2023年7月11日 | CATEGORY:news, イベント, 車刷毛塗り全塗装
株式会社GMO主催、年に一度全国のネットショップの中から最も優れたオンラインショップを表彰するビッグイベント『カラーミーショップ大賞』
約50000店舗の中より、当店の『刷毛・ローラーで車を刷毛塗り全塗装しよう!』が上位800ショップにノミネートされました。
刷毛塗り全塗装のHPは2020・2022年にも上位800ショップに選ばれ、2020年には地域賞を受賞することが出来ました。
日頃から刷毛塗全塗装を利用してくださるお客様や、塗装事例を投稿してくださるお客様のおかげで、
刷毛塗全塗装のショップサイトは日々更新し、成長を遂げることが出来ています。
そんな様々なお客様に支えられ、こうして3度目のノミネートをすることが出来ました。
心から感謝を申し上げます。
昨年は惜しくも受賞を逃しましたが、今年は是非受賞し、皆様にとって質の高いショップサイトとなるよう努力してまいりますので、是非投票のご協力をお願いいたします。
【一般投票期間】
・2023年7月11日(火)13:00~2023年7月21日(金)23:59
・1日1投票可能
尚、一般投票期間中『刷毛・ローラーで車を刷毛塗り全塗装しよう!』のショップ名を、ハッシュタグ #カラーミーショップ大賞2023 をつけてTwitterに投稿した方の中から、抽選で合計10名様に豪華グルメギフトが当たります。
ぜひそちらもご参加ください。
皆様からの一票をお待ちしております。
▼投票はこちらをクリック▼
2023年7月11日 | CATEGORY:How to paint, news, Photo Design Board, TAKARATORYO Original Paint Shop, 調色屋, 調色屋ラッカースプレー館, 車刷毛塗り全塗装
休業期間:2023年8月11日~8月16日
休業期間中にいただきましたご注文やお問い合わせ等に関しましては、8月17日以降より順次対応いたします。
2023年7月11日 | CATEGORY:item, news
当店のスタッフは、業務で壁紙の塗装をすることがしばしばあります。真っ白で味気ない空間に色が付いていく様を目の当たりにしたり、経年劣化で黄ばんでいる壁紙を塗り替えてきれいにするという経験をすると、自宅の壁紙も好きな色で塗装してリフレッシュしたいという気持ちがふつふつと湧いてくるものです。ですが、「賃貸だから壁紙に塗装するなんて絶対にできない…」というスタッフも多く、賃貸住まいのスタッフは壁紙の塗装をあきらめざるを得ないのが現状です。
そこで思いついたのが、「幅の広いマスキングテープを壁紙全面に貼ってその上から塗装する」というアイデア。この塗装方法なら賃貸でも壁紙の塗装をあきらめなくてすむかもしれません!
ということで、マスキングテープで人気のmtシリーズを販売している「カモ井加工紙株式会社」様に依頼して、幅300mmと150mmのマスキングテープを試作していただきました。
こちらのマスキングテープはいわゆる“塗装用”のものです。塗料との密着性がよく、それでいてにじまない素材でできています。また、壁紙との付着性は高いものの、剥がす際に素地を痛める心配はないとのこと。
ということは、「マスキングテープの上から塗装する」のは壁紙を傷つけることなく原状回復できる塗装方法と断言できるのですが、果たして本当に上手くいくのでしょうか? 誰も試したことがない塗装方法なので、期待と不安が入り混じりながら実際に幅広のマスキングテープを使って塗装してみました。
塗装するのは賃貸事務所の、経年劣化で黄色く変色した壁紙です。聞くところによると、以前はこの部屋で焼き肉をしたり、喫煙もしていたそうです。
「汚れている壁紙をどうにかしたいけれど、賃貸だからあきらめていた」というこの事務所のオーナーさん。幅広のマスキングテープを使えば塗装できるかもしれない、という話を聞きつけ、今回の塗装が実現しました。
さっそく作業していきます。内装工事の業者さんが見学にいらしていたので、一緒に作業していただきました。
下準備として、汚れやホコリでマスキングテープが剥がれるのを避けるため、壁紙の汚れを落とします。今回は変色がひどく、油汚れ等が付着している可能性があるので中性洗剤を使って壁紙の拭き取りを行いました。
一通り掃除して、水気が取れたらマスキングテープを貼っていきます。
ポイントは、塗らないところにも広く(余分に)マスキングテープを貼るということです。こうすれば「塗っちゃいけないところに塗料が付いてしまった」という失敗を防ぐことができます。塗装後、不要な部分をカットすればいいだけなので、こういう風に広範囲にマスキングテープを貼っていくと安心ですね。
もう一つのポイントは、マスキングテープ同士の端を重ねながら貼っていくということ。こうすることで下地の壁紙に塗料が滲むのを防ぐことができます。
始めは空気が入らないようにテープを貼るのにコツが要りましたが、慣れるとサクサクと作業が進んでいきます。
作業効率が良かったのは、300mm幅のマスキングテープの方でした。150mm幅のマスキングテープだと貼り終えるのに倍の時間が掛かりますし、逆にこれより幅が広いとシワが寄らないように貼っていくのに苦労しそうです。
難しかったのは角の部分の処理です。平面と違って角に合わせて直角に貼る必要があるので、どうしてもシワが寄ってしまって大変でしたが、貼りやすい長さにマスキングテープを切って少しずつ貼ることで対処しました。
2人で作業して一時間程度で貼り終わりました。
マスキングテープを全面に貼り終えたら塗装スタート。細かな凹凸がある壁紙より、断然塗りやすくスムーズに作業が進んでいきます。
一回目を塗り終えたところでまだマスキングテープの紫色が若干透けていたので、乾かしてから重ね塗りしました。
十分に乾燥させた後、カッターで不要な部分を切り取ったら完成です。このように要らないところをカットすることで、塗りたいところだけ塗装しているという状態にすることができます。
落ち着いたブルーグレーの色味で、部屋全体がシックなイメージに様変わりしました!
「塗るための壁紙」という商品も販売されているようですが、この幅広マスキングテープは塗りたくない部分を保護する「養生」も兼ねているので一石二鳥です。しかも幅が300mmと扱いやすく、壁紙と違って貼り直しが簡単にできるので、DIY初心者にはチャレンジしやすい方法だと思います。
ただ、気になるのは本当に壁紙に塗料が滲んでいないかということ。滲んでいないかどうかを確かめるために、塗装したマスキングテープを剥がしてみました!
気になる結果は…
滲みゼロです! 壁紙にマスキングテープを貼ってから塗装するという方法だったら原状回復できることが検証できました。作業を手伝っていただいた内装工事の業者さん曰く、「今までは賃貸店舗の施工の際に、壁紙の色を好きなように変えたいというクライアントの要望を泣く泣く断ることがあったけど、この方法だったら請けることができるかも!」と興味津々でした。
以上が開発の第一歩です。
この日以降、適切な粘着力や、塗りやすい色、また、貼りやすい幅などを考慮して試作を重ね、ついに「塗装できるマスキングテープ・ペインタブルテープ」が誕生しました!
マスキングテープを貼ってから塗装する、という方法だったら現状回復が必要な賃貸住宅や賃貸事務所の壁紙でも、自分の好きなようにお部屋の色を変えることができます。
ぜひ、このマスキングテープを使ってペイントDIYを楽しんでください。
塗装できるマスキングテープ、ペインタブルテープのご注文はこちら
※このブログで紹介しているのは試作品です。実際のテープの色は薄いグレーで、幅は300mmと100mmになります。