タカラ塗料のブログ

7/26 改めまして臨時休業のお知らせ

タカラ塗料代表の大野です。

かねてよりお知らせしておりましたが明日7月26日は誠に勝手ながら社員研修のため下記のとおり大阪本社を臨時休業とさせていただきますので、お知らせいたします。
お客様にはご不便とご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解ご了承のほどお願いいたします。

2024年7月26日(金)終日休業

※京都髙島屋S.C.[T8]店は、通常どおり営業いたします。
※26日は大阪本社における出荷業務を停止させていただきます。また、電話やメールのお問い合わせにもお答えできません。
※休業中にいただきましたご注文やお問い合わせ等に関しましては、7月29日以降より順次対応いたします。

申し訳ございません。

暑いときに刷毛ローラーで車を塗るときに気を付けること

タカラ塗料代表の大野です。
今回は暑い時期に刷毛とローラーで車を全塗装したい方への注意点を書きます。

夏休みの休暇で車を塗りたい方も多いと思われます。
ちなみにタカラ塗料の車を始めて塗ったのも真夏のお盆休みのことでした。日向で塗ったので相当に熱く、ボディも焼けていたのあっという間に乾きます。
それでもなんとかきれいに塗れた思い出があります。

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今回はそんな経験から、夏の休暇、特にお盆休みの時期に車をきれいに塗るためのなるべく気を付けることを書きます。

1、車を冷やす
当たり前といえば当たり前なのですが、触れないほどに暑くなった車は塗料を塗るとあっという間に乾いてしまい、刷毛ムラやローラーのムラがそのまま残ってしまいます。
ですのでできれば、塗装前の車は日陰に置き、できるだけ冷ましてください。

その際水をかけたりすると、乾くまで塗料に水が混ざったりする場合があるので、推奨しません。
水をかける場合はドアの隙間なども入念にふき取るようにしてください。マスキングテープが引っ付かなかったり、思わぬところから水が出て、特に油性系の塗料はトラブルになってしまいます。

2、日陰で塗る
もちろん塗るときもできれば日陰で塗ることをお勧めします。
屋根があるところがベストですが、建物などで陰になるようなところで塗るのもベターです。
できたら曇りの日がよいです。

3、シンナーや水で少し多めに薄める
少し薄めにすると乾燥時間をより遅らせることができます。
そしてさらに乾燥を遅くするリターダーやバランサーなどの使用も強くお勧めします。

4、塗装中も塗料の粘度が上がっていないか注意する
塗装中にバケツの中に入っている塗料も、風や日光により濃くなっている場合があります。
また表面だけ先に乾いてバケツ内の塗料に膜ができてしまうこともあるので、よくかき混ぜながら、また休憩するときは必ずラップなどで乾燥を防ぐようにしてください。

5、塗装中に塗料をたびたびかき混ぜる
塗料を薄めにすると塗料の成分(色の顔料や艶消し剤)が「沈殿」(ちんでん)してしまう場合があります。
ですのでローラーや刷毛でよくかき混ぜながら塗装するようにしましょう。

以上思いつくことを書きましたが、夏場は上記を気を付ければ問題なく塗れることができます。

ただやはり乾燥が早いのが原因でゆず肌といってぼこぼこがついてしまう場合があります。
そんなときはほぼマストでリターダーやバランサーで乾燥を遅らせるようにしてください。

ラッカーリターダーはこちら
ウレタンリターダーはこちら
水性用バランサーはこちら

2液ウレタンが糸状になってしまったら?

タカラ塗料代表の大野です。

今回は暑い時期に、車を刷毛ローラーを使い2液ウレタンで全塗装する際のトラブルについて書きます。

2液ウレタンは乾燥が早い塗料なので、基本的にはローラーで塗装するものではないのですがシンナーで多めに薄めたりすることでローラーで塗っていただいてます。

それでも暑い時期にローラーで塗ると乾燥が早いばかりに起こるトラブルがあります。

それが「糸引き」です。

2液ウレタンをローラー塗装時の糸引き

結構2液ウレタンは引っ張るような感覚があるのですが、少し引っ張ったところで乾くのでそれが糸状になってくるのです。

吹付塗装する場合にも同じようにノズルからでる塗料が霧状にならず、糸状になってでる事もあります。これも糸引きといいます。

原因は乾燥が早すぎる、希釈が足りないなどがあります。
対処としては季節にあったシンナーを使う、そしてリターダーを5%程添加するということがあります。

特徴
真夏など30度を超えると刷毛塗りの場合でも吹き付けの場合でもウレタンの塗装が著しく困難になります。
そんなときに5%~20%ぐらい添加すると、塗りやすくなります。

こんな場合に添加してください。
吹きつけ(ガン吹き)の場合
・適正な量シンナーを入れて希釈しているのに、ガンからは出るが糸のようになる。
・塗装したいものに色がつくが、艶が出ず、粉っぽい。または塗膜の肌に凹凸がある。
・雨天時など湿度がある場合。

刷毛塗りの場合
・刷毛やローラーを往復しただけで刷毛などが引っ付くような感じがある。
・刷毛目やローラー目が著しく目立つ。
・雨天時など湿度がある場合。

おおよその必要量
真夏の場合使用するシンナーに対して1割ぐらいの量があれば安心です。 

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タカラ塗料について

当店・株式会社タカラ塗料は昭和24年から続く塗料店です。
塗料の販売、塗料の色を合わせる調色、オリジナル商品の開発、全国へのインターネット通販を行っております。

オリジナル商品

当店では、お客様との距離が近い分、 「こんな塗料が欲しい!」 「あんな商品があったらいいな」 というご意見を多数お聞きします。 それを叶えるために、色々とお調べしまして既製品を探すのですが、存在しないことも多々あります。 無いなら作ってしまえ!ということで、他のお店には無いオリジナル商品が多数あります。 そんな商品をご紹介します。

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  • チョークボードペイント

  • エイジング塗料のコンガリー

  • サビ風塗料