キッチン横の壁紙を塗り替えてみた ~しかもムラをつけてエモい壁に
2020年4月7日 | CATEGORY:item, 代表大野ブログ
みなさんコロナウイルスが・・・というちょっとお出かけには適さない時期ですが、暖かくなってきて何かしたくなってくる気持ちにはなりませんか?
そんな時はぜひにおうちの壁を塗るというのはいかがでしょうか?
今回ご紹介するのは僕の家のキッチン横の壁紙の壁の塗り替えです。
キッチン横の壁ってコンロの横だと本当に油汚れなどで汚れやすいですよね?
しかもその汚れは落とすことができない場合が多いかと思います。
うちの壁もそんな状態でした。
塗装前の様子。油が飛んだり、カートを置いていたので当たった跡がうっすらあります。
汚れた手で触った跡。
ほこりがついています。
うっすら線が入っています。
下のほうは壁紙が破れてしまっているところもあります。
これら前から気になっていたこの壁をついに塗ってみることにしました。
しかも今後汚れが目立たないようにちょっとムラを付けて塗ってみようと。
そのプランニングから塗り終えるまでをしっかり書いていこうと思います。
お付き合いください。
まずは色の選定
色を作れるプロではありますが、それでも色の選定はとても困ります。
そんな時に実は裏技がありまして、一つご紹介しましょう。
今回はシャーウィンウイリアムスのアプリを使いました。
こちらのアプリです。(本文最後にリンクをご用意します)
このアプリはアメリカ大手の塗料メーカーのアプリで、インテリア、エクステリアの色が数千掲載されていてシュミレーションできます。
色を選んで・・・
シュミレーションすることができます。
昼と夜の色の見え方違いもシュミレーションできます。
屋内と屋外の違い。
屋外の昼と夜の違い。
ここまで至れり尽くせりのアプリがあるなんて・・・と感激です。
このような感じ選び、今回はこの色をベースとすることにしました。
ただ当店にはシャーウィンウイリアムスの塗料がないのですがシャーウィンの色見本を持っています。
この番号と同じ色を日本の壁紙用の塗料で調色作成します。
ちなみにですが個人的にちょっと濃いめが好きなんですが、嫁さんには「明るい目がいい、狭く見えるのが嫌」と言われました。
ですが画像を見せてこれにするで!と言いつつも一つ暗めのトーンで調色しました(笑)
SW6248
やっぱりあかん!って言われたらまた塗りなおしたらいいし。。
経験上暗めの色を塗って部屋が狭く見えたという経験はまずありません。
もちろん明るい色を塗って明るくなったね!は塗って直後は言いますがすぐに忘れます。
逆に暗めや濃いめのお気に入りの色を塗って「部屋が狭くなったね」はなく、塗ってからずっと「やっぱりいい色やね」ということはあります。
ということで独断で決めた色を作ります。
調色する
今回使った原色(種ペン)は黒と紺とオーカーです。
白に上記3色を入れて作っていきます。
塗って乾かして色味ながら混ぜて作ります。
できたら今度はさらに濃いめのムラを付ける色を作ります。
同じ系統色でいきたかったので、出来上がった色のあまりに黒と紺を足して作りました。
これも塗って乾かして様子を見ながら作ります。
できたら早速帰って塗装です。
塗る前の下準備
壁紙を塗る前に塗れ雑巾ですべて拭き掃除しました。
とはいえ嫁さんがよく掃除しているので軽く。あんまり油分がついてると引っ付かないかもしれないので、その時は中性洗剤などを使ってください。
マスキングをしていきます
今回はあとでムラを付けるときにトントンとたたくので入念にやります。
今回ちょっとホームセンターによる用事があったので、マスキングテープと布マスカーをそこで購入してみました。
布マスカーというのはビニールがついていて広範囲にマスキングできる優れものです。
それを1個とマスキングテープは24㎜のものをセットで買いました。
で、それが失敗でして、こんなに引っ付かないのかと思うぐらい両方とも引っ付く力が弱い。。
天井に貼っていたら貼ったそばから剥がれていく。。
動画ではだいぶんカットしましたが、通常の倍ぐらいマスキングに時間がかかってしまいました。
実際倉庫にマスキングテープ探しに行ったりと45分かかりました。通常ならこれぐらいなら30分かからないと思います。
マスキングテープはいいものを使いましょう!当店で取り扱ってるものはこんなことにはならないです!
いよいよ塗装
しっかりマスキングできたなら子供に塗らしても安心です。
ただ下に落とした塗料を踏まないように気を付けます。あとは垂れてる部分があったらすぐにローラーで吸い取りに行けばOK。
僕が端の部分を刷毛で塗り、子供には飽きるまで塗らせます。
届かなくなったので交代し、塗れていないところを拾い塗りして下地色は塗装終了。
濃い色なので1回塗りで済み、塗装時間も30分です。
↑乾燥前
↑乾燥後
エモい壁に
乾燥させてから調色して作った濃い色でたたいていきます。
↑乾燥中寝てたから寝起きで目つきがおかしい
壁を霧吹きで塗らし、ビニール袋をぐしゃぐしゃにして塗料をちょっとつけます。そしてそれをなじませながらたたきつけていきます。
均等にならないよう、離れてみたときにバランスがいいようにムラをつけてたたいていきます。
1回目たたいた色を乾かしてから元の下地色を同じように叩きつけて塗り、奥行きを作っていきます。そして乾かす。
基本的にはこの作業を繰り返していいところでやめるイメージですので失敗はほとんどなく、成功するまでやればいいので面白いです。
↑それぐらい僕にもできるわ。やらしてよ。の図
子供にはできないかな?と思っていたのですがやりたいと言い出したのでやらせました。
↑足にペンキついてしまって困っているの図
結構飽きずにたたいていましたが、床に落とした塗料を踏んでしまい強制終了。
足についた塗料はお風呂場で流すのですが、まずお風呂場の床をシャワーで塗らしてから子供を投入しました。
塗らすことによって床の模様の中に塗料が入り込んでとれなくなるというのを防ぐことができます。
また塗料は手についたものも乾いてしまっても、すぐにお湯で洗えば案外簡単にとることができます。
それからも数回たたいては乾かしを続け、しばらくして終了。
完成
マスキングから合わして合計3時間ぐらいでした。
嫁さんも気に入っているようでホッとしました。
みなさんもぜひチャレンジしてみてくださいね!