タカラ塗料のブログ

布の調色と塗料の調色は何が違う??

タカラ塗料代表の大野です。

お休みの間のTVでテレビ東京系の「世界!ニッポン行きたい人応援団」の再放送をみました。
フランス女性が日本の「絞り染め」という布の一部を糸で強く括り、染料につけて模様を出す技法を日本に学びに来るという内容でした。

そこで染めの職人さんが登場したときに、フランス女性が色見本の中から選んだあずき色にぴったりと色を合わせる、という場面がありました。
色を見るとほぼばっちりと色があっていました。

布の調色と塗料の調色は何が違う?

布を染める染料の調色と塗料の調色とはどんな事がちがうのでしょうか?
色の3原色的には塗料と同じです。ですが、下記の点が違うと思います。

・原色の数

工業系、建築系の塗料の原色は多くても20原色ぐらいですが、染料は50以上あるようです。これだけあると染料を選ぶのが大変そうです。

・白がない

染料には基本的には白がありません。白は布などの白に依存します。

・布により染まり方が違う

塗料では素材によって色が違うというのは凹凸の場合ぐらいで、基本的にはしっかりと塗れていれば同じ色に仕上がります。
染料は布の繊維の吸いぐらいによって変わってくるので、色の濃い薄いも素材によりでやすいそうです。

いろいろと書きましたが、布の色を染めるための調色は一発勝負のためかなり難しそうです。

染料の職人さん、凄いですね。。

本日より通常営業です

タカラ塗料の代表大野です。
長らく本社のほうは夏季休業としてお休みをいただいておりましたが本日より通常営業とさせていただきます。
たくさんいただいておりますご注文は随時本日より出荷させていただきます。お待たせして申し訳ございません。

とはいえ京都店では営業を行っており、何度か京都店で店頭に立っておりました。
帰省の方なども多かったのですが、車の全塗装用の塗料を本社でもネットでもよく購入しているというお客様がご来店。
そこでフレンチグレーやイーグルブルーグレーよりも色味がニュートラルなグレーが欲しいとのことで、たまたま僕がいたので軽く調色させていただきました。

新色に関してもしかしたら需要があるのかも~と感じた一幕だったのですが、実は近日人気色を車の全塗装用の通常ラインナップに追加させていただく予定です。

お楽しみに!

夏休みに塗られる方へ

タカラ塗料代表の大野です。
いよいや明日から夏休みだ~という方も多いのではないでしょうか?
個人的には正月もGWも京都店に立っていたのでこの夏休みは休もうと思っています。。

さて夏休みに塗装する際の注意点なのですが、換気をお願いします、というお話です。

暑いこの時期、室内を塗るときは締め切ってクーラーをかけて塗りたいですよね。
その気持ちもわかるのですが、水性ならともかく油性塗料の場合は必ず!換気をお願いします。

それでは水性塗料は換気しなくてもいいのか?というとそうではありません。
水性塗料にも微量のアルコール類などが混ざっており、それが密室で揮発すると中にはそれに酔う(中毒になる)人もおられます。
ですので塗料を扱う身としては「換気をしてください」という案内になります。

実際ですが僕らも結構締め切って水性塗料を塗ることはあります。(自己責任です)
ただ窓を開けてたほうが早く乾きますので作業性のためにも窓を開けて塗装してくださいませ!

熱中症にもお気をつけください!

タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、 「こんな塗料が欲しい!」 「あんな商品があったらいいな」 というご意見を多数お聞きします。 それを叶えるために、色々とお調べしまして既製品を探すのですが、存在しないことも多々あります。 無いなら作ってしまえ!ということで、他のお店には無いオリジナル商品が多数あります。 そんな商品をご紹介します。

  • セメント風塗料材

  • チョークボードペイント

  • エイジング塗料のコンガリー

  • サビ風塗料