タカラ塗料のブログ
2025年7月7日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
ビジネスマッチングフェアで知り合いました栗山縫製さんからのご提案で、うちの調色師のこってこてのエプロンがバックになりました!(試作)
まさに同じ柄!
こちらのバックは別のビジネスマッチングフェアに出展されたそうなんですが、そこで数あるブースの中で一番人気があったという噂です。
こういうのを通じて調色師という職業が広がればいいなと思う今日この頃です。
2025年7月4日 | CATEGORY:お客様の声
先日、大阪にお住まいの主婦のお客様が、長年使用しているベンチの塗装についてご相談に来られました。
お話を伺うと「南向きのベランダで日差しや雨風にさらされ、ステイン塗装が剥がれてしまったベンチを夏までに綺麗にしたいのでペイントDIYに初挑戦したい!」とのこと。
暖かい季節になると、ベランダでおうちBBQやごはんを楽しみたいという素敵なご計画があるそうです✨
お客様に現在のベンチの状態を詳しく教えていただいたところ、元々は水性ステイン塗料で塗装されていたことが分かりました。
ステイン塗装とは、木部に浸透して着色するため、木の質感を活かした仕上がりが魅力の塗料です。
アンティーク風やナチュラルな雰囲気が簡単に表現できる塗装方法として人気があります。
今回も木目を活かした自然な仕上がりをご希望とのことで、
タカラ塗料オリジナルの【水性ステイン】をご案内しました。
塗装方法についても、DIY初心者の方にも分かりやすいよう丁寧にご説明しました😊
その後、色見本をじっくりとご覧いただき、最終的に選ばれたのは、
「ブラウンチェスト」という上品で落ち着いた雰囲気のお色味。
木目を活かしながらも、シックで高級感のある仕上がりになるカラーです。
「息子と一緒にDIYに挑戦してみます!楽しんでくれるといいな~」と笑顔でお帰りになったお客様。
後日、お客様から完成したベンチの写真を送っていただきました!
夏のベランダBBQがさらに楽しい時間になりそうですね🌞
タカラ塗料では、塗料選びや塗装方法について幅広い知識を持つスタッフが丁寧にサポートいたします。
「こんな雰囲気にしたい」「この色味は再現できる?」など、どんな疑問でもお気軽にご相談ください!
ぜひ一度、大阪本社店頭にお越しください。スタッフ一同、お待ちしております!
▼大阪本社 ‐ アクセス情報 ‐
住所 〒557-0063
大阪府大阪市西成区南津守4-3-17
TEL 06-6659-2321/FAX 06-6659-2323
営業時間 9:00~17:00
定休日 土・日・祝
詳細な店舗情報はこちら>>
2025年7月4日 | CATEGORY:お客様の声
先日、調色をご希望の男性のお客様が大阪本社店頭にご来店されました。
「依頼したい色の現物がないけれど、マンセル値を調べました。
それを元に色を作ってもらうことはできますか?」といったご相談をいただきました。
結論…【マンセル値から調色は可能です!】
ただし、タカラ塗料にも色見本がないマンセル値の場合は、弊社に色味を一任していただく〈マンセル一任〉にて調色いたします。
今回のお客様にもこの説明をさせていただいたところ、「マンセル一任でお願いするかどうか悩みます」とのことでした。
そこで、店頭にご用意している色見本帳をご覧いただくことにしました。
すると、日塗工色見本帳の中から(65-70L)の色が理想に近い!ということで、
最終的にはマンセル一任ではなく、日塗工番号でご注文いただくことになりました。
「実際に色見本を見てみて良かった!」とおっしゃっていただき、
仕上がりイメージに合った色を見つけるお手伝いができたことをとても嬉しく思います😊
このように、色見本を見てから色を変更されるお客様は多くいらっしゃいます。
調色や塗料選びの場合、実物の色見本を確認することが大切なんです。
モニター上で見て色を決めたけれど、実際の色がかなりイメージと違ったというご相談をいただくことも少なくありません💦
今回ご来店いただいたお客様から「自分の仕上がりイメージに合った色を見つけるためには、一度店頭で相談するのがいいですね」と言っていただきました。
タカラ塗料では、塗料選びや色選びだけでなく、塗装方法についても幅広い知識を持つスタッフが丁寧にサポートいたします。
「こんな雰囲気にしたい」「この色味は再現できる?」「何が必要になる?」など、どんな疑問でもお気軽にご相談ください!
▼大阪本社 ‐ アクセス情報 ‐
住所 〒557-0063
大阪府大阪市西成区南津守4-3-17
TEL 06-6659-2321/FAX 06-6659-2323
営業時間 9:00~17:00
定休日 土・日・祝
詳細な店舗情報はこちら>>
2025年7月3日 | CATEGORY:代表大野ブログ, 調色屋
タカラ塗料の大野です。
本日社内で
「RGBから塗料の色は作れないですよね?」
って話になりました。
結論から申し上げますと「RGBから塗料の色は作れません」
そのことについては調色屋のページにも書いているのですが、RGBは光の三原色を示した色のレシピで、リアルにある実際の色を示したものでありません。
ですのでCMYK(印刷のレシピ)も含めてRGBの色は印刷した紙を送ってください、という風に案内しています。
ですが昨今ではどういうロジックかわかりませんが、RGBをマンセル値に変換してくれるサイトがあります。
こういったサイトがあり、RGBの色番号をマンセル値にしてくれるのですが、僕の肌感では「だいだい」です。
ただ先のほどの調色屋のページにもあるのですが、印刷して持ってきていただけたら調色する、という話でしたがそれも「だいたい」になります。印刷はプリンターのインクの色にも左右されるので結局「だいたい」です。
そしてこのRGBをマンセル値に変換するWEBサイト。こちらのほうで変換してみると・・・
このようになります。
こちらは205 213 201というRGBを変換してもらったものです。
近い色からだとマンセル値を見ると、N8と2.5G8/2 が近い!みたいな感じになっているのですが、この2つは我々からする全然違う色になります。
ですのでこのようなサイトもありますが、ほどほどに信じてもらえればと思います!
TAGS:色のうんちく 調色
2025年7月2日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
大阪ではずいぶんな夏日で、暑い暑い日になんですが、今日は真冬に水性塗料を塗装したらどうなるか?という話です。
真冬に遮熱断熱塗料の話をしても興味を持たれなかったのに真夏に凍結の話をします。
というのも最近写真を整理していたら2020年に実験した塗り板の写真が出てきたのでこんな話題なのです。
水性の塗料を塗って、すぐに冷凍庫に入れた実験です。
水性塗料は凍らせてはいけない、といいますが、凍らすとどうなるか、です。
結果は写真のように塗膜がもろもろになってしまいます。
寒冷地では真冬に水性塗料の塗装は仕事にならないのでどうしても塗らない場合は油性で塗る、という話を聞いたことがあります。
ですので塗ったときは大丈夫でも乾燥過程で氷点下になるような場合も水性塗料は避けたほうがよさそうですね。
真夏に真冬のお話でした。
TAGS:塗料のうんちく