色には当店のイメージカラーであるエントランスグリーンを採用。
モールディングを随所に取り入れ、ヨーロッパの雰囲気を出しながら、いい色を凹凸でさらに際立たせています。
また看板にはオリジナルの退色しにくいアンティークゴールドを使い、商業施設でも取り入れられているエイジングを施しております。
東側壁面には日本では珍しい規模のサインアートを全面に施しました。
サインの内容は当店のオリジナル色の名前を採用しています。
上 改装前 下 改装後
塗料を扱いたいというお客様へのマネキン的な存在を目指し、今までにない塗料販売店の形態を目指しています。
ぜひお近くにお立ち寄りの際はご覧いただけましたらうれしいです。
2016年12月2日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 社屋リノベーション
ある程度モールディングもついたらやっとこさ外壁塗装。
お決まりの高圧洗浄から開始。
それも9月下旬から行う予定が悪天候で10月上旬にずれ込み、さらになんと塗料のプロやのに必要缶数を見誤ってしまいました。。
3缶で足りると思ってたら、5缶は確実にいる。。
しかもそれがすぐに入ると思っていたらまさかのメーカーのグリーンが欠品してしまい、塗料がそろうのが10月下旬になる。。
当店の外壁色はエントランスグリーンという独自色なのですが、これはグリーンの顔料がないと絶対に作れません。
こういう材料欠品がよくあることなのかといいますと、全然ないことです。初めてです。
しかも結構当店がそのメーカーに注文する色というのもグリーン系統が多く、困ってしまいました。
この欠品騒動の間に偶然お客様からそのエントランスグリーンのご注文をいただきまして、1缶売ってしまうという始末。
まあ先に下地処理やらフィラーやらある塗料で始めておいてもらったのですが、そこでも問題発生。
ヒビというにはあまりにもあまりにもな亀裂が外壁に見つかり、しかもその個所のモルタルが下地から浮いてきていて手で押したら動くと職人さんが教えてくれました。
この壁と金属部分の隙間が約1センチ・・・
表の改装ばっかり考えていたので、あまり目の届かない裏面まで見に行っておらず、ご指摘いただいて気づきました。。大変。
あと雨どいが集結しているところがあり、そこが鉄筋コンクリート造りと木造づくりの間の部分で、建物の揺れ方の違いから亀裂が入っていました。
しかもその部分に雨どいを支える金具が刺さっていたので、またそこから雨が伝いさらに裂けたようになっていました。
またモルタル浮いてるし。。手で押したらぶかぶか動く部分があります。
そしてその亀裂から水が回ってコンクリートがアルカリから中性化、それで鉄筋がさび、モルタルを割るという爆裂がおこっていました。
ボロボロやないか!
ラストブロックというオリジナル錆転換剤をまず塗り、錆を抑えます。
コーキングを何回か塗って隠しました。
そしてやっとフィラー開始。
フィラーを塗ると細かい凹凸を作りながら分厚くつくので、ヘアークラックという細かいヒビを埋めることができます。
金属サイディング部分はかなり剥がれてきています。
これは古いオイルペイントの上に1液ウレタンを塗るとこうなってしまいました。
トタンは塗料が引っ付きにくい素材、そして上塗りの劣化、その上にちょっと縮むような塗料を塗るとこうなったりしてしまいます。
今回塗装屋さんにガムテープを貼ってははがしして、できる限りはがしていただきました。
そのトタン部分はグレーのメタルコート錆止め(トタンにもよくひっつく)を塗ってから上塗りしてもらいました。
かの大工さんにつけてもらったモール部分も塗ることでぐっとしまってかっこよく。
結構好きなアングル。家具みたい。
今回下手な塗り分けをせず、すべてこのエントランスグリーンで塗ってもらいました。
塗料屋だから色をいっぱい使いたくなるところですが、かっこいい一色で決めてしまいます。
2016年12月1日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 社屋リノベーション
心強い味方、かっこいい色(KURAYAオールドブルーシー)の変な車に乗る手ぬぐいのネクタイをした工務店藏家の社長登場。
かのビフォア―アフターの匠の仕事を請け負ったけど、登場シーンをことごとくカットされた、それでいてお客様に愛されるいぐらさんです。
まずはいぐらさんのところにモールディングをつけてもらいます。
さすがにこれは高所作業になるし、素人ではあぶないので大工さんに頼みます。
モールディングの必要性を彼に熱く説き、変な工事だけどもやってほしいとお願いしました。
イギリスの建物は絶対にモールディングが欠かせないんだ!的な。
画像も数点見ていただいて、イメージを伝えました。
ただ彼の工務店は大変忙しく、何件も現場を抱えているようで大工さんの確保が難しいとのことで、少し取り掛かるまで時間がかかるとのことでした。
まあこちらでもモールディングを用意したり、別の工事もしなければならないのでOK!OK!と思っていま した。
が、この2016年の9月は記録的な雨続き。。
東京では日照時間が1週間で5分しかなかったほどの全国的な天候の悪さ。
おかげで11月には野菜が高騰してレタスが800円超えで売られていたとか。。
工事が思うように進まず、9月の頭に足場を組んだのに10月になってもモールディングが終わらず、塗装屋さんに入ってもらえない。。
それでも着々と大工さんに 進めてもらいまして、ちょっとづつですが形になっていきました。
モールディングはロハスの時からの御用達、みはしのモールディングを購入。
モールディングは腐らないのですが、中の木下地は雨が当たって濡れたままだと腐ってしまうので、万が一水が入ったときのことを考え通気性を持たせた構造で作ってくれたそうです。
つきました!
とは言ってもやはり色がつかないとイメージがつきにくいですね。