タカラ塗料のブログ
2024年7月24日 | CATEGORY:news, タカラ塗料京都高島屋S.C.店, ワークショップ, 代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
昨日は京都髙島屋S.C.[T8]店に行って店頭に立っていました。
初めてタカラ塗料を見たお客様と何人かお話させていただきましたが、めちゃくちゃ喜んでいたり、興奮されているお客様を見ると元気をいただけます。
昨日は「DIYしてるけどこんなにたくさんの色を見たことがない!」「お父さんに聞いてペンキを買いに来た」「結構簡単に塗料って塗れるんやね」という意見をいただきました。
さてさて、京都髙島屋のお店では現在面白いイベントをやっています。
それは三辺合計150cm以内のサイズのものなら2時間3000円でどんな色でも塗り放題!というイベントです。これはDIY好きにはたまらない、京都髙島屋6Fにあるシェアラウンジ並みにお得なサービスです。
どんなものが塗れるか考えてみたのですが、
・スツール
・カラーボックス
・机に載るサイズのキャンバスを持ってきて絵を描く
・リメ缶50個ぐらい?全部違う色で塗る
・フォトフレーム100個ぐらい?違う色で塗る
などなど。作品を作られたりしてる方ならこのお得感がわかっていただけるかと思うのですが。。
詳しい情報は京都店のブログをご覧くださいませ!
ちなみに京都店ではLINE公式に申し込むと京都の限定色の50ℊの塗料がもらえます。
2024年7月23日 | CATEGORY:Q&A, 代表大野ブログ, 車刷毛塗り全塗装
タカラ塗料代表の大野です。
今回は暑い時期に刷毛とローラーで車を全塗装したい方への注意点を書きます。
夏休みの休暇で車を塗りたい方も多いと思われます。
ちなみにタカラ塗料の車を始めて塗ったのも真夏のお盆休みのことでした。日向で塗ったので相当に熱く、ボディも焼けていたのあっという間に乾きます。
それでもなんとかきれいに塗れた思い出があります。
今回はそんな経験から、夏の休暇、特にお盆休みの時期に車をきれいに塗るためのなるべく気を付けることを書きます。
1、車を冷やす
当たり前といえば当たり前なのですが、触れないほどに暑くなった車は塗料を塗るとあっという間に乾いてしまい、刷毛ムラやローラーのムラがそのまま残ってしまいます。
ですのでできれば、塗装前の車は日陰に置き、できるだけ冷ましてください。
その際水をかけたりすると、乾くまで塗料に水が混ざったりする場合があるので、推奨しません。
水をかける場合はドアの隙間なども入念にふき取るようにしてください。マスキングテープが引っ付かなかったり、思わぬところから水が出て、特に油性系の塗料はトラブルになってしまいます。
2、日陰で塗る
もちろん塗るときもできれば日陰で塗ることをお勧めします。
屋根があるところがベストですが、建物などで陰になるようなところで塗るのもベターです。
できたら曇りの日がよいです。
3、シンナーや水で少し多めに薄める
少し薄めにすると乾燥時間をより遅らせることができます。
そしてさらに乾燥を遅くするリターダーやバランサーなどの使用も強くお勧めします。
4、塗装中も塗料の粘度が上がっていないか注意する
塗装中にバケツの中に入っている塗料も、風や日光により濃くなっている場合があります。
また表面だけ先に乾いてバケツ内の塗料に膜ができてしまうこともあるので、よくかき混ぜながら、また休憩するときは必ずラップなどで乾燥を防ぐようにしてください。
5、塗装中に塗料をたびたびかき混ぜる
塗料を薄めにすると塗料の成分(色の顔料や艶消し剤)が「沈殿」(ちんでん)してしまう場合があります。
ですのでローラーや刷毛でよくかき混ぜながら塗装するようにしましょう。
以上思いつくことを書きましたが、夏場は上記を気を付ければ問題なく塗れることができます。
ただやはり乾燥が早いのが原因でゆず肌といってぼこぼこがついてしまう場合があります。
そんなときはほぼマストでリターダーやバランサーで乾燥を遅らせるようにしてください。
ラッカーリターダーはこちら
ウレタンリターダーはこちら
水性用バランサーはこちら
2024年7月22日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 車刷毛塗り全塗装
タカラ塗料代表の大野です。
今回は暑い時期に、車を刷毛ローラーを使い2液ウレタンで全塗装する際のトラブルについて書きます。
2液ウレタンは乾燥が早い塗料なので、基本的にはローラーで塗装するものではないのですがシンナーで多めに薄めたりすることでローラーで塗っていただいてます。
それでも暑い時期にローラーで塗ると乾燥が早いばかりに起こるトラブルがあります。
それが「糸引き」です。
結構2液ウレタンは引っ張るような感覚があるのですが、少し引っ張ったところで乾くのでそれが糸状になってくるのです。
吹付塗装する場合にも同じようにノズルからでる塗料が霧状にならず、糸状になってでる事もあります。これも糸引きといいます。
原因は乾燥が早すぎる、希釈が足りないなどがあります。
対処としては季節にあったシンナーを使う、そしてリターダーを5%程添加するということがあります。
特徴
真夏など30度を超えると刷毛塗りの場合でも吹き付けの場合でもウレタンの塗装が著しく困難になります。
そんなときに5%~20%ぐらい添加すると、塗りやすくなります。
こんな場合に添加してください。
吹きつけ(ガン吹き)の場合
・適正な量シンナーを入れて希釈しているのに、ガンからは出るが糸のようになる。
・塗装したいものに色がつくが、艶が出ず、粉っぽい。または塗膜の肌に凹凸がある。
・雨天時など湿度がある場合。
刷毛塗りの場合
・刷毛やローラーを往復しただけで刷毛などが引っ付くような感じがある。
・刷毛目やローラー目が著しく目立つ。
・雨天時など湿度がある場合。
おおよその必要量
真夏の場合使用するシンナーに対して1割ぐらいの量があれば安心です。
ウレタンシンナーはこちら