『Web塗料報知』2016.12.20掲載
2016年12月21日 | CATEGORY:メディア掲載, 代表大野ブログ

タカラ塗料のリニューアルをWEB塗料報知さんで記事になり掲載いただいております。
2016年12月21日 | CATEGORY:メディア掲載, 代表大野ブログ

タカラ塗料のリニューアルをWEB塗料報知さんで記事になり掲載いただいております。
2016年12月20日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 社屋リノベーション
植木鉢はプラスチックでは雰囲気が出ないのでテラコッタ鉢にしたいところですが、土を入れてさらに陶器の重さだと頭上ですし大丈夫かな?という考えがありました。
でもプラスチック鉢では色が…
じゃあ塗りましょう!ってことでまず手本となるテラコッタ鉢を購入してその色に合わせます。
2色作りました。

こちら見本にしたテラコッタ鉢

塗るために非鉄バインダーを塗った後ですが、こちらがプラスチックの色。
そのうち1色をまずベースに塗装します。


そのあともう1色でかするように塗り、模様をつけていきます。


なんせ初めてするエイジングなので、スタッフを困らせます
こちらが出来上がったものと、見本のものの比較。


中をみると一目瞭然。
この植木鉢に植えるゼラニウムもこだわりがありまして、ダークレッドの色を選んでいます。
ホームセンターや花屋で見つけたら買い占める(といっても大体1件につき2,3株しかない)というのを続けて地道に増やしていたですが、ただ今回14株そろえなくてはならなかったので、Botanical Azure(https://www.facebook.com/botanicalazure/)さんというお花屋さんで発注。

見事に11月という変な時期にもかかわらず、これから咲くよ!っていう株をそろえてくれました。
それをこの鉢に植え替えて、ずらっと並べて完成。

これから春になって花が葉がもっと茂ってくれたら本当の完成です。


案外時間(とお金・・)がかかった(まだかかる)花台構想でした。
2016年12月19日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 社屋リノベーション
出来上がってきた花台はもちろん無塗装品。
塗装は当店で行います。
ちなみに花台の大きいほうは店の中にもって入れなかったので、倉庫(屋外)で塗装します。

こんなに大きい
今回は水性の錆止め→ブラックスケールメタリック→錆エイジング→UVカットクリアという工程で行きます。
すべて水性にしてみました。
水性塗料だけ塗られた鉄性のものがどれぐらい持つのかの実験でもあります。


山口さんによる錆止め(グレー)の塗装


その後オフブラックを塗ったら錆エイジングは一応しますが、下から見て目のいい人ならギリギリわかる程度になっているかと思います。
僕はようわかりません(笑)

エイジングはWSの講師の高木さん、ハンドメイドOlive店主の大國さんにお願いしました。




塗装ができたら土曜日に出勤して男手二人で取り付け。

大きいほうは3800もあるので(30kgちょいぐらい)、結構大変かと思ったのですが案外すんなりつきました。
寸法も実際に採寸に着ていただいているのでばっちり!


最後に網を置いて完成!
あとは植木鉢を置いていくだけですが、そこでも一工夫。
2016年12月16日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 社屋リノベーション
イギリスというと国民総ガーデナーといわれるほどのガーデニング大国。
ロンドンにあるという塗料販売店を目指すなら植木は欠かせないものです。
前から店の前には植木をエイジングしたペール缶に寄せ植え、それを何缶かおいていました。

2Fの窓辺には直接アルミサッシにハンギングを打ち付けて赤いゼラニウムを植えていました。

塗り替える直前のハンギングの様子。汚い。

きれいに咲いているとき
窓辺にハンギングをしていたのですが、本当は花台がほしい。
いわゆるフラワーボックス、ウインドウボックスといわれるもので、窓辺でお花を楽しめるものです。
一時期日本でも少し流行って、建売などでもつけている人もいらっしゃいますが、お花を置いてなかったり・・・
そして当店では花台をつけて頑張って育てよう!と思っていたのですが、探しても探してもシンプルなデザインのものがない。。
どちらかというと南欧っぽいものが多く、また見つけても窓のサイズぴったりのものが無かったり。。
窓の一つは3800mmもあり・・・
ということで作ってもらうことにしました!
なぜ塗料屋が花台を作ってもらわないといけないかはさておき、作ってくれる、しかもこだわりをわかってくれる(奇特な)方が歩いて行ける距離にいらっしゃいました。
鉄作家の宜本さんです。http://www.nobuyukiyoshimoto.com/
まず打ち合わせをさせていただきまして、つたないイラレの技術で描いたイメージ図をお送りしました。

