タカラ塗料のブログ
2016年10月25日 | CATEGORY:Q&A, よくあるご質問, 代表大野ブログ, 未分類, 車刷毛塗り全塗装
サーフェーサー(プラサフ)につきまして
車の塗装には「絶対下塗りはサーフェーサー!」という、固定概念(?)を持った方も多くおられるようですが、刷毛塗全塗装に関しては絶対ではありません。
お電話やメールでもお問い合わせが多く、迷われる方も多いので詳しく書かせていただきます。
サーフェーサーはどういう塗料?
まずサーフェーサーとはどういう塗料かといいますと、樹脂の中にたくさんの粉(体質顔料)を入れたものになります。
体質顔料とはサーフェーサーの場合、主にタルクと言われる石の粉です。
何のためにその石の粉が入っているかといいますと、乾燥後に研磨しやすいようにと、下地を隠す(隠蔽する)ためです。
プライマーとしての効果は?
プラサフ=プライマーサーフェーサーという意味ですが、プライマーの効果はやや低いです。
よく「プラサフ塗らないとはがれる!」といいますが、大体の塗膜ははがれるときはプラサフごとはがれています。
つまりプラサフとその後に塗る上塗りの塗料とはよく引っ付いていますが、下地とはそんなに引っ付いていないのです。
また「プラサフ塗って錆止める!」とも言いますが、プラサフは錆を止める力はありません。
プラサフを塗ることで塗料が厚めになり、その部分水分が入ることを抑えることはできますが、錆そのものを止めるわけではないのです。
ちなみにその他建築、工業、重防食、どの分野でもサーフェーサー(プラサフ)を錆止めとして使うことはありません。
あくまで、研磨と隠蔽に特化した塗料なのです。
よくあるシーンごとの解説
1、純正塗装の上から塗る場合
純正塗装膜は焼き付け塗装の膜ですごく硬い膜です。
その膜は硬くてほかの塗料が引っ付きにくいのですが、ペーパーで足付けをしますと物理的な表面積が増えてしっかりと別の塗料が引っ付くようになります。
ですのでよく塗料を引っ付けるという意味では、下地塗料は不要になります。
2、パテあとや金属部分の露出がある場合。
吹き付ける場合は、吹き付ける塗料の膜が薄く出るため、パテがシンナー分を吸ってしまいそこだけムラができるということがあります。
しかし刷毛塗全塗装の場合はローラーなどで塗りつける塗料の膜が厚いので、そこまで気になることはありません。
またピンホール(小さな穴)も同じで、ローラーでの塗装ではその穴も埋まりやすいです。
3、古い塗料のクリアの膜がはがれている、またはところどころはがれて下地が出ている場合
はがれが起きている部分と起きていない部分との段は、塗装前に段がなだらかになるまで研磨すれば大丈夫です。
プラサフは基本的に吹付の場合に、細かい穴も凹凸も許さない、きれいな肌を目指すときに使うものです。
刷毛塗全塗装の場合、刷毛跡やローラー後で細かい凹凸が全体にできますので、凹凸は気にならなくなります。
またつや消しの塗料なので、多少凹凸があっても目立たなくなります。
逆に刷毛塗全塗装でプラサフが必要な場合はこちら
1、あまりにパテに細かい「す」(ピンホール)が多い場合
2、下地の色が黒など濃い色で、上塗りに黄色や赤など透けやすい色を塗る場合
ぐらいでしょうか。
とにかく、プラサフは絶対!ではありません。

2016年10月24日 | CATEGORY:お客様の声, 代表大野ブログ, 未分類
自転車のフレームの色の見本を当店にお送りいただきまして、その色をラッカーで調色させていただきました。
それを塗ったお写真をいただきましたのでご紹介させていただきます。

このフレームの左部分を塗装されます。
ソフト99のタッチペンをスプレーで吹けるスプレー(?)で吹かれたようです。
継ぎ目わからないぐらいきれいに吹かれていますね!



色見本を送っていただけましたら、メタリック色パール色蛍光色以外ならこのように色はきっちり合わせることができます。
ただこちら悲しい後日談があり、
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せっかく塗装したこのフレームですが、4月の熊本地震で
物がぶつかってまた傷がついてしまいました。
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現在まだもう一度塗装される段取りではないそうで、また塗られたらぜひ出来上がったお写真が拝見できればと思います。
S様ありがとうございました!
2016年10月21日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 未分類
当店は西成区南津守という西成区でもごく南西部の住之江区の近くにあります。
近くにはコーナン南津守店という大きなホームセンターがあり、その敷地内にマクドナルド、ゲームセンターやスーパーなどが一緒にあります。
その中でも満腹リッチという焼肉屋さんがあり、その店舗の前に小さなプレハブ小屋で焼肉弁当を販売しているのです。
その焼肉弁当がとてもおいしく、お昼休みには近隣の工場などの作業着を着こなしたおじさまたちが集いまして、600円ちょっとで舌鼓を打ちます。
敷き詰められたアツアツご飯の上に炭火で焼かれてタレが絡まった肉がおかれたシンプルなものなのですが、そのタレがおいしくてペース配分を間違えるとタレだけでご飯を食べてしまって肉が余るという本末転倒弁当です。
たまに愛妻弁当を忘れた日にその焼肉弁当を食べるのですが、たまの楽しみとして大変重宝しておりました。
そんな焼肉弁当屋が本日、焼失しました・・・


現在店舗改装中のためコーナンの駐車場に車を止めに行っているのですが、この近さでの火事でびっくりしました。
始め見たときはまだ消防車も来ていない段階でした。
すごい火が出ていました・・・
幸いけが人はいなさそうでした。
お店の方は大変かと思いますが、また再開されることを願っております。
2016年10月19日 | CATEGORY:news, メディア掲載, 代表大野ブログ, 未分類
Auto messe webというメディアで、
WAGONISTさんで去年ご紹介いただいた
刷毛塗全塗装のコンテンツをご紹介いただいています!
編集者の方もびっくりするほどのアクセス数があり、
現在そのサイト内ウィークリーランキイング4位になっております!
誌面では写真が小さくて見えにくかった部分も大きくなりますので雰囲気がとてもつかみやすいです。
そしてそのサイトのトップでは藏家さんの社長が転がすパズ仕様の軽トラがチラチラうつっております。
ぜひご覧あれ!
http://www.automesseweb.jp/2016/10/16/11753 |
2015年11月17日 | CATEGORY:イベント, 代表大野ブログ, 未分類
今年の春ごろ、ふとロハスフェスタという催しものを知りました。
なんでもハンドメイド系のお店が集まるオシャレでエコなイベントだそうだと。

それならばと調べてみますと、過去にも塗料メーカーが出展するのはあっても、塗料販売店が出展するのは珍しいようでした。
ハンドメイド系、DIY系で塗料を使うこともあると思うのに、それに出展しない(していない)のはある意味お客様本位でないのでは?
また、きっと困っていたり踏み出せない人がたくさんいそう。。とふと思いつきリサーチ開始。
さっそく直近のロハスフェスタ行ってみたのでした。
見るとやはり見たことがない量のハンドメイド雑貨、アンティーク雑貨、そしてそれを見に来る人たち。
ああ、これはやりがいがあるかもしれないと、スタッフに「ロハスフェスタに出店しようと思うんだけど・・・」と相談すると、血気盛んな彼らは「やりましょう!」と。
それがこの忙しくなる半年の始まりでした。。。
TAGS:ロハスフェスタ