タカラ塗料のブログ

第24回ロハスフェスタin万博公園出展の裏側・・・什器づくりのこだわり

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ビン詰めをしながら逆算した9月、どう計算してもロハスまでに詰め終わらない・・・
他にもあれも作りたい、これも作りたいと思っていたのに瓶詰だけで当日になってしまう・・・

ということでスタッフに知り合いで短期で働いてくれる人はいない?と金曜日に声をかけたら、月曜日に2人連れてきてくれました。
これはとてもありがたいこと。。
てきぱきとしたお二人でとても作業が進みました。
で、やっとほかの作業にも手が回るようになりましたので、什器を作ってまいります。

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様子を見に行ってペンキの缶に足を突っ込んでしまって邪魔をするの図

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ロンドンの紅茶店のイメージで作った棚

 

そうなんですよ。
その通りです。

それはちょっとあまり対外的には公開してないことなのですが、タカラ塗料は「イギリスはロンドンにある塗料屋さん」というイメージで店を作っていっています。
それも長い長い時間をかけて作っています。

なぜイギリスはロンドンなのか?
社長が好きだから独断で?!
ではなく、僕は別にロンドンが好きなわけではありません。。

それを決めた当初、IKEAが近所にできまして、北欧が身近に感じられたんですね。
そして当時建売住宅などで南欧を意識したようなものがちらほら建っていました。

なんとなくそれを見ていまして、これからはやっていきそうなのは中欧あたりではないか?と勝手に予想。
フランス、ドイツ、イギリスあたりの雰囲気ではなかろうかと。そこで絞って格式高そうなイギリス!ってことにしました。
とても恥ずかしい決定理由で公開するのを悩んだんですが、こんなもんですよ。。
僕自身はイタリアがいいんですが。。食べ物おいしいし。

 

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↑ストリートビューよりイメージ

で、大変便利なストリートビューを駆使しましてイギリスの街を歩き倒し、そしてイギリスと名の付く本を買いあさって勉強し、その雰囲気を覚えていきました。

店舗はそれをイメージして時間のある時に作り替えていっていたのですが、ロハスの店舗は0から作れるのですべて作れます。
なら思いっきりロンドンにしてやろうと考えました。

そしてロンドン気取るならモールディングを多用した什器だろう。
そういう短絡的な考えなのです。

また塗料の良さは使ってみないとわからないので、持って帰ってもらうまではラベルとそれを販売している雰囲気を最大限にしなくてはならないというのが持論です。

が、それもやってみると簡単じゃありませんでした。

まず移動できないといけないので、組み立て式でないとだめ。
しかも組む時間は限られている。

そしてある程度軽くないとだめ。
しかも1度きりはもったいないので、あとでも使えるようにしないとだめ。

設計は?
木の購入は?
と慌てる材料がてんこ盛りになってくるのです。

第24回ロハスフェスタin万博公園出展の裏側・・・商品づくりのこだわり

ジャムみたいな瓶に塗料を入れることはロハスフェスタの前に思いついたわけではなく、すでにオリジナル黒板塗料でそれを行っていました。

オリジナル黒板塗料はこちら

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しかしさらにタカラ塗料の標準色を制定し、それを瓶詰にすることにしました。
これは塗料販売店では画期的なことだと勝手に思っています。

少なくとも日本ではメーカーレベルなら標準色を設けることはあっても、塗料販売店レベルではそういったことをするという店はほとんどなかったのではないでしょうか。

メーカー任せだとどうしても対応が遅く、またニーズをくみ取れ切れていないと思います。

当店では毎日のように店頭でお客様に接しています。
そこでノープランで来られたお客様は必ずと言っていいほど、色選びに悩まれます。

日本人はどうしても色を選ぶという機会が少なく、車を買うときか新築の家を買うときぐらいしか色を選びません。
その経験回数の少なさからどうしても無難な色選びになってしまいます。
車なら白、黒、シルバーなどを選びがちです。

何ならアメリカでは新車販売の時から色はオーダーメイドで選べるそうです。
その代わりに納期が数週間かかります。

「新車の納期が数週間かかるって当り前じゃないか!」
と言われる方もいらっしゃるかと思いますが、アメリカではホームセンターレベルで車が売っており、買ったらそのまま乗って帰れるようなものだそうです。

