タカラ塗料のブログ
2016年12月12日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 社屋リノベーション
こちらの大看板はどうやって描かれたものなのか?!

こちらはなんと手描きです。
今回は看板に印刷は一切使わず、手描きにこだわりました。
それもやはり印刷より手描きの看板のほうが長持ちすること。
また劣化しても手描きのほうがいい味を残しながら劣化すること。
それの良さを皆さんに知ってもらうという目的がありました。
そこで以前にこの看板を描いてくれましたライさんに今回もお願いしました。


紙を当てて下書きを描いていきます。
ライさんはかなり丁寧な方で、しっかりと下書きをしていきます。


マスキング。

この棒はサインぺインターが腕を固定するために使うものみたいです。
僕もこのとき初めて見ました(小さいものの時は使わないそう)



現在看板はほとんどが印刷で、いわゆる書き文字屋さんはほとんどいなくなっているそうです。
海外ではまだまだサインぺインターさんはいらっしゃるようですが、日本では少ないようです。
もしライさんにお仕事の依頼があれば当店まで!!
TAGS:外観リニューアル2016
2016年12月12日 | CATEGORY:news, 代表大野ブログ
年末年始休業のお知らせ
2016年12月29日(木)~2017年1月4日(水)の間、まことに勝手ながら休業とさせていただきます。
年内のご注文受付は12/27、出荷は12/28までとさせていただいておりますが、商品によっては年末の出荷が難しい場合があります。
ご注文はお早めにお願いします。
また休業明け受注確認メールや商品の出荷、お問い合わせメールの返信につきましては、1/5より順次対応させていただきます。
またご注文が込み合うことも予想されますので、通常よりも納期がかかる場合があります。
ご不便をおかけしますがなにとぞご了承ください。
2016年12月8日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 社屋リノベーション

本日はこちらにモールディングをつけて・・・

こうなったお話。
これらのモールディングはするかどうか考えていた、またはつけるとしても自分たちでつけようと思っていたので後回しになっていた部分です。
また工事が雨であまりにも進まないので、その間にここも、ここもとつける箇所が増えてしまいました。
そしてなかなか大型で、屋外でもつけられるモールディングとなると、なかなか手に入らないようです。
こんかいはみはしのモールと、ファイポンという海外製のモールを組み合わせてつけていきました。

まず下部の部分を取り付けていきます。


上部も取り付けるとこんなにゴージャスに。
隙間やねじ穴は後でパテで埋めます。


大型の看板も最初は何もする予定がなかったのですが、ファイポンのモールでいいのを見つけたので、額縁みたいにモールをつけることにしました。



結構早い段階でつけたのですが、足場のカバーでなかなか全貌見えず、やきもきしました。
中段部分のモールディングの取り付け風景を動画にしています。
かなりマニアックなものですが、お暇なら見てみてくださいませ。
TAGS:外観リニューアル2016
2016年12月7日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 社屋リノベーション


外装リニューアルを急いだ原因の一つに袖看板の劣化があります。
ある日看板を見ると、ペンキと書いてあるところの「ぺ」がどこかに行ってしまい、「ンキ」になっておりました。
そこから真剣に考え始めてプランを組んだ次第です。

反対側も色が褪せてしまっています。
どうせやるならこの袖看板もかっこよくしたい。
当初は外してしまうことも考えました。
ヨーロッパにあんまり袖看板ってなさそうですし。。
しかし外してしまうのもコストのかかることですので、いっそのことモールディングを取り付けて、文字も箱文字にしようと考えました。
調べてみると箱文字を作ってもらうのも意外と高いそうでした。
うんうんと悩んだところカルプ文字が頭に浮かびました。
カルプ文字とは看板屋さんがよく使う立体的な切り文字で、スポンジのようなウレタンをプラスチックでサンドした軽くて長持ちするものです。
結構塗料屋は「こんなものにぬれるのか?」という問い合わせをよく受けているので、いろんな素材を知っているのです。
で、カルプ文字をそのまま貼り付けるとカチッとしすぎている。
40年前に作った真鍮の箱文字が劣化してるけど輝きを保ちながら・・・みたいなストーリーをつけ、カルプ文字をエイジングしていきます。


角がしっかり出ているので、角をやすりで落としました。
その後当店のオリジナル色、アンティークゴールドで塗装。

そこからさらにオリジナル色、ビターチョコレートでエイジング。

最後にUVカットクリアで保護して終了。

ちなみにモールディングはまたもみはしで購入し、大工さんに着けていただきました。

塗装後、カルプ文字を作っていただいた業者さんで下書き用の紙を印刷してくれているのでそれを貼り、回転して点々とカットできるカッターでゴロゴロして位置を看板に転写。


これがゴロゴロするカッター。
ただロゴの雷鳥部分は細かいのでカーボン紙を裏に置きなぞりました。
・・・と簡単に書きましたが、下地色のエントランスグリーンは色が濃いのでしるしが見えにくく苦労しました。
下書きが終わったら両面テープとコーキング剤で貼り付けていきます。
結構しっかり引っ付きます。
完成はこちら。




TAGS:外観リニューアル2016
2016年12月4日 | CATEGORY:news, 代表大野ブログ
タカラ塗料はこのたび店舗外観を大幅リニューアルいたしました。

古い販売店のイメージを払拭し、ロンドンに昔からある格式ある塗料店というコンセプトで作り上げました。
外観色には当店のイメージカラーであるエントランスグリーンを採用。


モールディングを随所に取り入れ、ヨーロッパの雰囲気を出しながら、いい色を凹凸でさらに際立たせています。

また看板にはオリジナルの退色しにくいアンティークゴールドを使い、商業施設でも取り入れられているエイジングを施しております。
東側壁面には日本では珍しい規模のサインアートを全面に施しました。



サインの内容は当店のオリジナル色の名前を採用しています。

上 改装前 下 改装後
塗料を扱いたいというお客様へのマネキン的な存在を目指し、今までにない塗料販売店の形態を目指しています。
ぜひお近くにお立ち寄りの際はご覧いただけましたらうれしいです。