2017年4月24日 | CATEGORY:item, 代表大野ブログ
タカラ塗料の近くでお店をされる方にたくさん塗料をお使いいただきまして、このたびお店ができたそうです。
そして完成のお写真をメールでいただきました!
ありがとうございます!
焼肉バルだそうです。
おそらく黄色っぽい壁の部分に25-80Hを塗っていただいております。
板壁の上の鈍いグリーンのような色は、黒板塗料で海外の色見本帳から作った色になります。
鈍ーい、渋い色で、すごくいい色ですよ。
トイレの右側の壁はグリーンソイビーンズです。
ほかにもたくさん当店の塗料を使っていただいている、焼肉バル 花さんはこちら。
■住所:住之江区御崎3-4-19
焼肉バル 花
(住之江小学校前)
牛の上に豚のってその上に鳥がのっているプレートだけでなんでもおいしそうですね(笑)
2017年4月20日 | CATEGORY:よくあるご質問, 代表大野ブログ, 車刷毛塗り全塗装
刷毛塗全塗装をしてしまうと、板金塗装屋さんに塗装が頼めなく(頼みにくく)なる理由について書かせていただきます。
・水性塗料の場合
板金塗装屋さんが使う修理用の塗料は、現在ほとんどが2液ウレタンとよばれる塗料です。
これはウレタンシンナーというシンナーのなかでも強いシンナー(強溶剤)で溶かす必要のある塗料です。
水性塗料を塗ると、そのまま少しシンナーがかかる程度なら耐えられるのですが、塗装前の足付け(紙やすりなどで表面を荒らすこと)を行ってからシンナーがかかると、水性塗料が溶けてしまう場合があります。
ウレタンシンナーで溶かした2液ウレタンを塗った時もしかりで、水性塗料が溶けたりぼろぼろになったりして表面が汚くなったりします。
ですので塗装する場合は全部をはがしてしまわなくてはならず、大変な労力になりますので断られる場合が多いです。
・刷毛塗のつや消しから艶有への全塗装する場合
刷毛やローラーで塗った場合、吹き付けで塗る場合に比べて数倍の凹凸がができてしまっています。
それらを平らにしてから吹き付けをしないときれいな艶有の塗装面ができないので、こちらの場合も塗装膜をすべてはがさなくてはなりません。
もちろん金額と時間があればしてもらえるかとは思います。
・刷毛塗のつや消しからつや消しへ塗装してもらう場合
2液ウレタンやラッカーで塗った場合で、刷毛ローラーで塗った凹凸をそのままにして、つや消しに全塗装する、補修塗装する、という場合は特に問題なく板金塗装屋さんも受けてくれるかと思います。
ただ補修塗装の場合はカラーコードのない色の塗装になりますので、嫌がる板金塗装屋さんもあるかもしれません。その場合のために塗料は少し残して保管をしておきましょう。
2017年3月12日 | CATEGORY:item, 代表大野ブログ
よくある(?)DIYですが塩ビパイプをアイアン風に見立てて、ライトを作ってみました。
今回の縛りは塗料は下地塗料の非鉄バインダーをのぞいて、ブラックスケールメタリックのみで行うということにします。
さて、どうやって塩ビパイプをアイアンに見せるのか?
なんでもそうだと思っているのですが、見慣れた形を見た人は元のものを想像してしまうと思います。
もちろん色もそうだと思います。
いかにも塩ビパイプ!という色をブラックスケールメタリック色にすることで、認識を変えていきます。
まずは材料。
これが継手。
これをアイアンにしていくのですが、やはりわかる人には形をみて「塩ビパイプの継手!」とわかってしまいます。
そこで一工夫。
継手のパイプが刺さる部分の長さを短くしました。
左がカット前。
右がカット後。
長さがL字に曲がった部品が短くなっているのがわかるでしょうか?
実際鉄の配管の継手は短めです。
細かい話ですが、すべての継手を今回1センチぐらいカットしました。
これが一応完成の形。
でもこれからやっぱり気になったのでもうひと手間。
いかにも継手にエッジ(角)が出ているとっプラスチック部品っぽい。
鉄の部品は鋳物などで、結構角はでていませんので面取りをしていきます。
今回は鉄のやすりでごしごしとエッジを落としました。
写真上が切りっぱなしで、したがゴリゴリ削ってみたもの。
(シールぐらいはがしてからすればよかった)
ちなみに塩ビパイプの一番細いものは13㎜というのがありますが、今回20㎜のもので作っています。
それも細いものだと頼りなさそうに見えたり、少したわんでしまったらプラスチック感がでてしまいそうだったので、しっかりとした太いものを使っています。
こちら完成予想図。
ここからライトのユニットの装着と配線をしました。
ホットボンドでとめています。
スイッチはトグルスイッチで、ペットボトルのキャップにつけました。
はんだごてで穴をあけました。
これをまたホットボンドで接着。
シンナーでシールをはがしています。初めにしておけばよかったですね。。
少し全体にペーパーで足つけ後、非鉄バインダーをスプレーでうっすら塗装。
やっとブラックスケールメタリックを塗っていきます。
細かいところは刷毛や筆で、全体は刷毛目がでないようにスポンジで置くように塗っていきます。
そして冒頭の写真になりますが、完成。
ブラックスケールメタリックは真っ黒ではなく、ほどよいアイアン感とマットな色で、よりリアルな仕上がりになります。