タカラ塗料のブログ

Q.タカラ塗料ではたくさんの色の在庫があるのですか?

タカラ塗料の大野です。

さてよく聞かれるご質問です。

Q.タカラ塗料ではたくさんの色の在庫があるのですか?

A.オリジナル色の一部は在庫がありますが、基本的には原色から色をおつくりします。

色を扱う塗料販売店なのでホームセンターのようにすべての色を在庫しているように思われがちですが、タカラ塗料には基本的には在庫はありません。赤や黄色や青などの原色をたくさん在庫しており、それらからご注文いただいた色をおつくりしています。

ですのですぐに茶色!とかの色はないのですが、いろんな茶色を無限に作ることができます。

麻布の色の塗料を作る

タカラ塗料の大野です。

週末に京都髙島屋店にてライブペイントをするのですが、そのライブペイントをしてくれる学生さんから壁を麻布の色のイメージであらかじめ塗っておいてほしいとリクエストいただきました。

麻布を検索して出てきたスクショの写真を送ってきてくれてたのですが、こういったリアルにある物質の色の場合は同じ物質の見本を手元において調色するほうがイメージ違いが起こりにくいので会社中麻布を探しました。
すると麻布はなかったのですが麻ひもで作った箒のオブジェがあったので、その麻ひもの色に合わせて調色しました。さあ実際にこの色を塗って麻布っぽくなるのか?!

ちなみに余談ですが、タカラ塗料には錆エイジングセットという錆を表現できる塗料セットがあります。
こちらの塗料は錆を見ながら調色して作ったので結構リアルな錆が表現できます。Amazonでも評価が高いです。

こちらの塗料を真似てある会社さんが同じような塗料を作ったのですが、「想像する錆」っぽい色でちょっと赤っぽく、「絵」っぽい色になっています。

ということでマニアの間ではタカラ塗料の錆エイジングセットは人気です。

布の調色と塗料の調色は何が違う??

タカラ塗料代表の大野です。

お休みの間のTVでテレビ東京系の「世界!ニッポン行きたい人応援団」の再放送をみました。
フランス女性が日本の「絞り染め」という布の一部を糸で強く括り、染料につけて模様を出す技法を日本に学びに来るという内容でした。

そこで染めの職人さんが登場したときに、フランス女性が色見本の中から選んだあずき色にぴったりと色を合わせる、という場面がありました。
色を見るとほぼばっちりと色があっていました。

布の調色と塗料の調色は何が違う?

布を染める染料の調色と塗料の調色とはどんな事がちがうのでしょうか?
色の3原色的には塗料と同じです。ですが、下記の点が違うと思います。

・原色の数

工業系、建築系の塗料の原色は多くても20原色ぐらいですが、染料は50以上あるようです。これだけあると染料を選ぶのが大変そうです。

・白がない

染料には基本的には白がありません。白は布などの白に依存します。

・布により染まり方が違う

塗料では素材によって色が違うというのは凹凸の場合ぐらいで、基本的にはしっかりと塗れていれば同じ色に仕上がります。
染料は布の繊維の吸いぐらいによって変わってくるので、色の濃い薄いも素材によりでやすいそうです。

いろいろと書きましたが、布の色を染めるための調色は一発勝負のためかなり難しそうです。

染料の職人さん、凄いですね。。

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、 「こんな塗料が欲しい!」 「あんな商品があったらいいな」 というご意見を多数お聞きします。 それを叶えるために、色々とお調べしまして既製品を探すのですが、存在しないことも多々あります。 無いなら作ってしまえ!ということで、他のお店には無いオリジナル商品が多数あります。 そんな商品をご紹介します。

  • セメント風塗料材

  • チョークボードペイント

  • エイジング塗料のコンガリー

  • サビ風塗料