西成区の大阪市立成南中学校の2年生2名が職場体験に来てくれました
2025年11月17日 | CATEGORY:news, イベント
11月13日(木)・14日(金)の2日間、大阪市西成区にある大阪市立成南中学校の2年生2名が、タカラ塗料で職場体験を行いました。
今年で4度目の受け入れとなり、社内でも毎年恒例の取り組みです。
初日:社内見学と調色体験
初日は、会社の仕事を知ってもらうための社内見学からスタート。
事務や出荷、調色作業など、普段はなかなか見られない場面を興味津々で観察しました。
「今何の仕事をしているんですか?」「塗料の色を合わせるのって難しいですか?」と積極的に質問する姿が印象的でした。
さらに、社長のデスクでの仕事ぶりも間近で見学し、経営者の業務にも触れる機会となりました。
その後は調色師体験へ。
色見本帳から好きな色を選び、原色の塗料を混ぜて目標の色に近づけます。
微妙な色合わせに苦戦しつつも、試行錯誤を重ねて完成させました。完成した色にはそれぞれ連想した名前をつけ、ラベルを貼って仕上げました。
当初は1色だけの予定でしたが、作業が順調だったため、追加でもう1色に挑戦してもらいました。


午後は壁塗装体験。男子更衣室の壁に色見本をあてながら相談し、自分たちで塗る色を決定。
初めて扱う塗料に戸惑いながらも、ローラーの角度や塗料の量に気をつけて丁寧に塗り進め、徐々にムラなく仕上げました。
「ペンキを使うのは初めて」と言いながらも、コツを掴むとサクサク作業を進め、1日目の最後には「今日は疲れました…」と感想をもらいました。

2日目:出荷作業と塗装仕上げ
2日目の午前中は、出荷チームで塗料の小分作業を体験。容器に塗料を注ぎ、ラベルを貼り、出荷準備が整うまでの工程を一通り経験しました。
「これ本当にお客さんのところに行くんですか?」と少し緊張していましたが、作業を重ねるごとにスピードも仕上がりも向上。楽しみながら工程を理解していました。


午後は前日に続き、壁の仕上げ作業へ。2度塗り・3度塗りを重ね、最後にタッチアップで細かな部分を整えて完成。
ローラー塗りのコツを掴み、二人とも効率よく作業を進めることができました。

今回の職場体験では、色づくりから商品の形にする作業、そして最終的にお客様が使う場面まで、塗料の一連の流れを体験してもらいました。
「詰め替え作業が一番楽しかった!」という二人の感想が特に印象的です。
参加してくれた二人、2日間お疲れさまでした。
タカラ塗料はこれからも、地域の皆さんとのつながりを大切にしながら、塗料の魅力を広めてまいります。












