タカラ塗料のブログ
2016年11月18日 | CATEGORY:イベント, 代表大野ブログ
外観の骨は単管パイプで組み、外壁と看板はベニヤ板で張り付けていきます。
張り付ける方法は垂木止め金具を使い、つけていきます。
出来上がりイメージはこちら。

イラレで書いたものです。
主にデザインはロンドンにある塗料屋さん。
ゆくゆくタカラ塗料のお店が目指すイメージを、一足早くロハスフェスタで実現します。
モールディングもトリマーでいちいち作っていては、と思い、みはしという会社のモールディングを大量に購入して張り付けていきました。

これらを木に見えないように砂入りの塗料で石っぽくしてから、当店の外壁カラー、エントランスグリーンを塗っていきました。

また外壁、看板以外にも、ロハスフェスタには子供連れのお客さんが多いので、自慢の塗料のお勧め色を使った黒板タワーを作成しました。

これはできてのお楽しみ。
看板は大浦さんがほぼ組み、みんなで文字をステンシルしていきました。

ステンシルも紙では大変なのでプラ板で作成。
ステンシル文字では看板としてかっこがつかないので、文字を分断している部分もいちいち手で塗りつぶし。
完成したのはロハス出展の数日前でした。。

ほかにも基本色全色が見れる看板をA看板タイプと特大看板タイプの2種を作成。
スタッフが遅くまでかかって作成してくれました。
2016年11月17日 | CATEGORY:イベント, 代表大野ブログ
外観も目立つものにしなければなりません。
ロハスフェスタには企業(協賛)出展枠と一般出展枠があり、今回我々は企業出展枠で出ることになります。
本当は企業というほど企業でもないし、一般狙いだったんですが、うちは企業扱いだそうで・・・
しかもその出展料たるや一般の数倍なのです。中古の軽自動車のまあまあのやつぐらい?
値段聞いたときは一度はあきらめました。。
しかしいっぺん大失敗してもええやん!みたいな気持ちでやりたい気持ちが募り、出店することにしました。
で、一般出展との違いもたくさんあるんです。
下記ロハスフェスタ運営からの引用です。
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*サービスや活動のPR行為。
*社名・物件名入りスタッフユニフォーム、T シャツの着用。
(イベントの雰囲気にあうものをご用意ください。)
*アンケートの取得。
*ブース前通路までの範囲でのチラシ等の配布。
*物件名入りの風船など、販促物の手渡し。
*ブース内イベント向けへの、マイク・拡声器の使用。(音量にご注意ください)
*液晶モニターの設置。外に向けての設置も可能です。
*テント横幕外側へのビジュアルの掲出。
(テント横面、3.6mの辺のみとさせて頂きます)
————
など、できるようです。
つまり一般出展の方は看板を出すのもフライヤー配るのも控えめにしないといけないんですが、企業として出店する場合は宣伝活動を大々的に行えるのです。
それならがっつりやらないとうちみたいな知名度の低いお店は素通りされてしまいます。
ということでいろいろプランニングしていたのですが、出店する秋ロハスの前の視察時の春ロハスではこのようなお店がありました。

テントを木で覆ってしまってる!
ちなみに一般的な店舗はこんな感じ。

やるならこれぐらいしないと。。。
企業出展枠では、テントの屋根付近まで看板を上げることが認められるのです。
でも当店には男手は僕を含めて2人、あとはか弱い女性スタッフ5名のみです。
ですので組むのも簡単に、少人数で早く組めなくてはいけません。
そこで目を付けたのが単管パイプ。
そう足場を組むパイプです。これを組めば早く組めるし頑丈。
これに看板や外壁を盛り付けていけば即席店舗の完成です!・・・と簡単にはいきませんよ。
初めての大型イベント。
しかもこんな看板くむ。。
やりたいことは増えていく。。
2016年11月16日 | CATEGORY:イベント, 代表大野ブログ
いちいち細かく設計をして、木を調達。
本ブログのライターでもあります大浦さんと什器を作ってまいりました。
大浦さんは木工教室に通い、自分で机を作って販売し、自分で額縁をつくって販売しています。
彼女無しではこの什器づくりはあきらめざるを得なかったでしょう。
というか彼女ありきの什器づくりです。

基本的にはモールディングモリモリで分解できる構造にしました。
ただカウンターだけは一から作る時間が無かったので、店舗で使っているカウンターを盛ることにしました。
しかしこれがかなり重たいものになってしまいました。

カウンターにつける装飾の作成

板を貼ったりして・・・

豪華なマントルピースのようなものができる。
それを既存のカウンターにつけて完成。


普通の木の板にのっているより、商品がよく見えれば成功です。
2016年11月15日 | CATEGORY:イベント, 代表大野ブログ

ビン詰めをしながら逆算した9月、どう計算してもロハスまでに詰め終わらない・・・
他にもあれも作りたい、これも作りたいと思っていたのに瓶詰だけで当日になってしまう・・・
ということでスタッフに知り合いで短期で働いてくれる人はいない?と金曜日に声をかけたら、月曜日に2人連れてきてくれました。
これはとてもありがたいこと。。
てきぱきとしたお二人でとても作業が進みました。
で、やっとほかの作業にも手が回るようになりましたので、什器を作ってまいります。

