天下茶屋駅周辺まちづくりイベント「てんがちゃーん」へのご参加ありがとうございました
2025年11月25日 | CATEGORY:news, イベント
2025年11月22日(土)・23日(日)、大阪市西成区の天下茶屋駅周辺で、行政・民間企業・地域の方々が協力して行うまちづくりイベント「てんがちゃーん」が開催されました。
このイベントは西成区が主催しているもので、当社は長年参加している「しごと博物館」でのご縁からお声がけをいただき、会場となる天下茶屋小学校の壁や塀をペンキで塗るプログラムに協力しました。
■「てんがちゃーん」の開催目的
天下茶屋駅周辺は、交通の便がよく、人情味あふれる人々や商店街など、魅力のあるエリアです。一方で、「駅利用者の多くが通過するだけで、まちに回遊しにくい」「特区民泊の急増」「少子高齢化に伴う地域活動の担い手不足や地域間のつながりの希薄化」といった課題もあります。
そこで本イベントでは、まちの魅力(人、お店など)に触れていただくきっかけとして、飲食・ワークショップ・展示など、多彩な催しが駅周辺で同時開催されました。
■タカラ塗料のブース:ペンキ塗り体験
2日間にわたり天下茶屋小学校の塀や壁を地域の参加者のみなさんと一緒に塗る体験を実施しました。
▼1日目:校内のブロック塀にお絵描き
1日目は、小学校の校内にあるブロック塀に、赤・青・黄色の塗料を使ってお絵描き体験をしてもらいました。

今回はただ塗るだけでなく、天下茶屋小学校の生徒さんの投票で選ばれた言葉「翔 未来へ!!」を壁面にペイントしました。
この塀は、学校の外からも見える場所のため、通りすがりの方からは「明るくなったね!」「雰囲気がガラッと変わった」といった声をたくさんいただきました。
▼Before

▼After

▼2日目:外側の塀に「てんちゃっこ」の文字アート
2日目は、学校外周の塀に文字を描く体験です。
天下茶屋小学校では、子どもたちのことを「てんちゃっこ」と呼ぶ文化があります。その呼び名をモチーフにした「TENCHAKKO」のデザインを、西成区のイベント担当の方が考えてくださいました。
マスキングテープで文字の枠をつくり、その中を塗っていくスタイル。
乾燥後にテープを剥がすと、くっきりした文字が現れ、参加者からは歓声が上がっていました。


▼After

どちらの壁も、もともと年季が入り、色あせた状態でしたが、ペンキで塗り替えるだけで、明るく、さわやかな印象に変わりました。
参加した子どもたちは、「めっちゃきれいになった!」「もっと塗りたい!」と笑顔で話してくれ、保護者の方々も、夢中で塗るお子さんの姿を写真に収めながら、とても嬉しそうに見守っていました。
今回塗った2つの塀は、どちらもこの1年以内に取り壊しが予定されています。形としては消えてしまいますが、塗った瞬間の記憶はずっと残ると思っています。
タカラ塗料はこれからも、地域の皆さんとのつながりを大切にしながら、塗料の魅力を広めていきます。












