タカラ塗料のブログ
2024年7月2日 | CATEGORY:item, TAKARATORYO Original Paint Shop, 代表大野ブログ
タカラ塗料大野です。
お世話になっております、ミューラル(壁画)アーティストさんであるhitchさんに塗料の見積もり依頼をいただき計算したときの話です。
結構大きな壁画で120㎡ぐらいあるのですが、大体で必要な塗料の数量を出していただき、当方の壁画塗料ミューラルペイント外壁用で計算させていただきました。
これはまだ途中の絵なのですが、これぐらい大きなものです。
この塗料の試算をしたところだいたい8万円ぐらいの計算になりました。
まあ色数多いしこんなものかなぁと思っていたのですが、ふと他社の壁画用塗料で計算してみました。
どことは言いませんが有名なところで、絵具用塗料ではその名をしらない人がいないメーカーさんのものです。
するとなんと
「28万円」
という試算が!
理由としては2㎏までの容量しかない、そもそも高い、という理由です。
もちろん壁画用塗料でなければ外壁では話にならず、アクリルガッシュやイベントカラーなどでは絶対に色が飛んでしまいますし、剥がれの原因にもなりかねないのですが、それらの小さい容量しかない絵具類で描くとなるともっと天文学的な数字になります。
ということはもし、塗料屋の塗料を知らない方がネットなどで壁画用塗料を検索してその塗料を使いお仕事をしてしまったらその20万円の差額はどこにいくのか。。お客さん?アーティスト?
と、とにかく壁画を書かれる際はタカラ塗料のミューラルペイントをご用命ください(笑)
また店頭やメールでもご相談いただけますのでお気軽にご相談ください。
2024年7月1日 | CATEGORY:How to paint, TAKARATORYO Original Paint Shop, イベント, タカラ塗料京都高島屋S.C.店, 代表大野ブログ
タカラ塗料大野です。
6/29に京都髙島屋S.C.[T8]のタカラ塗料の京都髙島屋店の実演スペースにてライブペイントを行いました。
今回来ていただいたのは嵯峨美術大学で日本画を専攻している学生さんです。
彼女自身も初めてペンキで、しかも大きなキャンバスに、時間制限もあって、しかも人前で描くというのは初めてでとても緊張されていました。
実はこちら側も初めての試みで、時間通り終わるのか、お客様には見てもらえるのか、など不安があったので事前告知などは行わず、徐々に作りながらイベントを作っていきました。
こちらの目的としては
・お客様やペインターの方に塗料で絵が描けるのを知ってもらう
・そもそも塗料が楽しいよというのを知ってもらう
という感じだったので、内心「時間が間に合わなかったら完成しなくても。。」とは思っていましたが、学生さんの頑張りもあり何とか形にしていただきました。
お客様の反応もかなり足を止めて見られたり、絵を家に描いてもらうのもありやなというご意見があったり、ニンテンドーを目当てに来られたのに、結局最初から最後まで見ておられたお子さんもおられたりで大忙しでした。
またやってもらうつもりなので、だんだん告知してできるようにしていきたいと思います。
またライブペイントしてみたい!という方はぜひご連絡くださいませ~
2024年6月28日 | CATEGORY:item, イベント
神戸芸術工科大学・ビジュアルデザイン学科の廣中教授が受け持つビジュアルアート演習。
日々作品を作り出し、TAKARATORYO京都髙島屋S.C.[T8]店と同じフロアにある「nuunu KYOTO」さんに出品するアーティストを輩出してらっしゃいます。
そして「nuunu KYOTO」さんに廣中教授をご紹介いただき、ビジュアルアート演習授業の見学、並びに講義とワークショップをさせていただくことになりました。
6/21に、調色についての講義とTシャツスパッタリングのワークショップを行いました。
参加されたのは、ビジュアルアート演習を履修中の約25名と廣中教授のゼミ生約20名です。
主に、
・塗料を絵に使うと安くつく
・海外と日本のアートのマーケットの違い
・調色のやり方
など塗料について当店の代表 大野がお話しました。
画材の価格について言及するとうなずいたり、「シェアしたらいいやん!」という風に友達同士で言い合ったりなど、かなり反応が大きく、画材費に対してやはり負担に思っている方がほとんどだと実感しました。
郊外の大学ということもあり車の所有率が高いようでしたので、塗り替え途中だった車も間近で見ていただき、自分の好きな色で好きなようにカスタマイズできるとお話しました。実際の質感などを確認されていました。
調色実演も行うことができ、学生さん達が理想の色を作り出すことを難しいと思っているということが実感できたとともに、かなり塗料にも調色にも興味を持っていただけて嬉しく思いました。
残念ながら、Tシャツスパッタリングのワークショップは時間の都合上、廣中教授のゼミ生の方のみ行えたのですが、実際に塗料に触れていただき、扱いやすさ、普段お使いの画材と大差ないことなど感じていただきながら、楽しんでいただけたのではないかと思います。
また、ゼミ生の方たちは卒業制作を考え始める時期でもあったそうで、このタイミングで塗料のことをお伝え出来て良かったと思いました。
塗料に対する学生さんのリアルな反応をみて、ペンキで絵が描けること、作品が作り出せることをより多くの方にお伝えしていきたいと感じました。
このような講義やワークショップなどを通じて、塗料の良さがどんどん広まっていくことを望みます。