せやねん「スマイル工務店」に出演させていただきました(裏話)
2021年2月13日 | CATEGORY:How to paint, item, news, TAKARATORYO Original Paint Shop, メディア掲載, 代表大野ブログ
2/13土曜日放送のMBSの「せやねん」という番組の「スマイル工務店」というお庭をDIYで作るというコーナーに塗装指導という形で出演させていただきました。
今回は新しい杉の足場板を古材風に塗る方法をレクチャーして塗ってほしいという形での出演でした。
たぶんこちらのページを見られてのお問い合わせだったかと思います。
お話は古材風のステインでエイジングしてほしいとのことでした。
それならばと前日に練習して作った色見本はこちら。
この見本板は一番下だけが古材で、後の3枚はエイジングで作った板です。
これらの見本板をもって当日参加いたしました。
朝9時集合で、さっそく塗りから入るのでいきなり出番でしたが、みなさん穏やかに進行してくれて特に緊張はしませんでしたがめちゃくちゃ眼鏡が曇りました。
曇って曇って前が見えないところをよしたかさんに突っ込まれているの図。
でもとにかく妨げてはいけないとこうやってこうやって加工します!と前日に決めたやり方を遂行していきます。
ワイヤーブラシでこすったり叩いたり削ったりしてからいよいよステインの塗装です。
今回は古材風ステインのガーデニングチェアという色がほとんどの状態で塗っていくのですが、少々ブラウンチェストという色も織り交ぜてエイジングしながら塗っていくという手法にしました。
で、本番中は眼鏡が曇って曇って気付かなかったのですが、なんかガーデニングチェアの色が付きにくく、ブラウンチェストと織り交ぜて塗っていくのですが、ガーデナーのGarden Jamの末次さんご要望のグレーの感じになかなかならずブラウンチェストが優勢に。。
ちょっと焦りながらなんとか本番は終わったのですが、よく見るとガーデニングチェアがよく混ざってなかったみたい。。
本番後に残りの板を僕たちで塗ることになっていたので、そこはしっかりとかき混ぜてすべてきれいにエイジングして何とか納めました。
今回依頼者の奥さんも末次さんも喜んでおられたのでほっとしました。
ちなみに塗り方は、ブラウンチェストをまばらに塗り、半がわきのところに一気にガーデニングチェアを塗って霧吹きで湿らせながらその2色をなじませていくという方法で一気に塗りました。
2時間ぐらいで4メートルの足場板の裏表12枚を塗り切りました。
ちなみに裏もきっちりと塗りこみました。理由は土と触れる部分が腐ってきやすいので、防腐防虫効果を期待してのことです。
商品はよくテレビや雑誌に出てるんですけど、自分が出るのは初めてだったので新鮮でした。
一番勉強になったのはディレクターさんの動きで、ちょいちょいタレントさんやスタッフさんに細かい指示を出していて、VTRの出来上がりを想像しながらつくってはるんやなぁと思いました。
あとスマイルのお二人も気さくで、いい人たちでした!