タカラ塗料のブログ
2025年3月6日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
先日行ったセミナーでのエピソードの一部をご紹介します。
今回は
アメリカの塗料メーカーのHowto冊子の僕の衝撃のお話
です。
数年前にアメリカの塗料視察ツアーで現地ホームセンターでもらってきた塗料のHow toの冊子です。
これを初めて見たとき僕は衝撃をうけました。
まず種類としてインテリアとエクステリアがあることです。
インテリアはわかるのですが、エクステリアは一般の方が塗るものじゃないと思っていたのでエクステリア用のHow toの冊子があるのが衝撃です。
さらにどちらも女性が前に映り、そして両方手袋も長袖長ズボンをはかずに部屋着のような状態で塗っているのも衝撃でした。
中を見ると日本では考えられないような工程です。
まず色の検討ですがアプリを使います。実際の壁を写真をとって色を選びます。こういうアプリは日本の塗料のものはありません。
次にサンプルを買ってきて塗料を直接壁に塗って色を選びます。
これも日本の塗料メーカーやホームセンターに少量の色サンプルというのは売っていないのでできませんし、直接壁に塗って色の検討など聞いたことがありませんでした。(現在タカラ塗料のオリジナル色なら140色以上の中から200gの容量を購入していただければ同じことができます)
色をこのエンジ色のような赤を選んだのも衝撃です。日本ではこんな色を壁に塗るのは大変勇気がいります。そして着の身着のまま塗り始めます。
そして最後は塗り終わりました!みたいな写真ではなく一家団欒がゴールなのです。この生活感がとても面白かったです。
またエクステリアバージョンも同じような構成で、アプリで色を選び、壁に直接色を塗って色を決め、着の身着のままを塗り始めて、レモネードを飲んで完成、という構成です。
本当に塗料が生活に根付いているような構成でびっくりです。
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2025年3月5日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
先日行ったセミナーでのエピソードの一部をご紹介します。
今回は
日本と海外のインテリア雑誌の違いのお話
です。
先日もブログで書きましたが海外の雑誌というかインテリアの本は多様にあります。
それだけインテリアの自由度が高いということですが日本のインテリア雑誌はどうでしょうか。
アマゾンのkindleにカムホームの雑誌があったので画像を一部引用します。
このように
・白い壁
・木の色
という単一な、ある意味モノトーンというか色味がないように感じます。
対して海外の雑誌の色味はこのようなものです。
完全に塗料で彩られた色味が多いです。
あとは好みになるとは思いますが日本のようなインテリアしか選べないのと、海外のようなインテリアも選べるというのでは選択肢大幅に変わると思います。
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2025年3月4日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
先日行ったセミナーでのエピソードの一部をご紹介します。
今回は
日本の家具のお店の色味のなさのお話
です。
日本の家具屋さんって想像すると木の色の家具とそれに合わせた落ち着いた色のファブリックとの組み合わせを想像しますよね?
特に無印良品でいうと「白系」「グレー系」「白木色」「チーク色」「クラフト色」が多く、照明も電球色でまとまれています。
温かみのあるような組み合わせに感じますが、ある意味での「無彩色」に感じませんか?
というのも選択肢が少なく、どれを持って帰っても同じように見えてしまう、という意味です。
白い壁、木の色の床という一般的な日本の家には上記の色しか合わせにくいのでそのようになっているのだと思います。
おそらく日本人にとってはそれらはとても当たり前だとは思うのですが、欧米の方にとっては「色味が少ないなぁ」と見えているに違いないですし、おそらくインテリアに興味がある方々にとっては「何か物足りない」と感じておられるかなと思います。
欧米の方々は塗料を使い部屋によって色を使い分けをしたりして楽しんでいるよ、というお話でした。
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2025年3月3日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
大阪髙島屋のイベントも今日までで、HDCのセミナーに来られた方もたくさんいらしたそうです。ありがとうございます!
そのセミナーでのエピソードの一部をご紹介します。
今回は
IKEAの色味の秘密のお話
です。
IKEAに行くといろんなショールームがたくさんあって楽しいですが、結構壁に色味が使われているのをご存じでしょうか?
というのもIKEA発祥のスウェーデンでは壁を結構鮮やか目に塗ることが多く、それに合わせて色味が鮮やかなものが多いのです。
なぜスウェーデンの人たちが鮮やかな色を使うかというと日が昇らない冬の「極夜」が関係していると言われています。
以下Wikipediaからの引用です。
極夜(きょくや、英語: polar night)とは、日中でも薄明か、太陽が沈んだ状態が続く現象のことをいい、厳密には太陽の光が当たる限界緯度である66.6度を超える南極圏や北極圏で起こる現象のことをいう。対義語は白夜である。
この極夜を過ごしている間にうつうつとしてきている気持ちを吹き飛ばすべく、鮮やかな色味を使ったり、春になったらそれらの色を使って壁を塗り替えよう!というエネルギーをためているそうです。
そのエネルギーで塗料を使うのでスウェーデンの人たちは日本の国民一人当たりの塗料の消費量の7倍も使うと言われています。
そういう意味ではスウェーデンは塗料の先進国でもあり、鮮やかな色味は精神の安定のために使っているのですね。
ということもありIKEAが日本に来た当初は売り場に塗料をおいていました。
僕はIKEAに塗料を置くなんて、
「日本に塗料が普及するきっかけになるかも!」
とか思いましたが、今でも日本に塗料は普及しておらず、IKEAにも塗料がおかれなくなってしまいました。。。
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2025年2月28日 | CATEGORY:代表大野ブログ
タカラ塗料の大野です。
先日行ったセミナーでのエピソードの一部をご紹介します。
今回は
中古住宅の価値が下がらない街スウェーデンヒルズのお話
です。
北海道の札幌市に中古住宅でも資産価値の下がらないスウェーデンヒルズという住宅地があります。
輸入住宅で作られた街は様々なルールがあり、スウェーデンでの暮らしをしないといけないというルールがあります。
・隣家との間に塀を作ってはいけない
・生垣の高さ制限
・カーテンをつけてはいけない
・外壁の色の制限
などなど実際にはもっとあると思います。
これらの制限のおかげか、こちらの街並みは本当に統一されていてきれいです。
今回のセミナーのなかで実際にいかれたお客様がいらっしゃったのですが、それはそれはとても美しい街並みだったそうです。(行ってみたい…)
ここの中古住宅はスウェーデンヒルズのHPから見れるのですが、それはそれは築年数にそぐわないお値段で売買されています。
現在スウェーデンヒルズでは、新規分譲も行われているようですが、多くはありません。基本的に少ない新規分譲を見るか、質のいい中古住宅を購入するしか住む手段はありません。ですので値段が安定しているのです。
また皆さんご存じのスウェーデンの家具屋さんについてのお話もしましたので、後日書きます。
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