タカラ塗料のブログ
2025年4月22日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
なんかここの僕のブログが僕の活動記録のようになってきますが、ごく一部のマニアの方に向けて書き続けることにします。
今回のテーマは3列になった一斗缶で奥の一斗缶を出すのが大変になってきた問題です。
また裏テーマとしまして店頭からみて一斗缶がたくさん見えてかっこ悪い問題もあります。
この辺の材料は調色師が使うのですが、いろいろなニーズに合わせると種類や量が増えてきてあふれかえってきてしまいます。
これらを使いやすくかっこよくするのが今回の目的です。
まず一斗缶はJIS規格で幅と奥行きが238mm、高さ349mmと決められた直方体で、大体塗料を入れて17kg前後の重さになります。それが現状奥から3列2段に置かれています。
奥の1列の下の段の塗料をとろうと思うと、手前の2列の塗料をほとんどどかさないととれないので、とても手間と体力を使います。
今回は手前の2列を台車に乗せて出しやすくしようという作戦です。しかも台車は通常の台車ではなく、扉っぽくしようと思います。
cadiy3DというDIY向けのCADソフトで作った図面はこちら。
こちらの下の赤い部分は市販のこの台車で、これを加工してこの形にしていこうと思います。
普通に耐荷重通りのキャスター買って作るだけで上記のAmazonの台車の値段を超えてしまうので、市販品を改造することにしました。
こういうイメージです。
赤い部分が台車(ちょっと切る)、黒い部分は金具、あとはMDFやらラワンランバーです。
下から見た図。
金具が出っ張ると安定が悪いので板を貼って厚みを稼いでいます。
細かな斜めに加工していく部分もあります。
作っていきます。
TAGS:DIY 店内の家具作りとペイント
2025年4月21日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
撮影のためにフィラー(大日本の弾性フィラー1液テクトMAX)が思いっきりあまりました。
メーカーに少量でもサンプルもらえれば助かるんですがこちらは出せないそうで。仕方がないので一斗缶で購入して撮影しましたが、使ったのはほんの6分の1程度。
余ったフィラーをなんかできないかと考えているときに、インスタで見たこんな投稿。
多分アートの人が使うメディウムとかやと思うんですが、こんな風になら使えるかも、とやってみました。
これがフィラーです。
これに赤を入れていきます。
なっかなか赤になっていかないなぁと思い赤を足し続けるとゆるくなってきます。
ゆるくなっちゃうと角が立たなくなっちゃいまして、ただちょっともっさりした塗料って感じなので、粘度を上げるために「アエロジル」というシリカの粉を混ぜます。
いつもアエロジルを脳内では「アロエ汁」と変換してしまい正式名称を忘れてしまいます。
そんなことを考えていると入れすぎました。。
ぼそぼそになっちゃいました。。
仕方がないのでまたフィラーを足します。
こうするとポットでかき混ぜるのが困難になってきたので、もう塗る予定の板にぶちまけます。
そして練って練って、完成したのはこちら。
これはアートなのでしょうか。。ただただ重く、チクチクする板ができました。
これを練ってる時の動画をインスタにあげましたので、ASMRをお楽しみください。
TAGS:塗料実験
2025年4月18日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 車刷毛塗り全塗装
タカラ塗料の大野です。
僕が通勤で使っている車「光岡ユーガ」を塗り替えました。
ツリーフロッグという新色です。
これでこのユーガを塗り替えるのは3回目。
純正→レーズンバーガンディ→トワイライトネイビー→ツリーフロッグ
です。
3回目の塗り替えの割にはまだまだキレイ。
これらの一連の塗り替えを刷毛ローラーで車を全塗装しよう!のサイトのブログに経緯をつづっていますのでぜひご覧ください。
ブログはこちら>>
2025年4月18日 | CATEGORY:お客様の声
先日「1年程前、塗装屋さんに塗ってもらった美容室の外壁が剥がれてきているので、自分で補修しようと考えている。
塗装屋さんが使用して余った塗料が少量手元にあるので、余っている塗料に合わせて調色してもらうことは出来ますか?」と、
大阪本社店頭の近くにお住いで大阪市内の美容室を経営されている男性のお客様がご来店くださいました。
お答えといたしまして、余った塗料に合わせての調色は可能です!👌
余った塗料や塗料を何かに塗ったものを大阪本社店頭までお持ちいただければ、調色可能か確認しその場でお見積りいたします。
また、塗料以外の色見本に合わせての調色も承っております。
これまでお客様がお持ちくださった色見本は、 塗りたい壁の破片、椅子、うちわ、水筒など多岐にわたります!
お昼12時までにご来店いただけましたら【最短当日16時~】のお引取りが可能です✨
このことをお客様にお伝えさせていただくと、「後日家にある塗料持って来店させてもらいます!
塗料のことを相談できる場所が近くにあって助かった。」と言っていただきました。
調色以外のことでも、当店の接客スタッフは全員幅広い知識を持っておりますので、
どうやって塗るの?この場所には塗れるの?何が必要になる?等、
どんなことでも大丈夫ですので、是非、ご気軽にご相談くださいませ🌻
▼大阪本社ーアクセスー
住所 〒557-0063
大阪府大阪市西成区南津守4-3-17
TEL 06-6659-2321/FAX 06-6659-2323
営業時間 9:00~17:00
定休日 土日祝
店舗情報の詳細はこちら>>
2025年4月17日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料大野です。
実家の塀塗り、今回は塗装仕上げ編です。
塗る色はアーモンドラテっていう色に決定。
当初は日塗工の色からえらぼうかなと思っていたのですが、タカラ塗料のオリジナル色の中で外壁の色を合いそうな色「アーモンドラテ」を発見。
メーカーに通湿性のあるヨウヘキコートでアーモンドラテを作ってもらいました。
まず含浸シーラーで下地を固め、乾かしてからヨウヘキコートを塗っていきます。
ちなみに今回の塗装のコンセプトはプロが塗るっていうよりも、「実家の壁を子供らが親孝行で塗る」っていうイメージで塗っています。ですので養生も簡単にして、近所の人が通ったらおしゃべりをします。
養生も全部するわけではなく、キワだけ行い、床は見ての通り段ボールを突き付けて塗っています。
普通にざーっと塗っていくとこのような塗料が塗れていない「ス」ができます。
こういうところに塗料を押し込むように塗っていきます。
あっという間1回目塗りは終了。
雨のよく当たる上部分には防水性のあるライトプルーフウレタンのグレーを塗ります。
余ってたやつなんでたっぷり塗ります。
一回目が終了。2時間ぐらい乾かします。
乾いたら2回目を塗って完了!
アフターの写真がまだ乾いてないですが、見違えるようになりました!
この日の塗装にかかった実際の時間です。
8時45分頃 含浸シーラー塗装開始
9時10分頃 含浸シーラー終了
10時00分頃 ヨウヘキコート1回目塗装開始
10時55分頃 ヨウヘキコート塗装終了
11時05分頃 上部にライトプルーフウレタン塗装開始
11時20分頃 ライトプルーフウレタン塗装終了
12時30分頃 ヨウヘキコート塗装開始
13時30分頃 すべての塗装終了
この日は寒かったのですが風があったので乾燥がはやかったです。
オリジナル色のヨウヘキコートがご入用の際はメーカー調色になりますので少々お時間がかかりますが対応できますので、お問い合わせください。
TAGS:DIY DIY壁ペイント 実家の塀塗り2025