タカラ塗料のブログ

コンティニューオを使って『防水性 モルタル調カウンター』をDIYで仕上げる。

リノベーション中の本社2F、
今回の塗装は「窓際の白い木製カウンター(タカラ塗料スタッフ作)」
それが、コンクリート調の重厚感あるおしゃれな雰囲気へと変わりました。

使用したのは「イタリア製 サンマルコ社のコンティニューオ」という商品。
『ひとつの面を継ぎ目のない連続した美しいテクスチャーで表現するために開発された防水性能を持った新しい材料』
ツルっとしたフラットな手触りのスタンダードな石調に仕上げることも、
お洒落なモルタル調に仕上げることもできます。

ちなみに、モルタル調の仕上がりで有名な左官材料にベルギー製の【MORTEX(モールテックス)】というのがあります。
メーカーさん曰く、「削りやすく、修正がききやすく、塗りやすい商品」だそうです。
「モールテックスで壁を塗る!」等には「専門業者」に頼まなければならないそうですが、
コンティニューオなら、DIYで素敵なモルタル調のカウンターや壁が作れるんです!
自分の部屋を想像すれば…創作意欲、わきませんか?

「新しいモノを買わずに変えればいい」という感じです。
「DIYでこんなモノが作れるんだ!」と自分の腕に自信が付きますし、周囲も確実に驚きますね。

そんな自由度の高いコンティニューオを使って全く違った雰囲気のカウンターを作ってみました。

~コンティニューオとは~
床にも水回りにも使える防水性マイクロセメントです。
壁に限らず、床、造形カウンター、シャワールーム、洗面台等、
施工箇所を問わない防水のマイクロセメント。
薄塗でありながら硬さと防水性を兼ね備えた石調、モルタル調に仕上げる施工が可能。
色の奥行感とツルっとしたフラットな手触りのスタンダードな石調、モルタル調仕上げから、
鏝跡を残した凹凸のある仕上げなど表情豊かな表現ができます。
これまでにない、新しい表現が生み出される可能性を秘めた高機能塗り壁材です。 (引用先:株式会社オンザウォール HP)

 

「ペンキ使用未経験、コテ、刷毛、ローラーさえも使用経験のゼロSTAFF(私です)が挑戦」
(もちろん、弊社社長のレクチャーを受けながらです。)
「いい感じに仕上げるには、多少の苦労は背負わなければならない…」
ゼロSTAFF、怒涛の3日日間でした。

 

———-
※工程はある程度簡略化して記載します。

◎施工工程はDECO・LINK・TOPの3工程です。
3工程で使用する塗料はすべて「2液混合タイプ」です。

▼1日目▼

<DECO作業(二度塗り)/テクスチャー仕上げ層>

DECO作業では表面にテクスチャーを作りながら塗っていくという作業になります
まずは、必要塗料を計算して混ぜていきます。
※配合比は【A→3:←B】


気温も低かったせいで、粘度が高く、なかなか混ざらなくて悪戦苦闘。
※本来は撹拌機を使うのですが、今回は少量のため「ヘラ」で混ぜでいるのでこういう状況になりました。
上記画像の赤丸、白い粉が残っていますね。
「まざってないやん!」社長も、スタッフも思わず・・・。
こういうこともありますね、笑って楽しくDIYです。
ダマを残さないようにしっかりと撹拌しなければなりません。
途中で、容器から平らな(カウンターの上にのせました)場所でコテを使って
混ぜる方法に変更しました。そのほうが混ざりやすかったです。

▼コテを使って塗っていきます。

塗るときのポイントは、薄く凹凸をつけながら塗るという事。
この表情が、出来上がりの雰囲気を変えるというわけなのですが、
「コテ使い」が難しかったのでゼロstaffが塗った後の床にはボタボタ落ちた塗料のせいで
水玉のような模様ができていました。

▼1度塗りがこちら▼

結構なアラさが画像でもわかりますよね。
でも気にしません。
この感じが「味わい深いモノになる」のです。

インターバル3時間後。
手につかない程度に乾いたらトゲトゲしたところや凹凸が大きく気になる部分をサンドペーパーで削って、二度塗り開始です。

1度目のコテの凹凸を埋めるように薄く塗り付けていきます。

少し乾いてきたらコテで「押さえしごく」ようにコテを滑らせると徐々に表面が滑らかになり艶がでて、
1度目のコテ跡が薄っすらと透けて見えてきます。

コテ跡や凹凸が二度塗りによって薄っすら見える「模様」になりました。
一日目の作業はココまでとなりました。

▼2日目▼

LINK作業(混合)

