西成区の大阪市立成南中学校の2年生2名が職場体験に来てくれました
2024年11月18日 | CATEGORY:news, イベント
11月14日(木)と15日(金)の2日間、タカラ塗料本社と同じ大阪市西成区にある大阪市立成南中学校の2年生2名が職場体験に来てくれました。
初日は、会社見学からスタート。どんな会社で、どんな人たちが働いているのか、普段見られない会社の内部を隅々まで見てもらいました。「どうやって塗料の色を合わせているんですか?」や「今、どんな作業をしているんですか?」など、仕事の内容についてたくさん質問してくれたことが印象的でした。
次に調色体験を実施。調色師が普段使っている色見本帳から好きな色を1色選び、赤や青などの原色を混ぜ合わせて、選んだ色にぴったり合った色を作る体験をしてもらいました。「自分でもできるかな?」と不安そうなお二人でしたが、選んだ色とぴったりの色を見事に作り上げました。
本来は1色のみ作る予定でしたが、お二人とも手際が良かったので、2色ずつ作ることができました。最後に、タカラ塗料で新色の色名を考える際と同じように、作った色から連想してオリジナルの色名を考え、ラベルに書いて貼り付けて完成です。
午後からは、壁塗り体験です。WEBチームが撮影用に行う塗装作業を体験してもらうとともに、塗料を初めて扱うお客様の気持ちを知ることができる体験にもなりました。今年からは、中学生の皆さんに塗る色を決めてもらっています。
名刺サイズの色見本を壁にあて、「どの色がいいかな」「青系がいいかも」と相談しながら、最終的にタカラ塗料で人気の世田谷ベースカラーに決定しました。塗料を初めて扱うお二人は少し緊張している様子でしたが、塗り始めるとコロコロローラーを使って楽しそうに塗っていました。
1度塗りまで終わり、1日目は終了。「壁塗りがとても楽しかったから、明日も楽しみです」と言ってもらい、嬉しく思いました。
職場体験2日目は、出荷チームのお仕事を体験してもらいました。まずは、タカラ塗料の人気商品コンクリートエフェクトペイントの見本板作成からスタート。ローラーを使って、ベースのセメントグレーを丁寧に塗っていきました。
続いて塗料の詰め替え作業を体験。ゴールドの塗料を50gの容器に詰め替え、ラベルを貼り、外装のフィルムで仕上げます。初めての作業で最初は失敗してしまうこともありましたが、お二人とも最後はきれいに仕上げていました。
午後は1日目に引き続き、壁塗り作業を体験。2度塗り、3度塗り、そして仕上げのタッチアップまで行い、世田谷ベースカラーで壁がきれいに塗り替わりました。
この2日間を通して、ご注文いただいた色を作成し、商品を梱包して発送、お客様が塗料を使って満足していただくまでの一連の流れを体験してもらいました。
タカラ塗料の仕事と、その先にあるお客様の喜びを感じてもらえたのではないかと思います。最後に、「この二日間めっちゃ楽しかったです」と言ってもらい、とても嬉しく感じました。
今回参加してくれたお二人、二日間本当にお疲れ様でした。タカラ塗料は、今後も地域の方々に根付いた企業を目指し、さまざまな取り組みをしていきます。