タカラ塗料のブログ

マイクロセメント「モルクラフト」でスツールをつくる(主材2回目塗り模様だし編) 

タカラ塗料の大野です。
今回はいよいよ楽しいモルクラフトの模様だしの様子です。

前回までで主材の1回目が塗り終え、乾燥させています。
ここから2回目を塗り平らにしながら模様を出しさらに光沢も出しながら緻密な表面を作っていきます。

まずは軽く研磨してけば立ちや引っかかるようなところを削ります。

色が同じでわかりにくいですが2回目の主材を塗っていきます。

イメージは凹凸を埋めながら平らに塗りつけていくイメージです。
塗りつけたらいったん10~15分ほど乾かします。あまり乾かし過ぎると模様が出にくくなりダメなので10~15分を守ります。

乾燥中の状態です。そんなに色ムラがないのがわかると思います。

乾燥後ステンレス製のコテの腹で磨く(擦り付けてこすっていく作業)と黒い焼け跡が出てきます。

そして焼けていない部分も奥行き感がでてきます。これが楽しいです(笑)

その工程をインスタにあげましたのでそちらをどうぞ。

鉄板外壁に塗料で木目調の模様づけをしたい!【タカラ塗料店頭相談事例】

先日、大阪本社店頭で「鉄板外壁に木目調の模様をつけたいから、乾燥が早いと塗装出来ない。
乾燥を遅くして模様づけしやすくできる商品はありますか?」と大阪市内にお住まいの男性からご相談いただきました。

「以前、水性塗料を塗って木目調の模様づけに挑戦したことがあったが、乾燥が早すぎて模様づけできなかったので、
水を規定量よりも多く混ぜて塗装してみたら失敗してしまったんです💦」とのこと。

今回、水性塗料に混ぜることで乾燥を遅らせ、模様づけの塗料を塗装面で動かすことが可能になる、
デコラティブペイントのための乾燥遅延材【グレイズ】をお勧めしました!
また、グレイズの商品説明と併せて、適した下塗りや塗料の種類を選定させていただき、
その後、塗装方法もご案内させていただきました😎

お客様は「そんな便利な商品があるんですね!」とグレイズをお買い求めくださいました✨

取り扱い商品のお問い合わせ以外にも、どんな些細な質問でもお気軽に大阪本社店頭でご相談くださいませ。
どの塗料で塗ったらいい?やこの塗装をするのに必要な道具は?こんな色が欲しい!、
どのくらいの塗料が必要になる?などどんなことでも大丈夫です😊✨
スタッフ一同、たくさんのお客様のお悩みを解決したいと考えております。

▼大阪本社ーアクセスー
住所 〒557-0063
大阪府大阪市西成区南津守4-3-17
TEL 06-6659-2321/FAX 06-6659-2323

営業時間 9:00~17:00
定休日 土日祝
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マイクロセメント「モルクラフト」でスツールをつくる(主材1回目塗り編) 

タカラ塗料の大野です。

マイクロセメント「モルクラフト」でスツールを作る、今回は主材1回目を塗っていよいよ色を付けていきます。

モルクラフトは現状このシャドウという色味のみ。(新色も作っていくつもりです)

これもベースの時と同じようにケーキに生クリームを塗っていくように塗るのですが、先日書いたようにここで出ているガラが最後に焼けムラになるので出来上がりをイメージして塗っていきます。
ただコテ塗りに慣れていないので平らを目指して塗ってもどうしても焼けムラはたっぷり出てしまうのでただ黙々と塗りこんでいきます。

こんな感じに塗りました。ちょっとけば立ちはあるんですが、後でまたペーパーで削ることにします。
モルクラフトはベースも主材も300番ぐらいのペーパーで簡単に削れるので後で修正ができて本当に初心者向けだなと思います。

2時間以上乾燥させます。

新築の壁にライブペイントを行うので、混色ができる壁画用塗料がほしい!【タカラ塗料店頭相談事例】

先日タカラ塗料大阪本社店頭に壁画用の塗料を探しているというお客様がいらっしゃいました。
「今度ライブペイントで新築のお店に壁画を行う予定なので、まずは少量の塗料で混色を行い色味を確認しながら、試し塗りしておきたいんです」とのこと。

ですので今回は、弊社で販売している壁画用塗料の【タカラミューラルペイント】をご案内✨
タカラ塗料の壁画用塗料は少量の200gから購入いただくことが可能です!
また、混色をしても濁りが少ないのが特徴のひとつなんです😎

お客様は「ざっくりと赤、緑、青が欲しいな~と思っていたけど、こんなに色の種類があるとは思わなかった…」
という言葉を漏らしながらかなりの時間をかけて色をご検討されていました…
こちらのタカラミューラルペイントは全18色の色展開があるんです!
沢山の色から悩まれた結果、スカーレット、ミドルグリーン、グランブルーの3色決定🙌
「この3色を使って理想の色に仕上げていきます!」とのことでした。

お客様からは「同じ系統の色で何種類も色展開があるとは思わなくて…店頭に来ていろんな色を提案してもらいながら決めることが出来て良かった。ほかの色も必要になったらまた相談させてください!」とおっしゃってくださいました。

例えば、同じ赤系の色でもラズベリー、レッド、スカーレットがあり、それぞれ微妙に色が異なります。
今回のお客様と同じようにどの色にしようか店頭で悩まれるお客様もいらっしゃいます👀

混色次第で無限に色が作れるタカラミューラルペイント。
店頭で色を見比べながら混色のイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか!

営業時間 9:00~17:00
定休日 土日祝
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マイクロセメント「モルクラフト」でスツールをつくる(模様が付く原理編) 

タカラ塗料の大野です。

ベースまで終わったら次に塗るのが主材なのですが、ここでモルクラフトの模様が付く原理を説明します。

今この状態です。塗りたいものの上にベースが乗っている状態です。
ベースはできるだけ平らに、と先日お話しましたが、あまりここで凹凸があると最終的な模様が付きすぎてしまう場合があります。

次に主材の1回目を塗るときは最終的な模様をイメージして塗りつけていきます。
ベースで結構模様がついているときは主材は模様がつかない方向で塗り、ベースを塗っておらず主材から塗る場合は意識的に模様を付けながら塗るとうまくいきます。
2時間以上乾かします。

図では本来1回目と2回目の主材は同じ色ですが、説明上ちょっと色を変えています。
主材の2回目を塗った状態です。これはできるだけ凹凸を消すように塗っていきます。
そして10分から15分ほど乾かします。

10分から15分半硬化させたら、ステンレス製のコテの腹を擦り付けて磨いていきます。
すると表面が少しテカリが出だすとともに、1回目に塗った模様のでっぱりを擦り、そこがステンレス製のコテで焼けて模様ができます。この模様が出てくる作業が面白い作業です。

焼けが少ないほうが好みであれば1回目はできるだけ平らに塗り、またそれでも思いのほか模様が付いたら磨きのあと300番程度のペーパーをかければ模様を穏やかにすることができます。とくに色の薄い主材を塗る場合はコテ焼けが気になることがあるので全体に研磨するのもアリです。

次回いよいよ塗っていきます。

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。

  • タカラ塗料オリジナルカラー

    142色の美しいマットな TAKARATORYOオリジナルカラー

  • 水性ステイン

    珍しいホワイトや古材風色の 水性ステイン

  • ペインタブルテープ

    貼って塗って剥がせば原状回復 ペインタブルテープ

  • ラストブロック

    サビを完全に落す必要なしの下塗り剤 ラストブロック