先日DIYホームセンターショーに行ってきました!
2018年8月31日 | CATEGORY:代表大野ブログ
先日DIYショーに行ってきました!
簡単なショーのレポートをしようと思うのですが、去年と比べてそんなに目新しいものもなく。。(笑)
いつも盛況の和信ペイントさんのブース。
その中でも気になったものを何点か。
1、ニッペホームプロダクツさんの金属みたいに塗れる塗料の水性版
1,2年前に塗ったらまんま金属になるっていう塗料が外国から入ってきた!という話がDIY関係の人の中で話題になりました。
ただその塗料は油性で、とても臭く、しかも高いということで敬遠され、あまり普及していないように思います。
たとえば鉄の扉を鉄で作るのと、木の扉を作ってその塗料で塗って磨いて磨いて鉄っぽくみせるのとでは、鉄の扉を作るほうが断然安いそうです。
ただ意匠性の高いデザインで鉄では作れない場合はいいそうです。
その金属のように見える塗料の水性版ができたそうで、それをニッペホームプロダクツさんが扱っておられます。
値段も抑え気味で、まだハンドメイド目的なら使ってみようかな?というお値段のようです。(値段忘れました。。)
2、caDIY3DというDIY用のCADソフトの最新版
caDIY3D(キャディースリーディー)というのはDIY用のCAD(キャド)ソフトです。
ホームセンターで売っている材木の規格が入っており、それをPC上で切ったり貼ったりしてどんどん設計していけます。
さらには最後に木取り図というボタンを押せば、ホームセンターにもっていくカット図が出てくるのでとても楽です。
実に愛用しています。9000円ぐらいのソフトなのに、すごく遊べます。
今までillustratorで設計していたのですが、途中でこんがらがってくるのでしんどい思いをしていたですが、このソフトのおかげでこの前会社の棚を設計したら張り切りすぎて木の代金だけで10万超えてしまいました(笑)
ホームセンター側も素人の木取り図を持ってこられるより、このcaDIY3Dの木取り図のほうがわかりやすくていいそうです。
で、ですね、このソフトの最新版があるそうで、最新版ではペンキの量も計算できるそうです。
聞いた説明では、ペンキを登録して売っている塗料の入れ目と塗れる面積と値段を入れると、図面上の材料を選択するとその材料を全部塗った時の必要塗料の量が計算されるそうです。
ですので塗料を買うきっかけにはなりやすそうですね。
ただネックは、上下左右全部塗ってしまうので、ベニヤ板のおもて面だけを塗装するという選択はできないそうです。
それができたらもっと面白いかもしれませんね。
3、色が測れるカラーミューズ
こちら本命です(笑)
仲間の塗料販売店さんがアメリカから引っ張ってきた色を測れる優れものガシェット。
イサムエアゾールさんのブースに間借りして出てはったんですが、すごいお客さんの反応よかったようです。
スマホにアプリを入れて、昔のカメラのフィルムケース大の装置とBluetoothで接続すれば、9割ぐらいの精度で色を測ることができます。
フィルタというのがありまして、その中にはいろいろな色が登録されています。
その中にペンキというカテゴリがあり、さらにその中には世界中の塗料メーカーの色見本の色が登録されています。
日塗工番号も登録されているようで、J版の分は「JPMA」という名前で登録されています。
タカラ塗料としても「TAKARATORYO」という名前で登録いただいていまして、うちのオリジナルカラーと「調色屋」というサイトのオリジナルカラーとして、日塗工近似色をT版からJ版まで載せていただきました。
あとインスピレーションという機能で、測った色に合うインテリア事例をめちゃくちゃ見れて、さらに合うお勧め色まで見れるので、接客にも大活躍です。
実際にうちの会社ではこんなことがありました。
船の補修ばかりされているお客様が、色見本を持ってこれないので色を見に来てほしいといわれました。
ただ当店では色を見に行くことも出張調色をすることもしていませんので、普段なら断ることしかできないのですが、カラーミューズがありましたのでレンタルしました。
うちには日塗工以外にもベンジャミンムーアやシャーウィン、F&Bなどの色見本がありますので、それを選択してもらい、実際の色を測ってもらうとベンジャミンムーアの色が近いということで、その色で2液ウレタンを調色させていただきました。
そしたらばっちり色が合っていたそうで、後日カラーミューズをまた買いにわざわざ来られました!
それだけこれは便利なのです。
そんなすぐれもののカラーミューズですが、お値段13000円で当店でも発売しております(笑)
http://www.mixing-colors.jp/?pid=134696419
これが日本で普及すれば、もうちょい!便利になって、もうちょい!塗料が普及すれば、と思っております。