2021年3月16日 | CATEGORY:news, メディア掲載, 車刷毛塗り全塗装
カーライフ情報が満載のウェブマガジンに掲載されました!
『Auto messe web』というメディアで、当店の刷毛塗全塗装セットを使用してロードスターを全塗装した全貌が掲載されています。
ちなみにヤフーニュースでも同記事が取り上げられました。
「2万円でクルマを全塗装!ハケとローラーで行う「自家塗装キット」を愛車のロードスターに試した結果は?」
是非ご覧ください。
2021年3月8日 | CATEGORY:news, メディア掲載, 車刷毛塗り全塗装
DIYマガジン『ドゥーパ!』(ワン・パブリッシング/2021.3.8発行)に刷毛塗全塗装が掲載されました。
「車中泊空間を自作しよう!DIYで愛車を旅車に」特集
当店の刷毛塗り全塗装用水性塗料、サンドカーキとマットブラックのツートンに塗り替えられたエブリイバンが表紙を飾っています!
養生から塗装まで塗り替えの様子も詳しく紹介されております。カッコいい自作車に乗って旅したい方必見!ぜひご覧ください!
「刷毛・ローラーで車を全塗装しよう!」刷毛塗り全塗装のサイトはこちらよりどうぞ >>
2021年3月2日 | CATEGORY:item, 社屋リノベーション
リノベーション中の本社2F、
今回の塗装は「窓際の白い木製カウンター(タカラ塗料スタッフ作)」
それが、コンクリート調の重厚感あるおしゃれな雰囲気へと変わりました。
使用したのは「イタリア製 サンマルコ社のコンティニューオ」という商品。
『ひとつの面を継ぎ目のない連続した美しいテクスチャーで表現するために開発された防水性能を持った新しい材料』
ツルっとしたフラットな手触りのスタンダードな石調に仕上げることも、
お洒落なモルタル調に仕上げることもできます。
ちなみに、モルタル調の仕上がりで有名な左官材料にベルギー製の【MORTEX(モールテックス)】というのがあります。
メーカーさん曰く、「削りやすく、修正がききやすく、塗りやすい商品」だそうです。
「モールテックスで壁を塗る!」等には「専門業者」に頼まなければならないそうですが、
コンティニューオなら、DIYで素敵なモルタル調のカウンターや壁が作れるんです!
自分の部屋を想像すれば…創作意欲、わきませんか?
「新しいモノを買わずに変えればいい」という感じです。
「DIYでこんなモノが作れるんだ!」と自分の腕に自信が付きますし、周囲も確実に驚きますね。
そんな自由度の高いコンティニューオを使って全く違った雰囲気のカウンターを作ってみました。
~コンティニューオとは~
床にも水回りにも使える防水性マイクロセメントです。
壁に限らず、床、造形カウンター、シャワールーム、洗面台等、
施工箇所を問わない防水のマイクロセメント。
薄塗でありながら硬さと防水性を兼ね備えた石調、モルタル調に仕上げる施工が可能。
色の奥行感とツルっとしたフラットな手触りのスタンダードな石調、モルタル調仕上げから、
鏝跡を残した凹凸のある仕上げなど表情豊かな表現ができます。
これまでにない、新しい表現が生み出される可能性を秘めた高機能塗り壁材です。 (引用先:株式会社オンザウォール HP)
「ペンキ使用未経験、コテ、刷毛、ローラーさえも使用経験のゼロSTAFF(私です)が挑戦」
(もちろん、弊社社長のレクチャーを受けながらです。)
「いい感じに仕上げるには、多少の苦労は背負わなければならない…」
ゼロSTAFF、怒涛の3日日間でした。
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※工程はある程度簡略化して記載します。
※仕様変更のため割合等が変更となっている場合がございます。
施工の詳細は、ご注文の際に同梱の説明書をご覧くださいますようお願いいたします。
◎施工工程はDECO・LINK・TOPの3工程です。
3工程で使用する塗料はすべて「2液混合タイプ」です。
▼1日目▼
<DECO作業(二度塗り)/テクスチャー仕上げ層>
DECO作業では表面にテクスチャーを作りながら塗っていくという作業になります
まずは、必要塗料を計算して混ぜていきます。
※配合比は【A→3:1←B】
気温も低かったせいで、粘度が高く、なかなか混ざらなくて悪戦苦闘。
※本来は撹拌機を使うのですが、今回は少量のため「ヘラ」で混ぜでいるのでこういう状況になりました。
上記画像の赤丸、白い粉が残っていますね。
「まざってないやん!」社長も、スタッフも思わず・・・。
こういうこともありますね、笑って楽しくDIYです。
ダマを残さないようにしっかりと撹拌しなければなりません。
途中で、容器から平らな(カウンターの上にのせました)場所でコテを使って
混ぜる方法に変更しました。そのほうが混ざりやすかったです。
▼コテを使って塗っていきます。
塗るときのポイントは、薄く凹凸をつけながら塗るという事。
この表情が、出来上がりの雰囲気を変えるというわけなのですが、
「コテ使い」が難しかったのでゼロstaffが塗った後の床にはボタボタ落ちた塗料のせいで
水玉のような模様ができていました。
▼1度塗りがこちら▼
結構なアラさが画像でもわかりますよね。
でも気にしません。
この感じが「味わい深いモノになる」のです。
インターバル3時間後。
手につかない程度に乾いたらトゲトゲしたところや凹凸が大きく気になる部分をサンドペーパーで削って、二度塗り開始です。
1度目のコテの凹凸を埋めるように薄く塗り付けていきます。
少し乾いてきたらコテで「押さえしごく」ようにコテを滑らせると徐々に表面が滑らかになり艶がでて、
1度目のコテ跡が薄っすらと透けて見えてきます。
コテ跡や凹凸が二度塗りによって薄っすら見える「模様」になりました。
一日目の作業はココまでとなりました。
▼2日目▼
<LINK作業(混合)>
LINK工程は、「一体化、脱泡」との事。脱泡とは、防水施工時に使う専門用語だそうです。
強度をより強くしたい場 合は複数回重ね塗ることで強度は高ま るそうです。
LINK用塗料も、寒さのせいで粘度が高くなり、ドロドロという状態でした。
その際は、容器ごと湯煎にかけるといいそうです。
※配合比は【2 : 1 : 12←水】
今回の配合比では水がたくさん入るので撹拌後はサラサラしていて塗りやすかったです。
塗っていると、気泡が出てきました。(ローラーの使い初めに出る気泡とは別です)
この気泡は、マイクロセメントの中にある気泡が出てきているそうですよ。
乾燥後に全て消えるとの事だったのでそこは気にせず、ムラにならないよう均等に塗り広げるようにしました。
※この塗料は、複数回塗ることで強度が高まるそうなので、塗料が無くなるまで塗りました。
(乾いていくのもわりと早かったですね)
余談ですが、コテに悪戦苦闘した分、コロコロは本当に楽でした!
