タカラ塗料のブログ

車のバンパーの店頭塗装見本を作る・・・3

タカラ塗料の大野です。
バンパー見本を作る。今回は台を作って飾れるようにしていきます。

こういった見本を作るのにどうやって固定したらいいのか?と作る前までは不安でした。
実際にホームセンターの展示品の裏を見てみたりして考えてたのですが、見れば見るほど「何とかなるか」ととりあえず端材で組み合わせていくことにしました。

これぐらいの角度で立ててはどうかと考えてる図。棚の下段のほうに置くので、実際のバンパーよりちょっと寝かしておきたい。

試行錯誤が適当すぎたのでもうここまでの完成写真。

もし万が一同じような見本を作ろうと思ってる方がいらっしゃってはいけないので、止めている部分のアップです。需要あるかな。
固定は頭の大きいビスで木に打ち込んでいます。

次回は塗装して完成です。

車のバンパーの店頭塗装見本を作る・・・2

タカラ塗料の大野です。

今回は前回に引き続き、バンパーの店頭見本づくりです。
店頭の実物サンプルを作りたい方の参考になれば・・・と思います。

こちらのバンパーのグリルがついていた部分がいらないのでカット。

グラインダーでカットしました。次にここで切るぞ!というラインを決めて、切り口がけばけばにならないように切るところにテープを貼ります。

正確なラインを引くために、大体で緑のマスキングテープで線を引きます。

びしっと引いて凹部はなんとなく切って何となくつなぐようにテープを切ってなんとなくまっすぐになるようにテープを貼りました。これにそって切っていきます。

切れました。

よく昔から車を真っ二つに切った見本とかありましたけど、このように手作業で切ってるのかなと思いました。プラスチックバンパーなので簡単に切れましたけど、金属なら大変だな。。

車のバンパーの店頭塗装見本を作る・・・1

タカラ塗料の大野です。

今回からのシリーズはタカラ塗料の人気商品「車を刷毛とローラーで全塗装しよう!」の店頭に置く塗装見本の作成DIYをお伝えしていこうと思います。

早速ですが完成品はこちら。
これを作る顛末をちくちく説明していきます。

まずこういった見本はかなり前から作りたかったのです。もっというと車のフロント部分全部を展示できるようなものを作りたかったのです。

こんな感じ(ストリートビューから)

また京都髙島屋店の配置を考えている時も塗装したローバーミニをまるまる一台飾るというのも考えていました。ただそれはスペース的な問題とコンセプトに合わないので断念し、塗装見本を飾るのは先送りになっていました。

で、京都店開店から1年後、ロイヤルホームセンター千葉南店にディスプレイを作ることになり、あきらめていた塗装見本を作ることにしました。

今回お世話になったのは伸生スクラップさん。

こちら若いときからよく行っていたスクラップ屋さん。
中古パーツを個人にも売ってくれるのでお世話になっておりました。

こちらで作りたい見本の大きさや傷がついててもいいし色も問わないなど希望を伝えて譲ってもらったのがこちら。

たぶん、エブリイワゴンのバンパーとなります。こちらを加工していきます。

マイクロセメント「モルクラフト」でスツールをつくる(トップ→完成編) 

タカラ塗料の大野です。

マイクロセメント「モルクラフト」で作るスツールづくり。今回はやっと完成です。
まあ長々と引っ張りましたが、工程としては組み立て、パテ盛りで1日、ベース塗りで1日、主材2回塗りで1日、トップで1日で、4日で完成しています。
作業時間はそんなに長くなくって乾燥時間が長い感じですね。

トップは2液硬化型で塗ると固くなるので研磨で形を整えないといけないところは最後に整えておきます。このスツールでは地面に接するところが水平になってほしいのではみ出したモルクラフトを手研磨で削り落としておきました。

2液型のトップの硬化剤を比率通りに混ぜてコテでしみこませるように押し込みながら塗ります。
このトップをしみこませることで耐水性や強度がでて、強くなります。

ただちなみにこちらはスツールで耐水性とかはそんなに必要ないかなと思い、天板だけ2回塗りして完成させました。

いい感じにできました。

次は何に塗ろうかと考えています!

今回のシリーズはこちらから>>

マイクロセメント「モルクラフト」でスツールをつくる(主材2回目塗り模様だし編) 

タカラ塗料の大野です。
今回はいよいよ楽しいモルクラフトの模様だしの様子です。

前回までで主材の1回目が塗り終え、乾燥させています。
ここから2回目を塗り平らにしながら模様を出しさらに光沢も出しながら緻密な表面を作っていきます。

まずは軽く研磨してけば立ちや引っかかるようなところを削ります。

色が同じでわかりにくいですが2回目の主材を塗っていきます。

イメージは凹凸を埋めながら平らに塗りつけていくイメージです。
塗りつけたらいったん10~15分ほど乾かします。あまり乾かし過ぎると模様が出にくくなりダメなので10~15分を守ります。

乾燥中の状態です。そんなに色ムラがないのがわかると思います。

乾燥後ステンレス製のコテの腹で磨く(擦り付けてこすっていく作業)と黒い焼け跡が出てきます。

そして焼けていない部分も奥行き感がでてきます。これが楽しいです(笑)

その工程をインスタにあげましたのでそちらをどうぞ。

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当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

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当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。

  • タカラ塗料オリジナルカラー

    142色の美しいマットな TAKARATORYOオリジナルカラー

  • 水性ステイン

    珍しいホワイトや古材風色の 水性ステイン

  • ペインタブルテープ

    貼って塗って剥がせば原状回復 ペインタブルテープ

  • ラストブロック

    サビを完全に落す必要なしの下塗り剤 ラストブロック