様子を見に行ってペンキの缶に足を突っ込んでしまって邪魔をするの図

ロンドンの紅茶店のイメージで作った棚
そうなんですよ。
その通りです。
それはちょっとあまり対外的には公開してないことなのですが、タカラ塗料は「イギリスはロンドンにある塗料屋さん」というイメージで店を作っていっています。
それも長い長い時間をかけて作っています。
なぜイギリスはロンドンなのか?
社長が好きだから独断で?!
ではなく、僕は別にロンドンが好きなわけではありません。。
それを決めた当初、IKEAが近所にできまして、北欧が身近に感じられたんですね。
そして当時建売住宅などで南欧を意識したようなものがちらほら建っていました。
なんとなくそれを見ていまして、これからはやっていきそうなのは中欧あたりではないか?と勝手に予想。
フランス、ドイツ、イギリスあたりの雰囲気ではなかろうかと。そこで絞って格式高そうなイギリス!ってことにしました。
とても恥ずかしい決定理由で公開するのを悩んだんですが、こんなもんですよ。。
僕自身はイタリアがいいんですが。。食べ物おいしいし。

↑ストリートビューよりイメージ
で、大変便利なストリートビューを駆使しましてイギリスの街を歩き倒し、そしてイギリスと名の付く本を買いあさって勉強し、その雰囲気を覚えていきました。
店舗はそれをイメージして時間のある時に作り替えていっていたのですが、ロハスの店舗は0から作れるのですべて作れます。
なら思いっきりロンドンにしてやろうと考えました。
そしてロンドン気取るならモールディングを多用した什器だろう。
そういう短絡的な考えなのです。
また塗料の良さは使ってみないとわからないので、持って帰ってもらうまではラベルとそれを販売している雰囲気を最大限にしなくてはならないというのが持論です。
が、それもやってみると簡単じゃありませんでした。
まず移動できないといけないので、組み立て式でないとだめ。
しかも組む時間は限られている。
そしてある程度軽くないとだめ。
しかも1度きりはもったいないので、あとでも使えるようにしないとだめ。
設計は?
木の購入は?
と慌てる材料がてんこ盛りになってくるのです。
2016年11月14日 | CATEGORY:イベント, 代表大野ブログ
ジャムみたいな瓶に塗料を入れることはロハスフェスタの前に思いついたわけではなく、すでにオリジナル黒板塗料でそれを行っていました。
オリジナル黒板塗料はこちら

しかしさらにタカラ塗料の標準色を制定し、それを瓶詰にすることにしました。
これは塗料販売店では画期的なことだと勝手に思っています。
少なくとも日本ではメーカーレベルなら標準色を設けることはあっても、塗料販売店レベルではそういったことをするという店はほとんどなかったのではないでしょうか。
メーカー任せだとどうしても対応が遅く、またニーズをくみ取れ切れていないと思います。
当店では毎日のように店頭でお客様に接しています。
そこでノープランで来られたお客様は必ずと言っていいほど、色選びに悩まれます。
日本人はどうしても色を選ぶという機会が少なく、車を買うときか新築の家を買うときぐらいしか色を選びません。
その経験回数の少なさからどうしても無難な色選びになってしまいます。
車なら白、黒、シルバーなどを選びがちです。
何ならアメリカでは新車販売の時から色はオーダーメイドで選べるそうです。
その代わりに納期が数週間かかります。
「新車の納期が数週間かかるって当り前じゃないか!」
と言われる方もいらっしゃるかと思いますが、アメリカではホームセンターレベルで車が売っており、買ったらそのまま乗って帰れるようなものだそうです。
だからメーカーは余剰に在庫を持っていなければならないのですが、時に余剰すぎて生産を止めなくてはなりません。
その時に生産調整として、オーダーメイド色の車を作るそうです。
しかも日本だと特別色扱いで割高になるようなものですが、それもアメリカでは色にかかわらず同じ値段だそうです。
もう日本と全然違います。
で、色選びに慣れていないお客様のために、厳選した色だけを見てもらって色を選んでもらおうという試みが、タカラ塗料の標準色になります。
どの色を選んでも失敗しない、奇抜過ぎない、カッコいい、景観に合って落ち着いているんです。
標準色をどうやって決めたか?なんですが、まず当店には車を刷毛やローラーで自分で全塗装しましょうという商材があります。

艶消しの色を車に塗るので刷毛目やローラー目が気にならず、誰でも簡単に全塗装が行えるというもの。
この場合も色選びに困られる方が多いので、標準色を22色に絞って作っています。
22色に絞って!とは言っても、車の純正色で選べる量なんてせいぜい10色程度なので十分楽しい体験をいただけると思います。

この色も実際に車が対比されるのは道路のグレーと自然のグリーンだと思います。
それらの自然の色に対してコントラストが強すぎない、つまり目立ちすぎない、それでいて存在感のある色味をセレクトしています。
よく車のボディショップなどで色を選んで全塗装してもらうと、意図せず(意図して?)派手な色になる場合が多いのは、やはりボディショップさんが塗装のプロでも塗料の色を選ぶプロではないということです。
またその他の当店のオリジナル標準色も、内壁に塗ったり外壁に塗ったりしても街と調和するような色選びをしています。