タカラ塗料のブログ

ゴールドがシルバーになった?!ゴールド系の塗料や絵具の褪色実験

タカラ塗料の代表大野です。

色鮮やかなゴールド系の塗料は金が入っているんじゃなくって、金ではないものでゴールドを表現しています。

昔はブロンズ系の顔料で作られていて、添加剤とかを混ぜても3ヶ月ぐらいで色が褪せてしまうものでした。またのゴールドと名のついていてもシルバーに黄色い色を付けているものだったりしたのです。
ですので屋外に置くと色がとんでしまうのが常識でした。

しかーし、あるとき顔料メーカーから退色しないゴールドのパール顔料ができたといって持ってこられました。パール顔料とは車の塗装にも使われるぐらい強く、褪色しません。
それならばとタカラ塗料の独自配合で作ったのが水性アクリルのゴールドになります。

ただタカラ塗料としてはメーカーのいうことをそのまま信じることなく、必ず塗って確かめてみるのです。
(そのため新しい製品がでたといわれたら必ずサンプルをもらって塗って実験します)

実験開始前撮影(屋内)

大昔の実験ですが、上記のように塗って屋内保管用の塗り板も作りました。このようにタカラ塗料の塗り板は右下で、(みればわかっちゃいますが)そのほかは別のメーカーのゴールドです。

半年放置後したゴールド色

このようにあるメーカーのものはくすみ、黒ずみ、そしてシルバーになってしまったものもありました。
対してタカラ塗料のものはしっかりとゴールドの色味を残したままの輝きを維持しています。

ちなみにこの板は現在どこに行ったか分からなくなってしまいました(泣)
がタカラ塗料の本社の看板の文字はこのゴールドから作った「アンティークゴールド」という色味になっていますが、こちらも2017年に塗ってから2024年の今もゴールドの色を保っていますので十分な耐候性があると思います。

本社の入り口看板上の文字や大看板の文字がアンティークゴールドです

ぜひ本社に見に来ていただければと思います。

ゴールドの褪色試験のもっと詳しい記事はこちらです

白い壁についた黒い汚れを「なんとかしたい!」新卒採用前クリーンアップ作戦その1

こんにちは、タカラ塗料の総務を担当している西野です。

当社では毎年、新卒採用活動が始まる時期に合わせて、社内をきれいにするための営繕活動を行っています。これは、わざわざ会社まで採用説明会に来ていただいた学生さんを少しでもきれいな環境で迎え入れたいという思いから始まった「クリーンアップ作戦」です。

うす汚れた壁をなんとかしたい!

オフィスの壁や階段、机や椅子など、日々丁寧に使っていても、どうしてもうす汚れてきますよね。特に白い壁にはシミや黒ずみ、床には靴のゴム跡汚れなどが目立ってきます。「なんとかしたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?

今回は、シリーズ第一弾として会社説明会の会場となる会議室の壁をリフレッシュしたのでご紹介します。

▼Before:靴のゴム跡やシミ汚れが目立ちます

会議室の白かったはずの壁を、水性の室内用塗料を使って塗り直していきます。

塗ったらきれいになる!

通常、壁を「きれいにする」というと、スプレータイプの洗剤と雑巾を使って掃除するのが一般的かもしれません。しかし、ペンキを使って壁をきれいにする方法もあるんです。洗剤と雑巾でごしごし掃除するより、手早く簡単にきれいな壁にすることができました。

▼After:サマークラウド(夏の雲)という色でペイントしました

ペンキで会社の魅力をアップ

タカラ塗料は大阪西成区にある小さな会社ですが、毎年全国からたくさんの大学生が会社説明会に来てくれます。(今年も22人の学生が大阪本社に足を運んでくれました!)

せっかくの会社説明会で学生さん達に良い印象を与えたいのに、汚れた壁や床で迎え入れては、会社の魅力も半減してしまうと思います。

ペンキは、汚れた壁や床をきれいな状態に戻すだけでなく、オフィスの雰囲気を変えることもできます。採用活動を少しでも成功に近づけるためにも、清潔で明るいオフィス空間は欠かせないと考え、タカラ塗料では毎年採用時期に合わせたクリーンアップ作戦を実行しています。