LINK前にサンドペーパーで気になるところを削ったり、修正ができるの事もこの商品のいいところだなと思いましたね。
初心者DIY挑戦もいよいよ大詰めです!
インターバルは12時間、最終作業は次の日に。
▼最終日3日目▼
<TOP作業(表面輝度、耐こすれ、耐摩擦防水性能用途)>
ついに最終日、仕上げにかかります。
最後の2液混合材を作る前に「タッチアップ」を行いました。
「サンドペーパー」で削った時に下地が出てしまった箇所、塗り残し箇所を補修しました。
「タカラ塗料オリジナルカラー:フレンチグレー」を使いました。
※コンティニューオを調色する時「タカラ塗料のフレンチグレー」にしたのです。
ポンポンと小さく叩きながら色をのせていきました。うまく隠せたので安心しました。
ポンポンしているときに、自分の家のキッチンチェアーの塗料が剥げている事を思い出し、
「買い替える前にちょっと部分塗りで色を載せてみようかな~」なんて想像も…。
▼周りに広がらないように、少しづつポンポンと。綺麗に隠せました▼
それでは、最後の仕上げ、塗料を作っていきます。
2液混合タイプ、お水も入ります。
※配合比は【100:30:20←水】
乳白色と半透明。予想通り、どちらもドロッとしていました。アメのようになっている場合は、こちらも湯煎で温めるとよいそうです。
混ざっているのか、わかりにくいので底、容器周り、全体をしっかりと撹拌しました。
TOPは「ムラ」になりやすいそうなので、「薄く」「薄く」塗り広げていきました。
仕上げなのでより慎重に行いました。ですが・・・どんどん容器の中の塗料が固まってゆくのが
分かり(ドロドロ感が増す)、コロコロのペースを速めていくという状態に。
少しだけ焦りました。慎重になりすぎるもの良くないという事ですね。
そして・・・3日日間の作業が終了しました!
※施工終了後24時間で完全硬化
いかがでしょうか?
画像で分かりにくいのが残念ですが、
まんまです「まんまモルタル?コンクリート打ちっぱなしデスク?」という感じ。
カウンター面はヒヤッとしています。程よい滑らかさ(←DECO次第)がうまくコテ跡とマッチして
ちょっとアンティークな雰囲気もあり。
もはや「木」という印象は裏をのぞかない限り皆無な仕上がり。
『防水性能、強度』があり、『自分だけの美しいテクスチャーと重厚感』を演出できる。
『コンティニューオならDIY,OK!』自分の手でモルタル調に!
簡単にできますよ!とは言えませんが「何も知らない私が出来てしまった・・・こんなにいい感じに」という事実。
先日、社長がインスタグラム、フェイスフェイスブックで少し紹介したのですが、
その時も早々にお問合せをいただきました。
ありがとうございます。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(2023年追記)こちらのコンティニューオよりもさらに施工が簡単なマイクロセメントをコテで塗るレポートはこちらからご覧いただけます。
「IKEAのテーブル天板をコテ初心者がマイクロセメントで施工した記事①」はこちら>>
「IKEAの木製スツールをコテ初心者がマイクロセメントで施工した記事②」はこちら>>
「砂の粒子の大きさで仕上がり比較・コテ初心者がマイクロセメントで施工した記事③」はこちら>>
「キッチンや洗面台の天板として使える?汚れや熱変化や防水性を実験した記事④」はこちら>>
「ステンレス板など金属面やタイルに施工できる?強力プライマーでモルクラフトを施工した記事」はこちら>>
「おしゃれな店舗づくりの実例 水回りOKのマイクロセメントDIY左官材 モルクラフト」はこちら>>
※各施工業者様もお気軽にお問合せくださいませ。
「タカラ塗料お問い合わせ」はこちら>>
(2024.2.1追記)
お待たせしました!
水まわりやテーブル天板にコテDIYできるマイクロセメント「モルクラフト」発売になりました。
詳細はタカラ塗料公式オンラインストア「モルクラフト」ページよりご覧ください>>