タカラ塗料のブログ
2025年2月27日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
先日行ったセミナーでのエピソードの一部をご紹介します。
今回は
欧米の人は資産価値を上げるためにDIYをするというお話
です。
まず日本では新築神話、みたいものがあり、新築一戸建てを買うことが家を買うこと、みたいな風潮があります。それは木造住宅は約20年で価値がなくなる、とか日本は湿気が多いから、とか日本は地震があるから、とか様々な理由をつけて中古住宅は価値がなくなると言われていることも一因としてあるからだと思います。
また築古物件を買うのに日本の住宅ローンが通らないといったことも背景にあるようです。
しかし欧米では「古い建物であればそれだけの信頼性があり倒れない」という話があるように、古ければ古いほどいいという価値観もあるそうです。
現に彼らの中古住宅は古くても値下がりをせず、高く売れることもあるそうです。
ただそれには彼らの努力もあります。
彼らは家を売るためにしっかりとメンテナンスを行い、住宅のアップグレードも行っているのです。
日々塗料を使い、日本より速いペース(7-10年)で外壁を塗り替え、家の修復歴をしっかりとつけているそうです。
車の場合は日本でも中古車市場を意識してきれいに車を使おうとするのですが、家は結構使いっぱなしですよね。
日本でも中古住宅でも高く売れる地域がある、というお話に続きます。
このセミナーお話ししたほかのエピソードはこちら>>
2025年2月26日 | CATEGORY:イベント, 代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
いよいよ明日から大阪髙島屋でのイベントで2月27日(木)~3月3日(月)の5日間「HOME&INTERIOR FAIR」に出展します。
家具やらセミナーやらいろいろあるイベントで、人気のアートパネルのワークショップをします。
今回家具とのコラボとのことでソファや家具を置く前提で壁の色を選び、塗るというチャレンジをさせていただいております。
用意していただいた簡易壁にペインタブルテープを貼り、家具に合わせたダークフィグという色を塗りました。
結構肉眼ではパキッとしたコントラストできれいなんですけどどうでしょう?
さらにこちらもあります。
こちらは右がマスタード、左がステムリリーという色です。これも実際に見るとそれぞれ面白い感じになってます。ちなみに手前のソファは140万です。。前で塗って緊張しました。
イベント・ワークショップについて詳しくはこちら>>
2025年2月25日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
先日グランフロント大阪北館 HDC大阪 C terraceで行われた、
HDC春のインテリアセミナー
~ペイントDIYで暮らしを彩る!壁を塗るオシャレな暮らしをご提案~
でお話ししましたエピソードをご紹介します。
今回は
賃貸の一軒家の原状回復をめぐって前借主、大家、現借主全員が損したお話
です。
あるDIYの商品を扱う、DIYアドバイザーでもある店主さんが一軒家を借りていました。
一軒家ということもあり好き放題にかっこよくDIYしていたのですが、別の家に住むことになったので引っ越すことになりました。DIYアドバイザーの彼は、大家さんとは話ができる仲だったようで大家さんに、このままでもいいか?と家を見せて聞くと、原状回復しないと人に貸せないから、原状回復してほしいといわれたそうです。
かなり古材などをこだわって使っていたので捨てるのはもったいないけど、次の家ではテイストを変えたかったそうで、泣く泣くそれらを処分したそうです。
その家はすぐに次の借り手がきまり、大家さんは世間話のつもりで「この家は前住んでた人がこうやってDIYしていた」と何気に原状回復前の写真を見せたそうです。
すると次の借り手の方は
「この家のほうがよかった」
と言ったそうです。
これって三人損をしていませんか?
DIYアドバイザーの方は「処分代」と「労力」
現借り手の方は「かっこいい家に住める可能性」
大家さんは「もうちょっと家賃がとれる可能性」
を失ったのではないかと思います。
もちろんDIYアドバイザーという素人ではない人が行ったDIYであるというのも前提ですが、こういう話が日本ではたくさんありそうです。
欧米の方は資産価値を上げるためにDIYをしているという話に続きます。