会社の魅力を最大限伝えるためにも、新卒採用活動前に、ぜひペンキを使ったクリーンアップ作戦を検討してみてはいかがでしょうか。

タカラ塗料では、住宅や店舗、オフィスの室内外壁向けのペンキをはじめ、幅広い塗料を取り揃えています。また、ペンキの種類や選び方、塗り方や施工手順なども詳しくお客様にご案内していますので、DIYで社内のリノベーションをお考えの方は店頭やメール、お電話でもお気軽にご相談ください。

日本で壁画が広まらない理由の一つ「材料が高い」その2

先日神戸芸術工科大学の廣中ゼミにお邪魔させていただいた時に廣中先生からお聞きした話。

「海外は画材が安く、気軽にチャレンジ、練習できる」

とのことでした。

ドラム缶で購入できる?とかいう話もあり、それをシェアして使ったりなどもできるということ。
確かに日本での画材屋さんではそんなに多い絵具は売っておらず、学生さんも1ヶ月に2万ほど画材にお金がかかるそうで。。

そんなに画材が高いと、海外のインスタとかで見るまき散らすような使い方をしないのかも、とも思いました。(ちなみに僕はアートに疎いです)

まき散らすような使い方↑

ちなみに2万もあれば内部用ミューラルペイントのブルー黄色の三原色が2㎏づつ買えます。。

日本で壁画が広まらない理由の一つ「材料が高い」

タカラ塗料大野です。

お世話になっております、ミューラル(壁画)アーティストさんであるhitchさんに塗料の見積もり依頼をいただき計算したときの話です。
結構大きな壁画で120㎡ぐらいあるのですが、大体で必要な塗料の数量を出していただき、当方の壁画塗料ミューラルペイント外壁用で計算させていただきました。

これはまだ途中の絵なのですが、これぐらい大きなものです。

この塗料の試算をしたところだいたい8万円ぐらいの計算になりました。
まあ色数多いしこんなものかなぁと思っていたのですが、ふと他社の壁画用塗料で計算してみました。
どことは言いませんが有名なところで、絵具用塗料ではその名をしらない人がいないメーカーさんのものです。

するとなんと

「28万円」

という試算が!
理由としては2㎏までの容量しかない、そもそも高い、という理由です。
もちろん壁画用塗料でなければ外壁では話にならず、アクリルガッシュやイベントカラーなどでは絶対に色が飛んでしまいますし、剥がれの原因にもなりかねないのですが、それらの小さい容量しかない絵具類で描くとなるともっと天文学的な数字になります。

ということはもし、塗料屋の塗料を知らない方がネットなどで壁画用塗料を検索してその塗料を使いお仕事をしてしまったらその20万円の差額はどこにいくのか。。お客さん?アーティスト?

と、とにかく壁画を書かれる際はタカラ塗料のミューラルペイントをご用命ください(笑)
また店頭やメールでもご相談いただけますのでお気軽にご相談ください。

京都髙島屋店にてライブペイントを行いました

タカラ塗料大野です。

6/29に京都髙島屋S.C.[T8]のタカラ塗料の京都髙島屋店の実演スペースにてライブペイントを行いました。

今回来ていただいたのは嵯峨美術大学で日本画を専攻している学生さんです。
彼女自身も初めてペンキで、しかも大きなキャンバスに、時間制限もあって、しかも人前で描くというのは初めてでとても緊張されていました。

実はこちら側も初めての試みで、時間通り終わるのか、お客様には見てもらえるのか、など不安があったので事前告知などは行わず、徐々に作りながらイベントを作っていきました。

こちらの目的としては
・お客様やペインターの方に塗料で絵が描けるのを知ってもらう
・そもそも塗料が楽しいよというのを知ってもらう
という感じだったので、内心「時間が間に合わなかったら完成しなくても。。」とは思っていましたが、学生さんの頑張りもあり何とか形にしていただきました。

お客様の反応もかなり足を止めて見られたり、絵を家に描いてもらうのもありやなというご意見があったり、ニンテンドーを目当てに来られたのに、結局最初から最後まで見ておられたお子さんもおられたりで大忙しでした。

またやってもらうつもりなので、だんだん告知してできるようにしていきたいと思います。

またライブペイントしてみたい!という方はぜひご連絡くださいませ~

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。

  • タカラ塗料オリジナルカラー

    142色の美しいマットな TAKARATORYOオリジナルカラー

  • 水性ステイン

    珍しいホワイトや古材風色の 水性ステイン

  • ペインタブルテープ

    貼って塗って剥がせば原状回復 ペインタブルテープ

  • ラストブロック

    サビを完全に落す必要なしの下塗り剤 ラストブロック