タカラ塗料のブログ

車のバンパーの店頭塗装見本を作る・・・4

タカラ塗料の大野です。

車のバンパーの塗装見本を作る、最終回。塗装していきます。

まず台を塗っていきます。
タカラ塗料の店頭に飾るなら大体の場合はファニチャーブラウンという赤っぽい黒を塗るのですが、今回はロイヤルホームセンターの什器の色に大体あわせて、N5ぐらいのグレー色を作り、塗りました。

次はバンパー側も塗っていきます。

刷毛とローラーで車を全塗装しよう!のコンテンツでは、塗装は薄めて何回も塗る、を推奨しています。
ただやはり結構薄めるので最初のほうは薄めすぎかな?こんな薄さでちゃんと色ついていくのかな?と不安になるほど色がつかないのです。それが間違いではないというのを見てもらうための見本なので基本に忠実に塗っていき、工程がわかるようにしていきます。

セクションとしては
・塗装前
・足付け
・1回塗り
・2回塗り
・3回塗り
の工程が見えるように区切っていきます。

かなりうす付けして塗っているということと、塗り終わった後の質感が見てもらえたらな、と思っています。

完成!

こちらの見本はロイヤルホームセンターの千葉北店においてもらっています。
ちなみにこちらの兄弟の塗装見本が京都髙島屋店の店頭にもおいていますので、ぜひ見に来てください。

2025年1月開催 マイクロセメント「モルクラフト」ワークショップを行いました

タカラ塗料のマイクロセメント モルクラフトのワークショップの様子

2025年1月23日、タカラ塗料大阪本店にてマイクロセメント「モルクラフト」のワークショップを行いました。昨年末に開催して以来、好評につき第3回目の開催です。

マイクロセメント「モルクラフト」とは

マイクロセメントとは、樹脂と細かな石や砂を混ぜ合わせたモルタル系の左官材のこと。 天然材料を基調とする漆喰とは異なり、樹脂を含んでいるのでうすく塗ってもひびが入り難く、カーブなどの曲線にも追従して施工できる点が注目されています。
同じようにマイクロセメントの左官材では、ベルギー製の「モールテックス」の名前をご存じの方もいらっしゃると思います。

タカラ塗料のマイクロセメント「モルクラフト」はモールテックスに比べると知名度はまだ低いのですが、防水性に優れ、施工のしやすさや扱いやすさ、材料単価の安さなどからお問い合わせが増えているところです。「モルクラフトを店舗施工に提案したい」「色を実際に見てみたい」「興味があるので話を聞いてみたい」といったお声から、ワークショップの開催に至りました。

「モルクラフト」ワークショップの様子をご紹介

モルクラフトの説明

まずはスライドや実際の制作物をご覧いただき、モルクラフトの説明を行いました。美しいコテ模様のつく原理や施工の工程など、皆さん真剣な表情で聞かれていました。

モルクラフトの見本板の作成

コテを使って、A3サイズの板にモルクラフトを実際に施工。日頃からコテを使い慣れていらっしゃる左官職人の方のコテさばきに見惚れる時間も。磨いて目を詰める工程に最適なイタリア製のコテが使いやすい、というご感想をいただきました。

回りのマスキングテープを剥がして完成

トップコートを塗って乾燥させた後、マスキングテープを剥がしてきます。

モルクラフトの見本板完成

施工する方によって千差万別の個性ある美しい模様が完成しました。

第3回「モルクラフト」ワークショップにご参加された方のご感想

参加されたのは左官職人の方や、店舗デザイン設計、リノベーションに携わる方。ご意見ご感想をいただきました。

・興味のある製品だったので、ワークショップ大満足です。すぐ仕事に導入したい。

・2時間という短い時間で集中して受講できたので、業務調整して気軽に参加することができて良かった。

・安心して店舗施工を検討中のお客様に提案できます。

ワークショップ後に、塗料塗装を含めた個別相談の時間も大変盛況でした。

ただ今「モルクラフト」ワークショップ2月開催分のお申し込み受付中

現在、2月開催分のお申込み受付中です(※定員満了の際は、受付を締め切らせていただきますことご了承ください)。モルクラフトワークショップの詳細・お申込みはこちらからご覧ください。

車のバンパーの店頭塗装見本を作る・・・3

タカラ塗料の大野です。
バンパー見本を作る。今回は台を作って飾れるようにしていきます。

こういった見本を作るのにどうやって固定したらいいのか?と作る前までは不安でした。
実際にホームセンターの展示品の裏を見てみたりして考えてたのですが、見れば見るほど「何とかなるか」ととりあえず端材で組み合わせていくことにしました。

これぐらいの角度で立ててはどうかと考えてる図。棚の下段のほうに置くので、実際のバンパーよりちょっと寝かしておきたい。

試行錯誤が適当すぎたのでもうここまでの完成写真。

もし万が一同じような見本を作ろうと思ってる方がいらっしゃってはいけないので、止めている部分のアップです。需要あるかな。
固定は頭の大きいビスで木に打ち込んでいます。

次回は塗装して完成です。

車のバンパーの店頭塗装見本を作る・・・2

タカラ塗料の大野です。

今回は前回に引き続き、バンパーの店頭見本づくりです。
店頭の実物サンプルを作りたい方の参考になれば・・・と思います。

こちらのバンパーのグリルがついていた部分がいらないのでカット。

グラインダーでカットしました。次にここで切るぞ!というラインを決めて、切り口がけばけばにならないように切るところにテープを貼ります。

正確なラインを引くために、大体で緑のマスキングテープで線を引きます。

びしっと引いて凹部はなんとなく切って何となくつなぐようにテープを切ってなんとなくまっすぐになるようにテープを貼りました。これにそって切っていきます。

切れました。

よく昔から車を真っ二つに切った見本とかありましたけど、このように手作業で切ってるのかなと思いました。プラスチックバンパーなので簡単に切れましたけど、金属なら大変だな。。

車のバンパーの店頭塗装見本を作る・・・1

タカラ塗料の大野です。

今回からのシリーズはタカラ塗料の人気商品「車を刷毛とローラーで全塗装しよう!」の店頭に置く塗装見本の作成DIYをお伝えしていこうと思います。

早速ですが完成品はこちら。
これを作る顛末をちくちく説明していきます。

まずこういった見本はかなり前から作りたかったのです。もっというと車のフロント部分全部を展示できるようなものを作りたかったのです。

こんな感じ(ストリートビューから)

また京都髙島屋店の配置を考えている時も塗装したローバーミニをまるまる一台飾るというのも考えていました。ただそれはスペース的な問題とコンセプトに合わないので断念し、塗装見本を飾るのは先送りになっていました。

で、京都店開店から1年後、ロイヤルホームセンター千葉南店にディスプレイを作ることになり、あきらめていた塗装見本を作ることにしました。

今回お世話になったのは伸生スクラップさん。

こちら若いときからよく行っていたスクラップ屋さん。
中古パーツを個人にも売ってくれるのでお世話になっておりました。

こちらで作りたい見本の大きさや傷がついててもいいし色も問わないなど希望を伝えて譲ってもらったのがこちら。

たぶん、エブリイワゴンのバンパーとなります。こちらを加工していきます。

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。

  • タカラ塗料オリジナルカラー

    142色の美しいマットな TAKARATORYOオリジナルカラー

  • 水性ステイン

    珍しいホワイトや古材風色の 水性ステイン

  • ペインタブルテープ

    貼って塗って剥がせば原状回復 ペインタブルテープ

  • ラストブロック

    サビを完全に落す必要なしの下塗り剤 ラストブロック