タカラ塗料のブログ

塗料のフォースターに関する誤解

タカラ塗料の大野です。

内装の塗装に使う塗料に関しては必ずホルムアルデヒドの発散等級というのがついています。
「F☆☆☆」とか「F☆☆☆☆」などのマークが缶に印刷されていると思います。
これらは何かというと、「F」はホルムアルデヒド(Formaldehyde)の略で、発がん性やアレルギーの原因となるホルムアルデヒドが発散しにくさを示しています。

内装に無制限に使えるのが「F☆☆☆☆」で、「フォースター」と読みます。
こちらフォースターでもホルムアルデヒドが全くでないのではなく、2時間に1回換気をすれば問題ないレベルにまで下げれるものになります。

誤解①「F☆☆☆☆」だとホルムアルデヒドが全くでない

→上記の理由からホルムアルデヒドが全くでないわけではありません。

誤解②「F☆☆☆☆」はめっちゃ安全

→ホルムアルデヒドだけの基準であり、そのほかのものにも過敏症の方がいらっしゃるとVOC(その他有機溶剤系)で引っかかる方もいらっしゃいます
(となると芳香剤なども×になったりも)

誤解③「F☆☆☆☆」の塗料は強い

→ホルムアルデヒドがあんまりでないだけで強さの評価ではありません。

誤解④「F○○」はすべての塗料についている

→内装塗装に使うものにはついているが、外装塗装、工業塗料などにはつける必要がない

となかなか「F☆☆☆☆」ってミュシュランの星のようについているので塗料自体の評価だと思われる方もいらっしゃいますが、あくまでもホルムアルデヒドの発散量の少なさのことなのです。

欧米のホームセンターにはレジ近くに塗料コーナーがある

タカラ塗料の大野です。

日本ではホームセンターの塗料コーナーに行くのに、かなり奥のほうまで行かなくてはなりません。それだけ需要がないので奥のほうにあるのです。

対して塗料先進国の欧米のホームセンターでは塗料コーナーはレジ近くにあります。理由はよく売れるから!というのもありますが、店頭で色合わせも行っているからです。

欧米のホームセンターのお客さんはまず塗料を塗料コーナーで自分の好みの色を注文をし、ほかの買い物を済ませて、最後に塗料を引き取ってレジを済ませて帰られるのです。

その導線のためにレジ近くに塗料コーナーがあるんですね。

日本でも塗料の色をその場で作ってくれるホームセンターも本当に一部はあるのですが、なかなか珍しいです。

タカラ塗料では調色師が毎日フルに調色しているのですぐにお渡し、というのは厳しいですが、本社では朝に店頭でご注文いただいた塗料はその日の夕方にはお渡しというサービスをやっております。

古くなった自転車を塗料で綺麗にDIYしたい!!【タカラ塗料店頭相談事例】

「古くなった自転車を青系の塗料で綺麗に塗り替えたいので、店頭で色を決めたい」と、
男性のお客様が大阪本社店頭にご来店くださいました。
店頭では、たくさんの色見本を在庫しておりますので、実際の色味をご覧いただきながら、
お客様の仕上がりイメージに合った色を見つけていただくことができます!


☝色見本

今回のお客様は、今日中に塗料を持って帰りたいとのことでしたので、
その場でお持ち帰りいただくことが可能なタカラ塗料オリジナルカラーをご提案させていただきました。
その中から、ジーンズ、レインブーツネイビー、KURAYAオールドブルーシーの3色で迷われていましたが、
最終的にレインブーツネイビーに決定✨


☝ジーンズ、レインブーツネイビー、KURAYAオールドブルーシーの色見本

レインブーツネイビーと併せて、塗装に必要な副資材もお買い求めいただきました。
当店では塗料だけではなく、刷毛やローラーなどの副資材も取り扱っております。

お客様は「仕上がりイメージに合った色の塗料を今日中に手に入れることが出来てよかった。
また塗り替えた自転車に乗って相談しにきますね🚲」と言ってくださいました。

色選びでお悩みの方は、ぜひ一度タカラ塗料大阪本社店頭でご相談ください。
お客様の仕上がりイメージに合った色のご提案をさせていただきます!

▼大阪本社ーアクセスー
住所 〒557-0063
大阪府大阪市西成区南津守4-3-17

営業時間 9:00~17:00
定休日 土日祝
店舗情報の詳細はこちら>>

家全体に統一感を持たせるか、部屋ごとに色を変えるか

タカラ塗料の大野です。

今日もインテリアのお話。
家のカラーを決めるときに家全体で統一感を持たせて同じカラーにするか、それとも階ごと、もしくは部屋ごとに色を変えてもいいか?というお話です。

結論、扉があれば色を変えてもいいと思います。

扉というものは空間を分ける意味が強く、扉で隔てると別の色を塗っても違和感がないそうです。
実際スタッフがプライベートでアメリカに行った際にお邪魔したお宅が部屋ごとに色が違いおしゃれだったそうです。

日本でもこれだけ色を楽しめればいいですね。

日本のインテリアにはグレーが多い?

タカラ塗料の大野です。

今日はモルクラフトのワークショップでした。
そこでお客様とのお話の中で、

「日本人はやっと白以外の壁を使うようになってきたが、それでもまだまだグレーが多い」

って話になりました。

確かに。。。と思ったのですが、モルクラフトの色もグレーが基本。
モールテックスの色味もグレーが人気だそうです。
またワンポイントに塗料を壁に塗るよ、って言ってもグレー系の色が多いのです。

それらは欧米のインテリアのカラー事情を知るお客様にとってはまだまだ色味が少ないって話をされていました。
全くの同感です。

そう考えると去年から新色でグレー系しか出してないのでもっと色味の提案をしていかなくてはな、と反省をしました。

そんなインテリアのカラーを考えるセミナーが2/23にグランフロントであります。

ご興味がある方はこちら>>

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。

  • タカラ塗料オリジナルカラー

    142色の美しいマットな TAKARATORYOオリジナルカラー

  • 水性ステイン

    珍しいホワイトや古材風色の 水性ステイン

  • ペインタブルテープ

    貼って塗って剥がせば原状回復 ペインタブルテープ

  • ラストブロック

    サビを完全に落す必要なしの下塗り剤 ラストブロック