タカラ塗料のブログ

DIYで壁紙を塗ることは何が失敗になる?・・・たまに塗料が引っ付かない壁紙がある編

タカラ塗料の大野です。

壁紙を塗ってみたいけど、失敗したらどうしよう、ぐちゃぐちゃになったらどうしよう、と考えて一歩踏み出せない方もいらっしゃると思います。
そんな方に起こりうる失敗とその対策や対処について書いていきたいと思います。

その今回は「たまに塗料が引っ付かない壁紙がある編」です。

前回壁紙、といってもたくさんのタイプがあるとお話しましたが、ビニールクロスタイプのの壁紙の中にも汚れ防止のコーティングがされていたり、光触媒なんとかのタイプもあるそうです。
そういうタイプの壁紙の場合は「壁紙用」という塗料を使っても塗料がひっつかない場合があります。

壁紙の上に塗る塗料が汚れとみなされてはじかれたりしてしまい、爪でかいたり、テープをはるとはがれてくる場合があります。

そこで、コーティングされてる壁紙を塗装する場合について対処法を考えてみました。

すでにコーティング壁紙だとわかっていて、その壁紙を塗りたい場合

・年数がたっている壁紙はそのコーティングがとれていて塗料が引っ付く場合がある

コーティング層というのは塗料の膜よりもだいぶん薄い層で数年で経年劣化でなくなってしまう場合が多いです。一度目立たないところに壁紙用の塗料を塗って確かめてみましょう。

・そもそも塗ってみたら引っ付く場合もある

一度目立たないところに塗ってみて、乾燥後テープを貼ってはがしたりしてみましょう。テープに塗料がつかない、またはついてもそんなに多くない場合は、そのまま塗っても大丈夫でしょう。そもそも壁にテープを貼る機会は少ないですし、そこだけちょっとはがれたぐらいでしたらそこだけ塗りましょう。

・ちょっと壁紙を400番程度のペーパーでやすって塗ってみる

コーティング層はずいぶんと薄いため軽いペーパー掛けで落とすことができます。目立たないところで試してみましょう。

・上記を試して全然引っ付かなければその壁紙をはがしましょう(笑)

おそらくその壁紙が気に入らないので塗りたいのだと思うのですが、そうであれば、そもそもその壁紙をはがしてしまってはどうでしょうか?はがせば塗ることができます。

塗ってからよく塗料が剥がれることに気づき、コーティング壁紙だと気づいた場合

・壁紙をはがしてしまうしか対処はないです

塗ったあと、壁紙から塗料がよく剥がれると思った場合は、塗料のみを完璧に壁紙から落とす方法は考えにくいですし、その上から新たに塗料を塗ったとしても下の塗料が壁紙と引っ付いていていないのでよりはがれてくる場合があります。
そんな場合は壁紙ごとはがして塗りなおすしか対処方法はないでしょう。。

いかがだったでしょうか?

おそらくもともと少し高いコーティング系の壁紙を選ばれるということは、それだけ内装にこだわられていて、それでも気になるから壁を塗り替えたい、と思われてる方はその壁紙をはがしてしまうという選択肢もあります。

タカラ塗料のスタッフでは壁紙を塗って、気に入らないから、さらにはがして塗り替える、ということもよくやります。塗装ならでは風合いを出すことができるからです。

ぜひチャレンジしてみてください。

タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

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当店では、お客様との距離が近い分、 「こんな塗料が欲しい!」 「あんな商品があったらいいな」 というご意見を多数お聞きします。 それを叶えるために、色々とお調べしまして既製品を探すのですが、存在しないことも多々あります。 無いなら作ってしまえ!ということで、他のお店には無いオリジナル商品が多数あります。 そんな商品をご紹介します。

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