タカラ塗料のブログ
2025年3月13日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
先日行ったセミナーでのエピソードの一部をご紹介します。
今回は
日本のホームセンターでの塗料の買いにくさのお話
です。
なぜ日本のホームセンターの塗料コーナーは塗料が買いにくいのでしょうか??
ホームセンターの塗料コーナーに行くと腕を組んで塗料を選んでいる方をよく見ます。そして塗料を手にとっては棚に返し、手にとっては棚に返すを繰り返しておられます。
僕も家で塗料が必要になったとき、会社まで取りに行くのが面倒な時はホームセンターに行くのですが、やはり塗料に詳しい僕でもホームセンターで塗料を買うのは難しいです。
僕が感じるその理由を書いてみます。
気に入る色がない
ホームセンターの一種類あたりの色のバリエーションが少なく、欲しい色がないのです。(色が作れるので自分で混ぜて作ればいいのですが、それなら会社で作ります)
用途別に並んでいない
メーカー別、塗料の種類別に並んでいないので、色を探し求めて隣のコーナーに行ったとき、気に入った色があっても塗りたい場所の用途から外れてしまっている場合もあります。
必要な容量がない
物理的に仕方がないのですが、必要な色の必要な量がない場合が多いです。気に入った色があっても容量が小さいとたくさん買わないといけないので割高になります。また容量が大きすぎると捨てるのが難しい塗料が家にたまってしまいます。
相談できない
店員さんが塗料にそこまで詳しくないので相談できない場合が多いです。それに相談できても前述の種類の少なさなどで困ることも多いです。
対してアメリカのホームセンターはこれらをすべて満たしています。
色は豊富に展示され、相談して購入でき、その場で必要量の塗料を作ってくれます。
タカラ塗料でもアメリカのホームセンターほどすぐにお渡しできないですが、店頭なら相談して購入いただくことができ、AMのご注文で16時以降のお渡しをすることができます。
このセミナーお話ししたほかのエピソードはこちら>>
TAGS:HDCインテリアセミナー25.02 セミナー 塗料のうんちく
2025年3月11日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
最近はお客様から頂いた課題をよく実験したりして確かめています。
今回は土を含浸シーラーで固めてしまう実験をしました。
土によって混ぜられる含浸シーラーの量が違うので実際に混ぜてみないとわからないのです。
そしてよく引っ付いてはいるけどひび割れも一部出てしまいました。。
こういう模様を出したい方にはいいのかも。。
TAGS:塗料実験
2025年3月10日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 車刷毛塗り全塗装
タカラ塗料の大野です。
金曜日に刷毛・ローラーで車を全塗装しよう!のページの2024年に投稿していただいた塗装事例の中から一番かっこいい事例を選出する「カーメイクアップコンテスト2024」の発表をしました。
審査の流れは、
まず、社内1次審査:WEB部署の投票で、295台→30台までピックアップ
次に、社内2次審査:全社員の投票で、30台→10台までピックアップ
最後に、WEB一般投票:皆さんの投票で10台の中から、グランプリを決定します。
その厳しい選考を勝ち残った最優秀賞はこちらの沖縄県の「タケルの父ちゃん」様のプロボックスになりました。
選ばれたセレンゲッティオレンジと沖縄との青い空のコントラストもさることながら、グリルのワンオフのOKINAWAグリルなどかなりの方の印象に残る一台なのではと思います。
そのタケルの父ちゃん様とのメールのやりとりで、
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沖縄でもタカラ塗料を使ってオールペイントされた車が大分増えていますよ。
本当に、DIYの革命ですね。
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とのありがたいお言葉をいただきました。。ありがとうございます!
なかなかDIYというものが日本に根付きにくく業界的には苦慮しているところですが、その文化を根付かせる一助になっているのでは?と思わせていただけるこの一言に少し報われた気分になりました。。
ますます塗料の良さと塗る価値を伝える活動をすすめていきたいと切に思いました。
タケルの父ちゃん様のプロボックス事例も含めたカーメイクアップコントラストのページはこちら>>
TAGS:カーメイクアップコンテスト
2025年3月7日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
最近はセミナーで話したことばっかり書いていますが、リアルでは実験やら商談やらで大忙しです。
今日はWEBメディアの取材でECサイトの成り立ちなどをお話したりしてました。
本日はいろいろやってる実験のうちのモルクラフト関連のものをご紹介します。
まずはこちら。モルクラフトを自社で調色できるか?また色の出方はどうなのか?などを実験しました。茶色の写真は僕のハンチング帽の色を再現したものです。
モルクラフトのプライマリーホワイトをステンレスごてやプラスチックごてで試したみた図。こんなに模様の出方が違うんですね。
モルクラフトのトップが固まってしまったの図。こうやって固まる2液型のトップです。
TAGS:塗料実験
2025年3月6日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
先日行ったセミナーでのエピソードの一部をご紹介します。
今回は
アメリカの塗料メーカーのHowto冊子の僕の衝撃のお話
です。
数年前にアメリカの塗料視察ツアーで現地ホームセンターでもらってきた塗料のHow toの冊子です。
これを初めて見たとき僕は衝撃をうけました。
まず種類としてインテリアとエクステリアがあることです。
インテリアはわかるのですが、エクステリアは一般の方が塗るものじゃないと思っていたのでエクステリア用のHow toの冊子があるのが衝撃です。
さらにどちらも女性が前に映り、そして両方手袋も長袖長ズボンをはかずに部屋着のような状態で塗っているのも衝撃でした。
中を見ると日本では考えられないような工程です。
まず色の検討ですがアプリを使います。実際の壁を写真をとって色を選びます。こういうアプリは日本の塗料のものはありません。
次にサンプルを買ってきて塗料を直接壁に塗って色を選びます。
これも日本の塗料メーカーやホームセンターに少量の色サンプルというのは売っていないのでできませんし、直接壁に塗って色の検討など聞いたことがありませんでした。(現在タカラ塗料のオリジナル色なら140色以上の中から200gの容量を購入していただければ同じことができます)
色をこのエンジ色のような赤を選んだのも衝撃です。日本ではこんな色を壁に塗るのは大変勇気がいります。そして着の身着のまま塗り始めます。
そして最後は塗り終わりました!みたいな写真ではなく一家団欒がゴールなのです。この生活感がとても面白かったです。
またエクステリアバージョンも同じような構成で、アプリで色を選び、壁に直接色を塗って色を決め、着の身着のままを塗り始めて、レモネードを飲んで完成、という構成です。
本当に塗料が生活に根付いているような構成でびっくりです。
このセミナーお話ししたほかのエピソードはこちら>>
TAGS:HDCインテリアセミナー25.02 セミナー 塗料のうんちく