タカラ塗料のブログ

タカラ塗料特製平刷毛のこだわり

タカラ塗料の代表大野です。

今日はタカラ塗料の特製の平刷毛の開発秘話でございます。

タカラ塗料のオリジナル特製平刷毛

まずタカラ塗料ではよく平刷毛、目地刷毛と呼ばれる刷毛をよく使っていました。

下の刷毛がいわゆる目地刷毛です

この目地刷毛、初心者でも細かいところが塗りやすかったり、軽かったりと小さいものを塗るのに重宝してたのですが、ちょっと気に入らないところがありました。

それは
・塗料の含みが少ない
・なんかペラペラ
・柄が長すぎる
です。それを解決したのがタカラ塗料のオリジナルの刷毛になります。

塗料の含みがいい
少し目地刷毛よりも厚めに作ってるので塗料の含みが良く、広い面積を塗ることができます。

上がオリジナル、下が目地刷毛です

手にしっくりくる女性らしいライン
一番こだわったポイントでもあるのですが、やや柄の部分を厚めにしていますが持ち手の部分を少しえぐって鉛筆持ちしやすく作っています。
海外の刷毛っていろいろなデザインがあって楽しいのですが、日本の刷毛の柄は真っ平らでどこか男っぽい、工業製品っぽいデザインなのが気になったので下絵を描いて理想的なラインを作ってもらいました。

上がオリジナル、下が目地刷毛です

柄が短く4㎏缶や3㎏の容器にも入れたまま保管できる
これが一番のこだわりポイント。一度に塗り切れなかった時など刷毛を塗料の中に入れたままふたをしたい場面って結構あるのですが、目地刷毛だと長すぎて途中で切ったり折ったりして入れていました。
それをしなくても保管できるのがとてもいいポイントです。

汚い刷毛の写真で恐縮ですが。。

目地刷毛は中に入りきらないっていうのもいいポイントなのかもしれませんが、DIYにおいては途中でやめることもあるので刷毛ごと保管できるようにしました。

ちなみにナイロンの毛は耐溶剤性も強いので油性塗料にもお使いいただけます。シンナーに長時間付けても大丈夫なものを選定しました。

ぜひ各サイトにありますのでお買い求めくださいませ!

夏季休業のお知らせ

平素は、格別のご愛願を賜り厚く御礼申し上げます。

まことに勝手ながら、下記のとおり大阪本社を夏季休業とさせていただきますので、お知らせいたします。
お客様にはご不便とご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解ご了承のほどお願いいたします。

休業期間:2024年8月10日~8月18日
※京都髙島屋S.C.[T8]店は、通常どおり営業いたします。
※この期間は大阪本社における出荷業務を停止させていただきます。また、電話やメールのお問い合わせにもお答えできません。
※休業中にいただきましたご注文やお問い合わせ等に関しましては、8月19日以降より順次対応いたします。

日本で壁画が広まらない理由の一つ「材料が高い」その2

先日神戸芸術工科大学の廣中ゼミにお邪魔させていただいた時に廣中先生からお聞きした話。

「海外は画材が安く、気軽にチャレンジ、練習できる」

とのことでした。

ドラム缶で購入できる?とかいう話もあり、それをシェアして使ったりなどもできるということ。
確かに日本での画材屋さんではそんなに多い絵具は売っておらず、学生さんも1ヶ月に2万ほど画材にお金がかかるそうで。。

そんなに画材が高いと、海外のインスタとかで見るまき散らすような使い方をしないのかも、とも思いました。(ちなみに僕はアートに疎いです)

まき散らすような使い方↑

ちなみに2万もあれば内部用ミューラルペイントのブルー黄色の三原色が2㎏づつ買えます。。

日本で壁画が広まらない理由の一つ「材料が高い」

タカラ塗料大野です。

お世話になっております、ミューラル(壁画)アーティストさんであるhitchさんに塗料の見積もり依頼をいただき計算したときの話です。
結構大きな壁画で120㎡ぐらいあるのですが、大体で必要な塗料の数量を出していただき、当方の壁画塗料ミューラルペイント外壁用で計算させていただきました。

これはまだ途中の絵なのですが、これぐらい大きなものです。

この塗料の試算をしたところだいたい8万円ぐらいの計算になりました。
まあ色数多いしこんなものかなぁと思っていたのですが、ふと他社の壁画用塗料で計算してみました。
どことは言いませんが有名なところで、絵具用塗料ではその名をしらない人がいないメーカーさんのものです。

するとなんと

「28万円」

という試算が!
理由としては2㎏までの容量しかない、そもそも高い、という理由です。
もちろん壁画用塗料でなければ外壁では話にならず、アクリルガッシュやイベントカラーなどでは絶対に色が飛んでしまいますし、剥がれの原因にもなりかねないのですが、それらの小さい容量しかない絵具類で描くとなるともっと天文学的な数字になります。

ということはもし、塗料屋の塗料を知らない方がネットなどで壁画用塗料を検索してその塗料を使いお仕事をしてしまったらその20万円の差額はどこにいくのか。。お客さん?アーティスト?

と、とにかく壁画を書かれる際はタカラ塗料のミューラルペイントをご用命ください(笑)
また店頭やメールでもご相談いただけますのでお気軽にご相談ください。

京都髙島屋店にてライブペイントを行いました

タカラ塗料大野です。

6/29に京都髙島屋S.C.[T8]のタカラ塗料の京都髙島屋店の実演スペースにてライブペイントを行いました。

今回来ていただいたのは嵯峨美術大学で日本画を専攻している学生さんです。
彼女自身も初めてペンキで、しかも大きなキャンバスに、時間制限もあって、しかも人前で描くというのは初めてでとても緊張されていました。

実はこちら側も初めての試みで、時間通り終わるのか、お客様には見てもらえるのか、など不安があったので事前告知などは行わず、徐々に作りながらイベントを作っていきました。

こちらの目的としては
・お客様やペインターの方に塗料で絵が描けるのを知ってもらう
・そもそも塗料が楽しいよというのを知ってもらう
という感じだったので、内心「時間が間に合わなかったら完成しなくても。。」とは思っていましたが、学生さんの頑張りもあり何とか形にしていただきました。

お客様の反応もかなり足を止めて見られたり、絵を家に描いてもらうのもありやなというご意見があったり、ニンテンドーを目当てに来られたのに、結局最初から最後まで見ておられたお子さんもおられたりで大忙しでした。

またやってもらうつもりなので、だんだん告知してできるようにしていきたいと思います。

またライブペイントしてみたい!という方はぜひご連絡くださいませ~

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、
「こんな塗料が欲しい!」「こんな色で塗ってみたい」「あんな商品があったら便利なのに」
という声を日々いただきます。
その声にお応えすべく、既製品にないものは自分たちで開発。そんな思いから生まれた、タカラ塗料ならではのオリジナリティ豊かな商品をご紹介します。

  • タカラ塗料オリジナルカラー

    142色の美しいマットな TAKARATORYOオリジナルカラー

  • 水性ステイン

    珍しいホワイトや古材風色の 水性ステイン

  • ペインタブルテープ

    貼って塗って剥がせば原状回復 ペインタブルテープ

  • ラストブロック

    サビを完全に落す必要なしの下塗り剤 ラストブロック