ロンドンのこんな柵をイメージしてデザインしました。

取り付け方法も相談させていただき、なんとかできそうでホッとしました。
矢じりはさすがにレーザーで作って・・・とすると高くつきそうでしたので、既製品を探しました。探すとあるんですね。。
今回かなりお世話になりましたメタルクリエイトさんで矢じりを大量に購入。

それを宜本さんのところに持っていくと、あのつたない図面でできてきていました。

まず小さいほうができた!と宜本さん



「こうやんねぇ」とおいてみる宜本さん

おいてみたら矢じりの底が平らじゃなかったので立たず、平らに削る宜本さん

矢じりを置けるようになって、イメージをふくらます

鉄のアングルのくの字の部分に面を合わせて棒をつけようとすると数ミリ干渉するので、棒に1本1本逃げを作っているそうです。細かい。

切り口まっすぐじゃないのわかりますか??

アングル部分もしっかり角を落としてくれています。またけば立ったような切り口もないです。細かい。

一度現物合わせでもってきていただいたとき。まだ矢じり無し。でもかっこいい。
そして矢じりをつけて完成!
下の写真は小さいほうです。




網の部分の逃げの部分もしっかりと処理されています
出来上がってきたとき、初めに思ったのはやっぱりこういう立体のものをつくらはる方はすごいなぁ、と思いました。
こういう「うわー!」という感想を今までに宜本さんは何人に言わせてきたことかと思うと、尊敬の念です。
2016年12月15日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 社屋リノベーション
吊り看板はなんとなく気になっていたのですが、本当はサインアート的なものをさがしていました。
そこでアマゾンで購入したのが下記の3冊
「ヨーロッパの街角」
「ヨーロッパの看板 お気に入りの街角」
「ヨーロッパの街並みと看板」
なかでも「ヨーロッパの街並みと看板」はとても面白く、ただただ吊り看板が並ぶだけの写真集で参考になりました。
で、作りたくなったのが一目で塗料屋だとわかる吊り看板です。
ヨーロッパでは古くから言葉読めない異国の人でもわかるようにと、文字以外のサインも盛んだったようで、だれでもそれとわかる看板を作ったそうです。
そこで考えたのは下記のような看板。

これは一目で自転車屋だとわかりますね。
今回当店の看板は日本語は一切使われません。
ですので、何屋さんか英語のわからないおじいさんでもわかるように考えました。
考えているときにロハスフェスタがありまして、そこで1000円で本物のアンティークの吊看板用の金具を発見したので、2個作ることにしました。
今回本当はスチールでレーザーで切ってもらって….とすればいいんだと思うのですが、高所ですしできるだけ軽く作りたいのでアルミの複合板で作ってもらいました。
http://www.trade-sign.com/main/cut-ap/index.html ←こちらでお願いしました。

塗料と刷毛とローラーを並べています。これで塗料屋とわかるでしょう…
こちらをお決まりの非鉄バインダーをしっかり塗って行きます。


そしてオフブラックと名付けた黒よりちょっとグレー寄りの黒を塗っていきます。
今回鉄部は全部この色です。


そこに長年あったように錆エイジングを塗っていきます。

上から雨があたってさびたように。この辺はWSも担当しております高木さんの作。

ひとつはモールディング付きにしました。
ただこれだけだとやはりアルミの複合板だと弱くって、とくにローラーがブラブラとして折れそうなので、苦肉の策でテグスでつないでいきました。

テグスを通す穴をあけて細かい作業はやはりこの人、高木さんに結んでいただきまして穴をあけた部分をタッチアップ。

看板を吊るすサインブラケットも塗ります。
サインブラケットはこちらで購入しました。
http://www.metal-create.co.jp/
ちゃんと黒く塗られたものですが、これに非鉄バインダーを塗ってまたオフブラックに…

こうして並べてみると黒さがちがうでしょう・・・ これを直します。

ちゃんとケレン(足付け)をして非鉄バインダーを塗ります。
こちらがロハスで1000円だったブラケット。

こちらをあとでまた錆を描くのに、今ある本物の錆が止まるようにラストブロックという錆転換剤を塗ります。

その後オフブラックを塗り、錆エイジングをして完成。



シルエットがかっこいいですね~!
ぜひご来店の際は上のほうもみてみてくださいませ!
当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。
sitemap