アメリカの塗料販売事情視察ツアー2018・・・なんでペイントのハードル低いのか!?
2018年5月19日 | CATEGORY:代表大野ブログ
いきなり本質なのですが、なぜペイント文化が広まっているのか?!
そしてDIYでペイントをよく使うのか?!
あくまで僕視点であることを前提に書かせていただきます。
その1 親が塗ってて、幼少の時から手伝わされたから自分でも塗る
日本でいうと大掃除やお墓参りのように行事的になっていたりしていたのではないでしょうか。
今ではいいのがあるのですが、水性のつや消し塗料は汚れると拭いても汚れが取れません。だから塗るしかないのです。
その2 そもそも石こうボードの張り方や左官が下手で、ぼこぼこの模様をつけてごまかして塗るしかなかった
日本では専門工と言って、塗装なら塗装屋、大工なら大工、電気工事なら電気工事士、水道なら・・・・と専門の業者がいてほかの業者がすることがありません。
メリットはそれぞれのクオリティがすごく高くなります。デメリットはコストがそれぞれかかってしまうことです。
アメリカでは多能工で一人の職人がいろいろなことをする場合があります。すごくいいやん!って感じですが、デメリットはそれぞれがそんなにうまくない場合もあります。
もちろん専門工もいるのできれいに仕上げれる方もいます。
壁を作るところでもやはりその差が生じるため、壁がまっすぐでなかったり、壁紙を張るのもあまり上手じゃなかったりするかもしれないので、ぶつぶつの模様をつけてごまかし塗装で仕上げるのを標準としたのかもしれません。
その3 プロが塗ってもそんなに上手じゃないから自分で塗っても一緒
これはほんとに思いました。ホテルでもお店でも塗料がはみ出て塗っているところが結構あります。
そもそもマスキングテープがあんまり売っていない。。
マスキングする文化もあまりないのか、腕に自信があるのかわからないですがあんまりマスキングテープがなかったです。
それでも面白いテープもあったのでまたご紹介しますね。
その4 家を資産としてそれを守る風潮が強い
人口が増えていく自信があるのと、管理組合(ホームオーナーアソシエーション)がしっかりしていて価値のある住宅地が多いおかげで中古住宅が値下がりしないので、いつか売るという意識が強いです。
この辺についてはまたご紹介します。
次回から上記を踏まえてネチネチ書いていこうと思います~