LINK工程は、「一体化、脱泡」との事。脱泡とは、防水施工時に使う専門用語だそうです。
強度をより強くしたい場 合は複数回重ね塗ることで強度は高ま るそうです。

LINK用塗料も、寒さのせいで粘度が高くなり、ドロドロという状態でした。
その際は、容器ごと湯煎にかけるといいそうです。
※配合比は【2 : 1 : 12←水】

今回の配合比では水がたくさん入るので撹拌後はサラサラしていて塗りやすかったです。

塗っていると、気泡が出てきました。(ローラーの使い初めに出る気泡とは別です)
この気泡は、マイクロセメントの中にある気泡が出てきているそうですよ。
乾燥後に全て消えるとの事だったのでそこは気にせず、ムラにならないよう均等に塗り広げるようにしました。

※この塗料は、複数回塗ることで強度が高まるそうなので、塗料が無くなるまで塗りました。
(乾いていくのもわりと早かったですね)
余談ですが、コテに悪戦苦闘した分、コロコロは本当に楽でした!

LINK前にサンドペーパーで気になるところを削ったり、修正ができるの事もこの商品のいいところだなと思いましたね。
初心者DIY挑戦もいよいよ大詰めです!
インターバルは12時間、最終作業は次の日に。

▼最終日3日目▼

<TOP作業(表面輝度、耐こすれ、耐摩擦防水性能用途
ついに最終日、仕上げにかかります。
最後の2液混合材を作る前に「タッチアップ」を行いました。

「サンドペーパー」で削った時に下地が出てしまった箇所、塗り残し箇所を補修しました。
「タカラ塗料オリジナルカラー:フレンチグレー」を使いました。
※コンティニューオを調色する時「タカラ塗料のフレンチグレー」にしたのです。
ポンポンと小さく叩きながら色をのせていきました。うまく隠せたので安心しました。
ポンポンしているときに、自分の家のキッチンチェアーの塗料が剥げている事を思い出し、
「買い替える前にちょっと部分塗りで色を載せてみようかな~」なんて想像も…。

▼周りに広がらないように、少しづつポンポンと。綺麗に隠せました▼

 

それでは、最後の仕上げ、塗料を作っていきます。
2液混合タイプ、お水も入ります。
※配合比は【100:30:20←水】
乳白色と半透明。予想通り、どちらもドロッとしていました。アメのようになっている場合は、こちらも湯煎で温めるとよいそうです。
混ざっているのか、わかりにくいので底、容器周り、全体をしっかりと撹拌しました。


TOPは「ムラ」になりやすいそうなので、「薄く」「薄く」塗り広げていきました。
仕上げなのでより慎重に行いました。ですが・・・どんどん容器の中の塗料が固まってゆくのが
分かり(ドロドロ感が増す)、コロコロのペースを速めていくという状態に。
少しだけ焦りました。慎重になりすぎるもの良くないという事ですね。

そして・・・3日日間の作業が終了しました!


※施工終了後24時間で完全硬化

いかがでしょうか?
画像で分かりにくいのが残念ですが、
まんまです「まんまモルタル?コンクリート打ちっぱなしデスク?」という感じ。
カウンター面はヒヤッとしています。程よい滑らかさ(←DECO次第)がうまくコテ跡とマッチして
ちょっとアンティークな雰囲気もあり。
もはや「木」という印象は裏をのぞかない限り皆無な仕上がり。

『防水性能、強度』があり、『自分だけの美しいテクスチャーと重厚感』を演出できる。
『コンティニューオならDIY,OK!』自分の手でモルタル調に!

簡単にできますよ!とは言えませんが「何も知らない私が出来てしまった・・・こんなにいい感じに」という事実。

先日、社長がインスタグラム、フェイスフェイスブックで少し紹介したのですが、
その時も早々にお問合せをいただきました。
ありがとうございます。

 

というわけで現在、タカラ塗料では、この素敵な商品を【より良い販売方法】で皆様にお届けできるよう現在協議検討中です。

コンティニューオについてのお問い合わせはメールでお願いいたします。
⇒お問合せメールはココをクリック!