だからメーカーは余剰に在庫を持っていなければならないのですが、時に余剰すぎて生産を止めなくてはなりません。

その時に生産調整として、オーダーメイド色の車を作るそうです。
しかも日本だと特別色扱いで割高になるようなものですが、それもアメリカでは色にかかわらず同じ値段だそうです。
もう日本と全然違います。

で、色選びに慣れていないお客様のために、厳選した色だけを見てもらって色を選んでもらおうという試みが、タカラ塗料の標準色になります。
どの色を選んでも失敗しない、奇抜過ぎない、カッコいい、景観に合って落ち着いているんです。

標準色をどうやって決めたか?なんですが、まず当店には車を刷毛やローラーで自分で全塗装しましょうという商材があります。

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艶消しの色を車に塗るので刷毛目やローラー目が気にならず、誰でも簡単に全塗装が行えるというもの。
この場合も色選びに困られる方が多いので、標準色を22色に絞って作っています。
22色に絞って!とは言っても、車の純正色で選べる量なんてせいぜい10色程度なので十分楽しい体験をいただけると思います。

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この色も実際に車が対比されるのは道路のグレーと自然のグリーンだと思います。
それらの自然の色に対してコントラストが強すぎない、つまり目立ちすぎない、それでいて存在感のある色味をセレクトしています。

よく車のボディショップなどで色を選んで全塗装してもらうと、意図せず(意図して?)派手な色になる場合が多いのは、やはりボディショップさんが塗装のプロでも塗料の色を選ぶプロではないということです。

またその他の当店のオリジナル標準色も、内壁に塗ったり外壁に塗ったりしても街と調和するような色選びをしています。

写真満載でお店看板作りの様子をお届けします

スタッフ オオウラです^^

 

今日は2階での作業写真満載でお届けします!

お店外観改装工事中のタカラ塗料、2階スタジオには所狭しと大物什器や段ボール、一斗缶、で溢れています!

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この1メートル超えのボード。

タカラ塗料カラーの「エントランスグリーン」でペイントし、メイン看板になります。

ちらっと、社長が写っております^^

広い面積にペンキを塗る場合は、刷毛ではなく、ローラーがお勧めです。

ローラーを使うと、格段に速く、そして、きれいに仕上がるのです。

 

このボードは2回塗りしています。

 

この真っ白かったどこに使うのか?どんなふうに仕上がるのか?

この時にはぼんやりとしかわからなかったパーツも、「エントランスグリーン」を塗って、、、

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それぞれのパーツを組み合わせていくと・・・

こんな風に形になるのですね!!!

 

ようやく全貌が見えてきました!

 

 

 

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設計図がこちらです。

 

メイン看板は3枚のボードをつなぎ合わせて、完成するのですね。

看板の上にはオーダー制作をお願いしていた矢じりの柵が取り付き、ガーデニングで華やかに飾られるのです^^

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そして、カルプ文字の裏には、強力両面テープを。

この両面テープは屋外対応で、貼り合わせると、簡単に手で剥がせないほどの力です。

両面テープと、屋外用接着剤を併用してさらに頑丈に作り上げていきます。

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ボードのセンターラインに合わせながら、ズレないように、一文字ずつ貼り合わせていきます。

右肩上がりになっていないか、、、慎重に!!

 

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すると、そこへ、ガーデニング用アジサイが届いたと、ポンと、なぜかここへ置いて去っていく社長・・・・

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こんな風にして、タカラ塗料のメイン看板は作られています!

 

 

今週もタカラ塗料は元気に営業しております^^!

 

皆様のお越しをお待ちしております^^

 

 

 

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、 「こんな塗料が欲しい!」 「あんな商品があったらいいな」 というご意見を多数お聞きします。 それを叶えるために、色々とお調べしまして既製品を探すのですが、存在しないことも多々あります。 無いなら作ってしまえ!ということで、他のお店には無いオリジナル商品が多数あります。 そんな商品をご紹介します。

  • セメント風塗料材

  • チョークボードペイント

  • エイジング塗料のコンガリー

  • サビ風塗料