タカラ塗料のブログ
2018年1月14日 | CATEGORY:news, 代表大野ブログ, 社屋リノベーション
この度のタカラ塗料の社屋外観が、環境色彩コンペティション第20回グッドペインティングカラーの改修部門特別賞を受賞いたしました。
グッドペインティングカラーとは、どういうものかといいますと
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豊かで快適な生活環境づくりが求められている中、
色彩提供産業である塗料・塗装業界では、美しい景観形成に努めてきました。
この活動の一環として、塗装仕上げによる優れたカラープランニングの作品を公募し、
優秀作品にはカラープランナーを表彰する「環境色彩コンペティション」を実施しています。
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だそうです。
要するに塗料の関係団体がかっこいい塗装事例に賞を与えてくれるありがたいコンペなのです。
軽い気持ちでパンフレットを手に取り、もしかしたらいけるかもと思い2016年末に完成した社屋の塗り替えで応募しました。
肉眼でもわかりにくい微妙な色であるオリジナル色「エントランスグリーン」で塗り替えたものを、デジタルデータですんなり色わかるかなぁ?と不安でした。
また塗り分けはなくエントランスグリーンの色の良さと、ゴールド色の文字、もしくは白の文字だけで構成されているので地味かなとも思っていました。
ですが無事?受賞出来てよかったです。
授賞式は国会議事堂の近くのホテルニューオータニで行われるということで着なれないスーツを着て東京まで行ってまいりました。
えらい格式高いホテルで授賞式が行われるんやなぁという気持ちと、他の受賞者さんが竹中工務店さんやら大手塗料メーカーやらで、大阪の片隅の塗料販売店が受賞するのが珍しいんだというのを自覚し緊張しました。
しかも塗料販売店がこの賞を受賞するのは初めてのようでした。
審査委員長の総評として
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ブランディングの一環として社屋の改修に臨んだ「タカラ塗料社屋」は企業理念を社会に向けて発信したものであり、企業と社会のより良い関係を模索するプロジェクトの一環として理解することができます。
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というありがたいお言葉を頂戴いたしました。
これからまたこのような賞を頂けるように自社の塗装事例を作って行くことに力を入れるとともに、塗料をお客様に直接販売するお店がカラーのアドバイスをしていけるような業態を目指していこうと思います。
受賞者一覧はこちら
http://www.toryo.or.jp/jp/consumer/goodpainting/2017/GPC2017-awards2.pdf
2018年1月5日 | CATEGORY:news, ワークショップ, 代表大野ブログ
あけましておめでとうございます!
初めて見られた方もチェックされておられる方もおめでとうございます。
タカラ塗料は本日より通常営業となりまして2018年を走り始めました。
年末年始休業させていただいておりました分、出荷やお問い合わせメールなど滞っていた作業を順次行ってまいります。お待たせしていた方、大変申し訳ありません。
今年はですね、各種イベントなどがすでに決定しておりましてですね、まだ発表できにくいものもありますが、社長判断でもうちらちら書いておきますね。
ここを見てくれた方への大盤振る舞い。
まずグッドペインティングカラーという塗装仕上げによる優れたカラープランニングを選ぶコンペがありまして、それの改修部門特別賞を受賞いたしました!
http://www.toryo.or.jp/jp/consumer/goodpainting/index.html
こんな感じです。
ほかの受賞者は大手ゼネコンさんや大手塗料メーカーさんのとかが立ち並ぶ中での、デザインに関しては素人の塗料屋のおっさんが受賞。
このあたりにほくそえんでいただくポイントがございます。
この授賞式に来週東京に行ってまいります!
次に同じ日本塗料工業会がらみでですね、建築塗料・塗装セミナーというのが各地でありまして、わたくしその講師の一人に選ばれました。
僕がしゃべる内容は「一般の方もこんな風に塗り替えてますよ~」みたいな事例を時間の許す限り(30分)たくさんお見せする予定で、ちょっとした内情も含めてお話しできればと思っております。
下記の日程にて開催されます。
2/13 東京塗料会館
2/15 名古屋国際センター
2/16 エル大阪
2/23 札幌コンベンションセンター
いずれも13:15~16:45です。
お申し込みは
http://www.toryo.or.jp/jp/event/seminar/kttsm17.html
こちらにてお願いします。
次にタカラ塗料にある(いいイメージが日本一控えめと言われる)西成区の区役所にて2/3に生涯学習講座というものをやらせていただくことになりました。
いつもの錆エイジングのリメ缶作りの簡易版を格安で受けていただくことができます。
http://www.city.osaka.lg.jp/nishinari/page/0000420932.html
区内在住か在勤のかた限定となるみたいですが、ご興味のある方は上記よりお申し込みくださいませ。
次に昨年の阪急百貨店に引き続きまして、今年は阪神百貨店におよばれいたしまして、2/21~2/27までタカラ塗料が出展しております。
ちょっとしたワークショップを行っていく予定ですので、阪神百貨店のHPを要チェック!(1/5現在まだなにも書かれていませんでした)
次にフーデックスという幕張メッセで行われるアジア最大級の国際食品飲料展にフォトデザインボードをひっさげ、出展することになりました!
これまた塗料屋が全くの畑違いの食べれないものをもって出展し、そのあたりのもの食べつくそうという考えです。
もうちょっと真面目に書くとフォトデザインボードを使った写真撮影サービスやレシピ開発を提案しトータルで食品のコーディネート、スタイリングを提案するという企画で出展します。
ですのでもし行かれる業者の方がいらっしゃいましたら、ジャパンフードクリエイティブ協会として出展しておりますので是非お立ち寄りください。
次に4/21-4/22に西成区民センターで行われるアリスト歯車というスチームパンク系のイベントに参加させていただきます。
こちらはまだ詳細はなんも決まってませんので、また決まり次第ということで。。
今決まっているのはこれらのイベントですが、まだ間にいろいろ挟まってくるかと思いますし、先にもいろんな形で皆様にお逢いできればと思います。
最後になってしまいましたが、本年もよろしくお願いします!
2017年12月4日 | CATEGORY:Q&A, よくあるご質問, 代表大野ブログ
塗料販売店をしておりますとよく聞かれる質問に下記のようなものがあります。
「下塗りと上塗りが一緒になった塗料はありますか?」
厳密に言わせてもらうと、「ある」んですが、当店には「ない」んです。
ホームセンターの一般家庭用塗料には「下塗り兼用!」というものもありますが、塗料販売店向けには卸されているものではありません。
ちょっとその理由を説明させていただきますね。
まず下塗り塗料につけられている性能はこんなものがあります。
・素地とよく引っ付くこと
・錆などを抑えること
・シミなどを抑えること
・柔らかい素地を固めること
・水分をシャットアウトすること
・研ぎやすいようになっていること
などなど。
それらによってもそれぞれ塗料が違います。
上塗りはこんな性能をつけられています。
・太陽光線(主に紫外線)から守ること
・艶をだすこと
・きれいな発色をすること
など美観や長持ちに関する性能が多いです。
それらを一緒の塗料に入れてしまうのは無理があるのです。
洋服に例えるなら、下塗りが下着、上塗りがジャンパーだと思ってください。
「下着兼用ジャンパー」ってないですよね?
汗などを吸って通気性がよくって、それでいて風などを防ぐために気密性もあってあたたかい・・・おかしいですよね。
ですので専門店である塗料販売店である当店では、兼用塗料はない、とお答えしております。
面倒でも適切な下塗りを塗ってから上塗りを塗って仕上げることをお勧めします!