※各施工業者様もお気軽にお問合せくださいませ。
※ご返信まで少々お時間をいただく場合もございます、予めご了承くださいませ。

 

 

リノベーションが完了しましたら、また掲載したいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

▼当店ショッピングサイト▼
【タカラ塗料オフィシャルサイト】
【調色屋:自社調色でマンセル値・日塗工番号の色の様々な塗料を即作成!専門業者御用達サイト】
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【photodesignboard:簡単に本格的な構図で写真が撮れるデザインボード専門サイト】

刷毛塗全塗装 寒い季節に塗る方へ

車の刷毛塗全塗装で、
「冬は塗装に向かないのか?」
というお声をよくいただきますが、しっかりとポイントを押さえれば塗装いただけます。
ただ寒さによる乾燥の遅さなどからいろいろな問題が起こる可能性があります。
地域にもよりますが12月~2月ぐらいに塗装される方は下記を十分に注意してください。

~どの塗料でも起こる問題~

乾燥が遅いのでタレやすい

乾燥が遅いので厚付けすると特にタレやすくなります。
粘度が高くなり塗りにくくなる

塗料が冷えていると粘度が上がって塗りにくくなります。その場合はシンナーや水を足してください。

 

乾燥時間を長めにとらないといけない

塗料は20度ぐらいで使いやすいように設計させています。乾燥が遅い場合があるので、通常の倍以上しっかりと乾燥時間をとってください。

 

~それぞれの塗料で起こる問題~

 

<水性塗料>

北海道の外壁塗装屋さんは冬場に水性塗料を使わないそうです。日中の気温が5度を下回る寒冷地では避けたほうが無難です。
大阪などの温暖なところでは雨などに気を付ければ問題なく塗装できる場合が多いです。

・保管について

まず水性塗料は凍らせてしまうと使い物にならなくなります。
ゼリー状になり液体状に戻らず、廃棄するよりほかなくなってしまいます。必ず氷点下にならないように保管をしてください。

・塗装時の気温について

5度以上の温度で塗装してください。また乾燥中も氷点下になったり夜露が当たったり雨に当たる環境ではがれる可能性があります。
寒冷地や山間部での塗装の場合など、一晩は屋内での保管など対策をお願いします。

・結露が起こる環境について

冬季の夜間の塗装では乾燥中に結露が起こることにより、塗膜の不具合の原因になることがあります。結露するような環境での塗装はお避け下さい。

また乾燥中の結露や降雨によって下記のような塗膜に不具合が出る場合があります。

<2液ウレタン>

もともと乾燥が早い塗料なので冬場は塗装しやすいです。ただし0度以下の塗装はお避け下さい。

・シンナーについて

当方から出荷する際、その季節に合ったシンナーをお送りしているので買ってすぐ塗られる場合は問題ありません。
ただ夏場に買ったシンナーで冬に塗装すると乾燥が遅すぎて何日も乾かない場合があります。季節に合ったシンナーの使用をお願いします。

・結露が起こる環境について

冬季の夜間の塗装では乾燥中に結露が起こることにより、塗膜の不具合(白ボケ、硬化不良など)の原因になることがあります。結露するような環境での塗装はお避け下さい。

<ラッカー>

もともと乾燥が早い塗料なので冬場は塗装しやすいです。ただし0度以下の塗装はお避け下さい。

・シンナーについて

夏場に塗装する際に入れた乾燥を遅くするリターダーなどが混ざっていると著しく乾燥が遅くなります。
シンナーの入っていない塗料をあらたにシンナーを混ぜて溶かして使用するなど注意をお願いします。

・結露が起こる環境について

また冬季の夜間の塗装では乾燥中に結露が起こることにより、塗膜の不具合(白ボケなど)の原因になることがあります。結露するような環境での塗装はお避け下さい。

タカラ塗料流ツートンカラーの塗り方

タカラ塗料流ツートンカラーの塗り方を説明させていただきます。

ツートンカラーの組み合わせの選び方

当店の提案色カラーの組み合わせだけでもかなりの組み合わせができてしまい、大変難しいのがツートンカラーの組み合わせです。
選ばれる際は色見本をご購入いただいて実際に手元で検討いただいたり、お客様の塗装事例を見て検討いただく方法をご用意しております。

