タカラ塗料のブログ

マイクロセメント施工でのコテやけの対処方法を教えてほしい【お客様店頭相談事例】

先日、タカラ塗料のマイクロセメント「モルクラフト」で施工を行っている際に起きた、
トラブルの対処方法が知りたいと大阪にお住まい男性のお客様が大阪本社店頭でご相談くださいました。

ご相談内容といたしましては、「モルクラフトの主材を2回塗りまでしたけど、
コテやけが気になるので対処方法を教えてほしい」とのことでした。
施工したのは〈プライマリーホワイト〉とのことで、白い色味はどうしてもコテやけが目立ちやすいんです…💦
どういった仕上がりにしたいのかイメージをお伺いすると、「コテやけをできるだけ薄くしたい」と、
ご要望をいただきましたので、ご希望に沿って最適な対処方法をご提案させていただきました。

お客様がすでに2回塗りを終えた段階だったので、その後の対処方法をご案内しました。
具体的な方法としては、まず【コテやけが気になる箇所をやすりで削ってコテやけを消す方法】です。
こちらの方法は一部分だけでなく、全体的にグラデーションになるようにやすり掛けする必要があるという、
注意点も併せて説明させていただきました。

さらに、お客様に「余った材料はありますか?」とお尋ねしたところ、「あります」とのことでしたので、
もう一度塗り直す方法もご提案しました。
「3回目の塗りでコテやけが消え、より滑らかな仕上がりになる」ということをご説明し、
さらに仕上がりを整える手助けをしました。

お客様は、「こんな方法があるとは思わなかった、やり直しじゃなくて済んでよかった!」ととても喜んでくださいました😊✨

☆ミストグレーで施工した事例

モルクラフトの施工についてのご相談だけでなく、塗装に関するお悩みや疑問があれば、
どんなことでも気軽にご相談ください。

「塗装するのに何が必要になる?」「こんな雰囲気に仕上げたいんだけど」「この色味は再現できる?」等、
どんな疑問にも接客スタッフが幅広い知識で丁寧にお答えします!

ぜひ一度、大阪本社店頭に足を運んでみてくださいね。ご来店をお待ちしております🌷

また、初心者向けのマイクロセメント「モルクラフト」の施工体験ワークショップを以下日程で大阪本社で開催します!

▼スケジュール
☆6月27日(金)15:00~17:00
☆7月7日(月)15:00~17:00
☆7月24日(木)15:00~17:00

【ワークショップ参加料:8,250円(税込)】
※当日お支払いください。現金・クレジット決済・PayPay各種決済対応。領収書発行可能です。

参加をご希望の方は、以下のリンクからお申し込みください!

🔗 モルクラフト 施工体験ワークショップ

▼大阪本社 ‐ アクセス情報 ‐
住所 〒557-0063
大阪府大阪市西成区南津守4-3-17
TEL 06-6659-2321/FAX 06-6659-2323

営業時間  9:00~17:00
定休日 土・日・祝
詳細な店舗情報はこちら>>

タイルにペンキが付いたらどう落とす?

タカラ塗料の大野です。

街を歩いていたらこんな風景を見ました。

おそらく玄関扉をホームセンターで買ってきたブルーで塗り替えて、気が付けばタイルを汚してしまっていた、といったところでしょうか。
塗り終わって扉はきれいになってもがっかりすることになってしまいます。

塗料屋さんとしてアドバイスできるのは、
「ラッカーシンナーで掃除してみては?」
です。

塗られているのが油性にしても水性にしても結構日数が立ってしまっているので取れにくいかとは思いますが、まだタイルの上だということが救いです。

このタイプのタイルはシンナーで変色するなどは無いと思いますのでどんどんラッカーシンナーでこすったりして取ればよいかと思います。
取れにくければウエスをシンナーで浸して塗装膜の上に置き、上からビニール袋などをかけて乾燥しないようにして10分ぐらい置き、またこする、とか、こする際にもブラシ系を使うのもありかと思います。

塗料の膜は一番表面に酸素と酸化した膜があるので、それを物理的にも削れば一気に溶かして取ることができるかと思います。

どちらにしましてもラッカーシンナーは直接手で触らず、換気をよくしてお使いください。

ラッカーシンナーはこちら>>
シンナーの購入時には使用用途を備考欄にてお伝えください。

刷毛とローラーで車を全塗装しよう!NEWクリップ

タカラ塗料の大野です。

スタッフが刷毛とローラーで車を全塗装しよう!の新しいショート動画を2本作ってくれました。
本日はこちらをご覧ください。

塗ってみたくなりましたか??

塗りたくなったらこちら>>

ちょっと年度末やら来客やらでバタバタしてるのでこの辺で。。

蛍光塗料と普通の塗料の違い

タカラ塗料の大野です。

よくすごい蛍光っぽい色!という色はあるのですが、案外蛍光色でない場合があります。

もちろんテープなどの場合は蛍光もあることもあるのですが、例えばこれです。

カワサキのライムグリーンです。

これが結構蛍光に見えるのでカワサキのライムグリーンの蛍光グリーンをください!といわれると
「蛍光色はつくれません」
と回答するしかないのです。。

業界あるある的な感じかもしれませんが、西洋医学の人が東洋医学の漢方とかをあんまり信じていない、みたいな感じで、塗料業界の人は蛍光と蛍光でないはとても厳密に区別しているのです。(たとえが分かりにくいですかね。。)

さて蛍光色とはどういうものかというとこういうものです。

上が蛍光色、下がカワサキのライムグリーン、左がライトグリーンという原色になります。

これらどれも外で単品で見ると蛍光に見えるのですが、こうやって見るとだいぶん違います。
この写真では蛍光のグリーンはえらく映えていて、これは光を当てているのですがブラックライトなのです。

つまりブラックライトをあててきれいに発色するのが蛍光色、しないのは普通の色なのです。

でもそれぞれ単品で太陽光下でみると蛍光っぽくみえる、というお話でした。

水性アクリルゴールドの前身である缶が見つかりました

タカラ塗料の大野です。

先日いろいろな実験のために屋上に上っていますと忘れていた缶を発見しました。

それがこちら。多肉が詰まっていますけど、ゴールドの缶なのです。

これを塗ったときの写真を探したんですけどスマホを持っている時代ではなく、おそらく2010年頃にパール顔料のゴールドの粉を手に入れ、当時は水性に混ぜるっていう発想はなく2液のウレタンに混ぜて空き缶に吹き付けた覚えがあります。
そして耐候性を確かめるために土をいれて植木鉢にして屋上に放り出して10年以上たっていると思います。

やや褪せてる感はあるもののゴールドっぽさは失われることなくまた2液ウレタンなので艶も残ってますね。

ちなみに当時は2液ウレタンに混ぜたゴールドはちょっと保管すると沈殿してカチカチになってしまい(ハードケーキングといいいます)貯蔵安定性が悪いので発売には至りませんでした。

その後水性の相性がいいクリアが見つかり、それに混ぜることで水性アクリルゴールドが完成。現在も人気の商品となっております。

そしてこの缶は回収することなく更なる耐候性試験のため屋外に放置されています。

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。

  • タカラ塗料オリジナルカラー

    142色の美しいマットな TAKARATORYOオリジナルカラー

  • 水性ステイン

    珍しいホワイトや古材風色の 水性ステイン

  • ペインタブルテープ

    貼って塗って剥がせば原状回復 ペインタブルテープ

  • ラストブロック

    サビを完全に落す必要なしの下塗り剤 ラストブロック