また当店のおすすめの組み合わせというのもご提案しております。
詳しくはこちらのページに記載がありますのでご参考にお願いします。
http://brush-carpaint.com/?pid=149095527

 

色分けの位置の決め方

位置の決め方ですが、これは特にこうすればいいという方法もなく「適当」に決めるのが正解のようです。
ただ色の組み合わせも難しいのですが、色の配分もイメージを左右します。
1対1ぐらいの配分だとかっこよく感じない場合でも、配分を変えるとすっきりする場合もあります。
こちらはやはりやってみないとわからないところがありますので、やってダメならやり直してみる、というのもありです。
それができるのが刷毛やローラーで自分で全塗装できる良さですね。

塗料の量の決め方

位置が決まれば塗料の量を決定しなければいけません。
その方法は大体ざっくりで面積(㎡)で計算します。

例えば軽自動車のルーフとボディを塗り分ける場合
全長3.4m 全幅1.5m 全高1.5m とします。

この場合まず下のほうの色は
前面1.5m×0.8m + 背面1.5m×0.8m + 側面3.4m×0.8m×2面
= 7.84㎡

上の部分は窓が多い前面、背面、側面はないものとして、
上面1.5m×3.4m
= 5.1㎡
とします。

大体ですが3㎡あたり1㎏の塗料がいるので、
下の色 7.84㎡÷3 = 約2.61kgとなりますので
3㎏

上の色 5.1㎡÷3 = 約1.7kgとなりますので
2kg
必要となります。

ただこちらはあくまで目安となりまして、通常でしたら上記の量だと少し多めになります。
お客様の塗り方や、下地の色が濃くて塗る色が薄い、または透けやすい黄色や赤系の場合など上記より少し多めに必要な場合があります。
当店の提案色の中ではドライドプラムレッドとマットホワイトが透けやすく、上記より1.5倍~2倍必要になる場合があります。

マスキングテープの貼り方

マスキングテープは塗料がはみ出さないようにしっかりと指で押さえて貼っていきます。


位置を決めるのも基準となる部分から何センチ上とか下とかの基準を決めて左右対称になるようにマスキングテープを貼っていきます。
写真では木の棒を基準にして合わせています(笑)

塗る順番

塗る順番は基本的には色のうすい、白い、透けやすいほうをベースに塗ります。
その後濃い、色がのりやすい色を重ねると塗りやすいです。
ただ写真のように垂らしてしまうと修正が面倒なのですが、その修正も刷毛やローラー塗っていると簡単なのであまり神経質になる必要はありません。

マスキングテープを貼った部分の塗り方

マスキングテープを貼ってしまえばあとは塗るだけなのですが、塗る際には念のためマスキングテープ側から色を付けようとしている側に刷毛やローラーを動かして塗ってください。
または刷毛やローラーで垂直に叩きながら塗るのも正解です。

マスキングテープをはがすタイミング

マスキングテープは塗り終わったらすぐにはがしだしてください。

ツートンの境目の塗装の段が気になる

この方法で仕上げとすると、指で触ったらわかるほどの塗装の膜の段ができてしまいます。
これはどうすることもできないので、そのままにするしかありません。

艶有で吹付で塗装する場合は最後にクリアで仕上げるのでその際に段を消すことはできるのですが、艶消しで仕上げる場合はクリアを塗らないので段を消すことができないのです。
クリアを塗らない理由はこちら
http://brush-carpaint.com/?mode=f13

ただそのままでもそこから剥がれたり、汚れがたまったりすることはありません。

少し難易度は上がりますが他にはない一台になりますので、ぜひチャレンジしてみてください!

ご挨拶

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。 先代社長(僕から見ると祖父)はもともと日本ペイントで技術として働いていて、その後タカラ塗料を発足させました。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、 「こんな塗料が欲しい!」 「あんな商品があったらいいな」 というご意見を多数お聞きします。 それを叶えるために、色々とお調べしまして既製品を探すのですが、存在しないことも多々あります。 無いなら作ってしまえ!ということで、他のお店には無いオリジナル商品が多数あります。 そんな商品をご紹介します。

  • セメント風塗料材

  • チョークボードペイント

  • エイジング塗料のコンガリー

  • サビ風塗料

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